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沖縄市にある銭湯「中乃湯」ってどんなところ?
沖縄市には全国から芸能人や有名人、観光客が訪れる銭湯「中乃湯」があります。銭湯というとどこにでもありそうなイメージですが、なぜこの「中乃湯」が人気なのかというと、沖縄で唯一の銭湯で、他の銭湯とは全く違うユニークなスタイルをしているからです。さらにこの銭湯の人気の秘密は店主のシゲおばあちゃんです。いつもニコニコと初対面の方にも気軽に話しかけてくれるので、誰でも来やすく、リピートする方が多いのです。
中乃湯へのアクセス
中乃湯の周辺に鉄道はないので、主なアクセス方法は車です。那覇から330号線を30分から40分走った「安慶田」交差点の近くに中乃湯があります。周辺にはコザボーリングセンターやパークアベニュー、栄食堂などがあるので目印に向かうといいでしょう。ただ、中乃湯の駐車場スペースは2台分しかないので、駐車できない場合は周辺の駐車場を利用するようにしてください。
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中乃湯の歴史
中乃湯は1960年にシゲおばあちゃんの旦那さんが創業した銭湯です。シゲおばあちゃんが嫁いできてからは二人三脚で運営してきましたが、1984年に旦那さんが亡くなってしまい、それからはシゲおばあちゃんがたった一人で運営してきた歴史ある銭湯です。沖縄で半世紀以上も続いている沖縄で唯一の銭湯だからこそ、全国から数多くの観光客が訪れる人気スポットなのです。
中乃湯は沖縄最後の銭湯!
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中乃湯は沖縄唯一の銭湯と言われていますが、昔から沖縄の銭湯が一つだったわけではありません。実は昔、沖縄には銭湯が数多くあり、ピーク時には300軒ほどもあったのですが、燃料の値上がりによりその数は徐々に少なくなっていきました。そして2014年5月に那覇市の日の出湯が廃業したことで、とうとう営業しているのは中乃湯だけとなり、沖縄で最後の銭湯になったのです。
間仕切りが無い?沖縄独特の銭湯スタイル
中乃湯は他の銭湯とは違う独特のスタイルです。その特徴はロッカールームと浴場の間仕切りがないという点です。通常の銭湯は浴場の温かさが外に逃げないよう保温のためにあるのですが、沖縄は常に暖かいため保温の必要がありません。そのため、間仕切りのない独特のスタイルとなっているのです。また、中乃湯のロッカールームには鍵がありませんが、間仕切りがないため、常に荷物も目の届く範囲にあり、安全です。
中乃湯の入浴料
中乃湯の入浴料はリーズナブルです。12歳以上の大人は370円、6歳以上12歳未満の中人は170円、6歳未満の子人は100円で利用できます。また、多くの銭湯ではタオルは有料レンタルだったり、持ち込みで利用しますが、中乃湯は無料で石鹸やタオルを貸してくれるので手ぶらで訪れても気軽に楽しめます。カミソリだけ有料で50円かかるので必要な場合はシゲおばあちゃんに言ってください。