【北海道】エゾモモンガの生態から人気の秘密、見られるスポットまで詳しく紹介！

エゾモモンガってどんな動物？

エゾモモンガとは、北海道に生息するモモンガの一種です。樹に巣穴を作り巣を中心に生活する動物で、地上に降りてくることは滅多にありません。夜行性ですが日中に活動することもあります。爪が鋭く、木登りや建造物の壁の移動は自由自在。体長は15cm～18cmで体重は100g前後。モフモフで愛らしい顔をしており、あまりのかわいさに人気急増中の動物です。

北海道で撮影された写真がきっかけで人気沸騰！

エゾモモンガの爆発的人気は、北海道で撮影された写真がSNSに投稿され、かわいすぎると話題になったことがきっかけとなっています。見ているだけで癒されるエゾモモンガは、日本だけでなく世界中の人々を虜にし、SNSでも話題沸騰中。その人気により、写真集やぬいぐるみなどエゾモモンガに関するグッズも多く発売されています。

エゾモモンガの人気の秘密：大きい目

エゾモモンガの魅力はなんといっても、くりくりとした大きな目。真っ黒でまん丸の大きな瞳はエゾモモンガの小さな顔の中で圧倒的な存在感を持ち、その大きな目で見つめられたら誰でも虜になってしまいます。日中に巣穴から出てくる時は、その大きな目のせいか明るさに慣れるのに時間がかかり、巣穴の入り口でしばらくじっとしているのでシャッターチャンスですよ。

エゾモモンガの人気の秘密：コンパクトサイズ

エゾモモンガの体長は、メスが約15cm、オスが16〜18cmとコンパクトサイズ。その小さな体でちょこちょこ動く姿は愛らしく、エゾモモンガが人気の理由のひとつです。小さな体にある小さな手足もまたチャームポイントのひとつで、小さな足で枝を掴みバランスを取りながら、小さな前足で葉っぱを器用に持って食べている姿は悶絶級のかわいさです。

エゾモモンガの人気の影響：JR北海道のICカード「kitaca」のキャラクター

JRのICカードといえばペンギンがイメージキャラクターの「Suica」が有名ですが、JR北海道では「Kitaca」というICカードが使用されており、エゾモモンガをイメージキャラクターに採用しています。エゾモモンガが飛んでいる瞬間をデフォルメしたかわいらしいゆるキャラがコレクターにも大人気。北海道旅行の記念に発行する人もいます。

JR北海道のICカード「kitaca」のグッズはどのようなものがあるの？

北海道ではKitacaのキャラクターであるエゾモモンガをモチーフにしたグッズが販売されています。クリアファイルやノート、シャープペンシルなどの文房具からパスケースやトートバッグタオルといった日用品、お菓子など種類も様々。癒し系のゆるカワなキャラクターが老若男女に受け、地元の人にも観光客のお土産にも大人気です。

エゾモモンガは北海道全域に生息している！

エゾモモンガは日本では北海道にのみ生息している動物です。北海道全域に広く生息しており、たまに見かけるという道民もいます。主に平地や高山帯の森林に多く生息し、野生のエゾモモンガを見たいという人は森林地帯が狙い目です。札幌市内にある円山動物園や森林公園付近といった人里にも野生のエゾモモンガが生息しており、北海道民とエゾモモンガの共存が見られます。

エゾモモンガを野生で見るのは難しい？

野生のエゾモモンガを見ることは、札幌市内にも生息しているくらいなのでそれほど難しいことではありません。夜行性ですが日中に活動することもあり、1年中姿を現します。1番見れる確率が高いのは、日没後に巣穴から出てくる時と日の出前に巣穴に戻る時。エゾモモンガの観察や撮影をするためのガイドツアーも組まれているので、初心者でも見れるチャンスはあります。