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【沖縄】パーントゥとは?宮古島で行われる伝統行事の内容をくわしく紹介

琉球王国という独立した国家の時代を経てきた沖縄県は、今もなお独自の風習や文化が残ることが知られていますよね。そんな沖縄の中でも離島である宮古島には、パーントゥと呼ばれる祭りが残っています。パーントゥとは、宮古島の重要無形民俗文化財、そしてユネスコの重要無形民俗文化財にも指定されている伝統行事です。祭り当日は、仮面をかぶり泥を体中に塗りたくった仮装神が、祭りの参加者に次々泥を塗ってまわり大いに盛り上がります。そんなユニークな奇祭・パーントゥについて詳しくまとめました。合わせて周辺のグルメスポットなども紹介します。

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更新日: 2023年11月21日

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宮古島の伝統行事パーントゥとは?

琉球王国という独立した国家を築き、中国や台湾との交流も深かった歴史を持つ沖縄は、今なお独特の風習や文化が色濃く残る都市です。その1つに宮古島の重要無形民俗文化財である伝統行事「パーントゥ」があります。何と、仮面を付けシイノキカズラのつる草を体に巻き付けた仮装神が全身に泥を塗った姿で出現する、一風変わった祭りなのです。

パーントゥは宮古島のどこで行われる?

パーントゥが現在も行われているのは、宮古島でも上野野原地区と島尻地区の2つ地区だけ。しかもこの2つの集落で行われるパーントゥは、形式が異なるというから興味深いですね。島尻地区のパーントゥは、仮装した3人が奇声を発しながら泥を誰彼構わず塗りたくりながら集落を練り歩きます。このパーントゥが一般的に有名なものです。

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パーントゥはいつ行われる?

2つの集落でしか見られないパーントゥ。開催される時期も異なります。平良島尻地区のパーントゥは、旧暦の9月上旬の2晩にわたって行われます。開催時間は17時から20時。上野野原地区のパーントゥは、旧暦12月最後の丑の日と決まっています。どちらのパーントゥも旧暦なのでご注意を。開催時期は宮古島観光協会のホームページなどで事前に確認しましょう。

パーントゥの由来は?

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奇祭パーントゥは、島尻集落にクパの葉に包まれた仮面が漂着し、その仮面を被った若者が神聖な井戸の泥を体に塗って神様になったという神話が起源になっています。現在では、泥を塗りたくられることで無病息災になると言われています。また、新築の家に縁起をつけ、新築の家に取り付く悪霊を取り払うとも言われていて、家の中にも喜んで泥を塗ってもらうというから面白いですね。

パーントゥは観光客でも参加できる?

仮装神から泥を塗られることで悪霊払いや無病息災の願いが込められているパーントゥ。もちろん観光客も参加することができますよ。ただし、豪快に塗られる泥は、2・3日は匂いが取れないのでご注意を。人だけでなく自家用車やレンタカーにも容赦はありません。祭りの趣旨を理解し、参加するなら泥を塗られることを覚悟して行きましょう。

パーントゥの泥の意味は?

パーントゥの泥を塗るという何ともユニークな風習は、今や平良島尻集落にしか残らない風習です。集落のはずれにある「生まれ井戸(ンマリガー)」から祭りはスタートします。この場所で泥を体に塗って髪になった若者の神話になぞらえて、泥を体に塗りたくった仮装神が周囲の人にも泥を塗って歩くのです。泥を塗られることで無病息災や厄払いのご利益があると言われています。

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