【アメリカ】ロサンジェルスが舞台・映画「ヴォルケーノ」ロスの街をマグマが襲う凄いお話！

映画「ヴォルケーノ」とは？

90年代のパニック映画のなかでも、ヒットを記録した「ヴォルケーノ」は、大都会のロサンジェルスが舞台。ある日大きな地震が発生し、その影響で地下から突如溶岩が吹き出してきます。街を襲う溶岩を、主人公や消防士たちが必死に防ごうと奮闘し、一時は流出を止めることに成功しますが、しかし新たな危機がすぐそこまで迫ってきていました。最後まで目が離せないストーリー展開が秀逸な1本です。

1997年に公開されたアメリカ映画

映画「ヴォルケーノ」はアメリカ映画で、公開されたのは1997年。現在でも90年代を代表するパニック映画の傑作として評価されています。ロサンジェルスが突然溶岩に襲われる意外性や、その大自然の脅威に立ち向かう主人公たちの、決して諦めない奮闘ぶり、登場人物たちそれぞれにまつわるヒューマンドラマなど、多くの見どころがあり、単なるパニック映画以上の感動を味わえます。

監督を務めたのはミック・ジャクソン

作品を手掛けた監督はミック・ジャクソンです。1943年生まれでイギリスのエセックス出身。最初はテレビでドキュメンタリーやドラマの演出をしていましたが、やがて映画監督に転身。1992年に監督を努めた、ケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストン共演の映画「ボディガード」が大ヒットして、映画監督として名声を確立しました。

ロサンゼルスに発生した地震が原因

ある日ロサンゼルスで地震が発生。表面的には大きな災害には至りませんでしたが、地下水道の現場で不審な事故が。その原因が単なるガス爆発によるものではないと気づいた主人公たちは、さらなる真相の究明に動き出しますが、その矢先にさらに大きな地震がロサンゼルスを襲い、溶岩が噴き出す事態に。先の事故も溶岩の影響によるもので、地震によりすべてが引き起こされていたのです。

緊急事態管理局局長のマイク・ロークが映画の主人公

主人公のマイク・ロークが所属しているのが 緊急事態管理局。OEMと通称されているセクションで、土砂崩れや洪水、地震などの自然災害が発生した場合に出動して、現場で被害対策にあたります。マイクはそのOMEの局長で、ロサンゼルスで溶岩が噴き出すという未曾有の緊急事態にも、先頭に立って指揮をとります。冷静さ決断力をもつそのマイクを、トミー・リー・ジョーンズが好演しています。

確かにロサンジェルスの街中にはタール池がある

映画の中に出てくるロサンジェルスのタール池。この池は実在の池で、石油の成分が蒸発し、地表にでてきて粘度のある池となったものです。現在でもロサンジェルスには100以上もあるとか。古代にはその池にはまった動物がそのまま抜け出せず、化石となって発掘されています。その化石を展示しているラ・ブレア・タール・ピッツ博物館は観光スポットとなっています。