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日本三百名山のひとつ「六甲山」とは
実は六甲山という山は存在しません。一般的に六甲山と呼ばれているのは、神戸市の市街地の西から北にまたがる大小の山々を含む山塊のことで、正式には「六甲山系」と呼びます。これらの山々は、日本三百名山や新日本百名山、また瀬戸内海国立公園の区域に指定されており、中でも六甲山系の最高峰「六甲最高峰」からの景色はまさに圧巻。美しい自然と手応えのある登り心地を求め、多くの登山者が訪れています。
六甲山が「近代登山発祥の地」と呼ばれる理由は?
日本では古代より、山をご神体とし信仰のために登頂を目指すという登山が中心でした。現代のようなスポーツやレジャー的要素の強い「近代登山」が始まったのは、1874年(明治7年)のこと。3人の外国人がピッケルとアイゼンを用いて六甲山を登ったことが始まりとされています。ちなみにこの3人のうちの1人ガウランドは、「日本アルプス」の名付け親としても知られています。
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登る前に知っておきたい六甲山豆知識
六甲山は関西、特に神戸に住む人ならなじみのある山です。災害や戦さ、開発などでかつては荒れ果てた山となっていましたが、明治以上大規模な植林を施したことが功を奏し、現在では緑あふれる神戸のランドマークとなっています。また六甲山は花崗岩の塊なので、岩にろ過された上質の湧き水が豊富。山腹のあちこちで登山者の喉を潤しているだけでなく、灘が全国的な酒どころとなった理由でもあります。
六甲山は初心者の人でも登りやすいコースが多数!
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六甲山には登山初心者でも安心して登れる数多くコースがあります。中でも、阪急「芦屋川」からスタートして六甲最高峰を目指し、神戸電鉄「有馬温泉駅」にゴールする「芦屋ルート」、その逆を行く「有馬ルート」、阪急「岡本駅」からスタートして途中で「芦屋ルート」に合流する「東灘ルート」の3つが有名。これらをうまく組み合わせて、自分好みのルートを歩く登山者も多くいます。
登山時は服装が重要!春~秋は気候に合わせてアンダーシャツを選ぼう
春先や晩秋のように寒暖差が激しいシーズンには、アンダーシャツの選び方が大切です。六甲山はそれほど高い山ではありませんが、それでも最低気温は0度近くにまで下がります。そのためアンダーシャツは、長袖のウール入りや中厚のアンダーシャツを選びましょう。そして保温性はもちろんですが、速乾性も大切。汗冷えを防ぐためにも、乾きやすい化繊のものがベターです。
冬のダウンは薄手のほうがおすすめな理由
ダウンは山登りでは「行動着」ではなく、「保温着」として利用します。着て歩くのではなく行動をやめた時の「保温」のために使うので、持って歩くことが基本。そのため、なるべくコンパクトで軽いものを選ぶことが大切です。ベストやミドルレイヤーなどを選ぶと、リュックにもつめこみやすいので便利。また羽毛と化繊綿では、濡れても保温性を保ってくれる化繊綿のダウンがおすすめです。