【沖縄】石垣島の自然を堪能する！穴場の「バンナ公園」を紹介します！

バンナ公園とは

沖縄県の石垣島にあるバンナ公園は、市街地の北部にあるバンナ岳を中心とした県立の森林公園です。沖縄県内でもトップクラスの規模を誇る公園で、園内を車で回ることもできます。子連れのファミリーはもちろん、遊歩道を散歩する高齢者にも人気があります。観光客だけでなく、石垣島の地元の人々からも愛されている公園です。

! /map/ [24.368494#124.157917#バンナ公園#〒907-0023 沖縄県石垣市石垣961−15]# バンナ公園の歴史

バンナ公園はさまざまなゾーンを楽しめる！

広大な広さを誇るバンナ公園は、テーマ別に5つのゾーンに分かれています。石碑の森があるバンナ森といこいの広場のAゾーン、複数の展望台が楽しめるバンナスカイラインのBゾーン、熱帯植物園がある森林散策広場のCゾーン、アーチ橋の自然観察広場のDゾーン、ふれあい子ども広場のEゾーンで構成されています。1日で全て回るのは難しいくらい充実した内容となっています。

Ａゾーン「バンナ森といこいの広場」

公園の南口に位置するＡゾーン・バンナ森といこいの広場。比較的のんびりとしたエリアで、石碑の森エリアや、木陰の丘エリアなどがあります。犬の散歩をしている人などを見かけます。石碑の森エリアには戦争で亡くなった人々慰霊碑があったり、戦時中の疎開の際にマラリアで犠牲となった3,000名ほどの民間人を追悼する碑などがあります。エリア内には休憩できる東屋があったり、小さな遊歩道があり、散歩するのにおすすめです。

Ｂゾーン「バンナスカイライン」

南口から北口を結ぶ道路・バンナスカイラインに位置するBゾーン。3つの主要な展望台を楽しむことができます。エメラルドの海を見る展望台からは石垣島の美しい海を望むことができておすすめ。他にもカンムリワシの卵をイメージした展望台・渡り鳥観察所もあります。上へ出ると周囲を見渡せる大パノラマが広がり、晴れた夜には地元の人が密かに通う星の絶好の観測スポットになっています。南の島の展望台は、ゴツゴツとした大きな岩をくり抜いたような形で、中段と頂上に登ることができます。石垣島と美しい海を見渡せるパノラマ風景が魅力です。

Ｃゾーン「森林散策広場」

公園の北口と東口にまたがるＣゾーンの森林散策広場。人気のセグウェイツアーを行っていたり、世界の昆虫館では石垣島周辺の昆虫はもちろん、世界中から収集された昆虫コレクションを見ることができます。他にも、カンムリワシ展望台からは園内の石垣ダムや聖紫花の橋、遠くにはオモト岳を望めます。更に水鳥観察所や亜熱帯果樹園ではフィリピンやマダガスカル、南米などのヤシなど亜熱帯の木々を見ることができます。

Ｄゾーン「自然観察広場」

公園の西口に位置するＤゾーンの自然観察広場。地元の方が散歩をしている姿も多く見かけるエリアです。Dゾーンには蛍街道という蛍の名所があります。4月から5月の蛍シーズンには、多くの人が蛍を見に訪れます。Dゾーンでは緑あふれる自然の中を散策することができます。沖縄ならではの木々や草花を観察しながら歩くのがおすすめです。他にもホタル滝の展望台もあります。

Ｅゾーン「ふれあい子供広場」

西口に広がるDゾーンの北側に位置するＥゾーンのふれあい子供広場。野球のグラウンドにも使用できる多目的お祭り広場やグラウンドゴルフ広場、BMXサイクル広場やローラースケート場などスポーツを楽しむことができます。休日に家族連れで賑わう子ども広場には様々なアスレチックが揃っていて大人気となっています。小さな幼児から小学生などまで幅広く使用できる広場となっています。

バンナ公園内のスポットその1「自然植物園」

公園の北口の近く、Cゾーンに位置する自然植物園。亜熱帯果樹園やヤシ園など、フィリピンや南米、マダガスカルなど様々な国の果樹や木々を見ることができます。南国気分を味わえるゾーンとなっています。他にも蝶園や世界の昆虫館があり、こちらでも南国の蝶々や昆虫類を見ることができ、虫好きの子ども達にも人気があります。普段見ることのできない蝶々や昆虫を見ることができ、大人も子どももテンションが上がります。

バンナ公園内のスポットその2「水鳥観察所」

公園の東口の近くにある水鳥観察所はCゾーンにあります。水鳥観察所の前は石垣ダムが広がっていて、ダムに休みに飛んでくる鳥類を観察することができます。バードウォッチング好きに人気のスポットで、国の天然記念物に指定されているカンムリワシをはじめ、キンクロハジロやハシビロカモ、カイツブリなど10種類以上の野鳥を観察することができます。