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【沖縄・宮古島】多良川酒造で楽しむ、琉球王朝時代からの熟成泡盛を体感!

国内で人気の観光地に沖縄があります。沖縄では独自の文化や歴史、美しい海や自然の中でのレジャー、グルメやショッピングなど、さまざまな楽しみ方ができます。たくさんの観光スポットがありますが、文化・歴史・グルメ・ショッピングを楽しめるところが、宮古島にある多良川酒造です。多良川酒造は、古酒 琉球王朝や多良川ブラウンなどが有名な泡盛の酒造所。泡盛の購入はもちろん、原酒を寝かせる「ういぴゃーうぷうす蔵」という洞窟の貯蔵庫見学もでき、大人から子どもまで家族みんなで楽しむことができます。今回は、この多良川酒造のさまざまな情報を紹介します。

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更新日: 2023年11月26日

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多良川酒造とは?

多良川酒造は、1948年(昭和23年)に沖縄県宮古島市城辺字砂川で創業した、泡盛の製造と販売をする酒造メーカーです。多良川の名前の由来は湧き水の「タルガー」、なかでも上比根杜の麓からの伏流水「多良川(タラガワー)」からきています。多良川酒造は、この伏流水を仕込み水に使い、こだわりの古酒を中心に製造している泡盛の酒造所です。

宮古島にある、最大の酒蔵

沖縄の酒の代表が泡盛です。沖縄全土には約50の泡盛の酒造所があり、さまざまな泡盛が作られています。宮古島には、菊之露酒造、渡久山酒造、宮の華酒造、多良川酒造、沖之光酒造、池間酒造の6つの酒造があり、宮古島最大の酒蔵が多良川酒造です。多良川酒造は創業から70年以上、宮古島の伏流水の多良川を使った、こだわりの泡盛を作り続けています。

質の高い泡盛づくりのために、使うお米は丸米

おいしい泡盛を作り続けている多良川酒造には、いくつかのこだわりがありお米もそのうちの1つです。泡盛の量を作るためには表面積の多い砕米が向いていますが、多良川酒造では質の高い泡盛を作るために、量は少なくなりますが丸米を使用しています。丸米を使うことで、雑味がなくすっきりとした新酒ができ、熟成すると深みと旨味が増した泡盛ができあがります。

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原酒づくりのために、ミネラル豊富な硬水をベースに、適度な軟水とブレンド

多良川酒造の泡盛の特徴でもあるのが、珊瑚礁の島の宮古島が生み出した伏流水を使用していることです。この伏流水はミネラル豊富な硬水で、これを使って作った原酒はまろやかな旨味を含む、芯のあるお酒となります。しかし、この原酒を割るのに最適なものは軟水で、ブレンドすることでやわらかく優しい口当たりの、さまざまな泡盛が完成します。

琉球時代から続く、沖縄伝統のお酒

14世紀後半から15世紀頃の琉球時代に、酒の蒸留技術とともに蒸留器、貯蔵用の甕、タイ米などがシャム国から琉球へ伝えられ、琉球の気候に合わせ黒麹菌の導入などがされ、改良を経て生まれた蒸留酒が泡盛とされています。15世紀から19世紀まで、中国や日本の権力者への献上品ともなっていた泡盛は、琉球時代から続く沖縄伝統のお酒です。

昔ながらの常圧蒸留にこだわる泡盛づくり

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多良川酒造のこだわりには、蒸留方法もあります。現在の主流は、軽い飲み口になる減圧蒸留です。しかし多良川酒造では、昔ながらの常圧蒸留にこだわり泡盛が作られています。常圧蒸留は泡盛の個性を引き出せますが、時間と手間がかかる蒸留法です。多良川酒造では、熟成させ作られる古酒のことまでを考え常圧蒸留を用い、豊かな味わいの泡盛を生み出しています。

泡盛の製造は、琉球王朝時代決められた家以外では作れなかった

14世紀後半から15世紀頃の琉球時代に蒸留技術が伝えられ、黒麹菌の導入などの改良を経て生まれた、沖縄の伝統のお酒が泡盛です。泡盛は琉球王朝から中国や日本の権力者への献上品となるほど貴重なもので、外交に欠かせないものとなっていました。そのため17世紀頃は、琉球王府が許可を出した決められた家でのみ、泡盛の製造が許されているほどでした。

多良川酒造で作る、泡盛の銘柄

多良川酒造で作られている泡盛には、多良川、多良川ブラウン、多良川 蔵酒、琉球王朝、琉球王朝 特選古酒、琉球王朝 壷入り泡盛、久遠、ちゅらら、のみごろ缶 ひやさっさ、ももこ、リキュール 王朝秘伝があります。代表的な銘柄は、琉球王朝 特選古酒と多良川ブラウン。25度と低めの度数のちゅらら、クラシック音楽を聴かせ熟成させたももこも人気です。

泡盛の製造工程が見学できる、ビデオも上映されている

多良川酒造では酒蔵工場見学が行われており、米・水・蒸留法といったこだわりや、泡盛を作っている蔵人たちの苦労や日常の様子が分かるビデオも上映されています。受付時間は午前10時~午後4時、定休日は日曜・GW・旧盆・年末年始、見学可能人数は1~40人、所要時間は約45~60分、見学料は無料となっています。

熟成した古酒を作るために、お客様専用の貯蔵用の洞窟

熟成した古酒を作るための、お客様専用の貯蔵用の洞窟が「ういぴゃーうぷうす蔵」です。泡盛は寝かせると、そのまろやかさと深みが増していくことが特徴。多良川酒造のこだわりの古酒は、約20℃という古酒を熟成させるのに最適な温度に保たれた、この洞窟で育てられています。このういぴゃーうぷうす蔵も酒蔵工場見学に組み込まれており、見ることができます。

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