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西サハラの基本情報まとめ!
国名: Western Sahara/西サハラ
正式国名:サハラ・アラブ民主共和国
首都:アイウン(ラユーン)(主張)、ティンドーフ(事実上)
国旗:黒・白・緑の横三色の旗。白い帯の中央にイスラム教の象徴である赤い三日月と星が描かれ、旗竿側に赤い三角形が配置されている。
国歌:Yābaniy Es-Saharā(あぁ、サハラの息子よ)
面積:26万6000km(モロッコの実効支配地を含む)
人口:57万人
民族:サハラウィー人、アラブ人、ベルベル人など
宗教:イスラム教、キリスト教
言語:アラビア語ハッサニーヤ方言、スペイン語
日本とアイウンの時差
:−8時間(日本時間から8時間引いた時間が現地時間)
※サマータイム中は-9時間
電圧:230V
※日本は100Vのため「100-240V」と表記のない電化製品を使う場合は変圧器が必要。
コンセントの形状:C型及びF型
※日本はA型のため、日本の電化製品を使う場合は変換プラグ(アダプター)が必要。
観光ビザ:90日以内不要(モロッコ実効支配地域)
外務省 海外安全ホームページ
西サハラ旅行のベストシーズンは?
一年を通して乾燥しており、昼間は日差しが強くて暑く、朝方や夜は極端に冷えこむ温度差が激しい砂漠地方特有の気候です。年間の降水量が100mmを越えることはほとんどなく、雨季といわれる間も降水確率は8%ほどで、年間平均は4%にとどまっています。
一般的に、アイウンを訪問する最適な時期は雨季の6月中旬から9月下旬、ダフラのような大西洋に面する湾岸都市では7月上旬から10月上旬といわれています。砂漠へキャンプツアーに出かけるなら、比較的涼しく過ごしやすい10~2月の乾季がおすすめです。
それぞれの季節に魅力があり、ここぞというシーズンはあまりないため、行きたい!と思ったときに行くのがベストです。
西サハラへは何泊で行くのがいい?
広大な砂漠を目の前に、旅のロマンを掻き立てられる西サハラですが、十分に観光を満喫するとなると何泊くらい必要でしょうか?
首都のアイウンや沿岸都市のダフラを訪れるだけなら、往復の日程も含め最短で7泊8日でもまわることが可能です。アイウンとダフラにそれぞれ2泊し、砂漠と海の間で暮らす純朴な地元民と触れ合いながらマリンスポーツを楽しむのがおすすめです。
もう少し長い休暇をとれるのであれば、1泊~2泊の砂漠キャンプツアーにも参加してみる価値があります。
眺めていると時間がたつのを忘れてしまうサハラ砂漠。時間の許す限りのんびり過ごせるといいですね。
ツアーで行く?ホテル+航空券?予算を考えよう!
西サハラ、いざ旅行に行こうと決めたら予算や行き方が気になりますよね。
残念ながら西サハラ単体でのツアーはあまりなく、お隣のモロッコと合わせてツアーを組んでいることが一般的。モロッコからダカールを横断するルートで13日間50万円と料金はやや高めです。
自由な旅をしたい人は航空券とホテルを自分で予約することもおすすめ。航空券は日本からの直行便はないため、ドーハやカタールを経由する中東ルート、もしくはパリやイスタンブールを経由するヨーロッパルートが一般的で、時期にもよりますが15万円前後で購入が可能です。ホテルは安宿から高級ホテルまで選べ、数千円のホテルでも清潔で安全なホテルに泊まることができます。
あると便利な持ち物は?服装は?
西サハラ旅行に欠かせない、あると便利な持ち物や服装をご紹介します。
砂漠地帯の西サハラでは、日差しはギラギラとかなり強いので、サングラス・帽子・日焼け止めなど、日差し対策グッズは必須です。
西サハラのコンセントはCとFタイプなので電化製品を使う場合は変換プラグが必要になります。他の国も訪問する予定がある場合は全世界対応タイプを携帯しておくと便利ですね。SIMやポケットWIFIも用意しておくとより安心でしょう。
日中の服装は基本的に暑いので軽装でも大丈夫ですが、気温差が激しく、朝方や夜は冷えこみます。日焼け対策としても寒さ対策としても必ず長袖も持参しましょう。
西サハラ国内の通貨は?物価は?カードは使える?
西サハラには、サハラ・ペセタという通貨もありますが、実質的にはモロッコ・ディルハム(MAD)が使用されています。1ユーロ=約10.8ディルハム(2019年8月)。日本円から直接ディルハムに両替できる場所は限られているため、日本でまずユーロに両替しておくと便利です。
物価は日本よりも安く、チーズバーガーセットで300円くらい。
クレジットカードはアイウンやダフラなどの都市部の大きな店では使えるところもありますが、小さな店や地方では使えないところも多いので、現金も用意しておきましょう。JCBカードが使えるところは少ないので、VISAやMasterカードを用意しておくといいですよ。