【ロサンゼルス】斬新すぎる音楽ホール「ウォルトディズニーコンサートホール」は一見の価値アリ！

■ディズニーコンサートホールってどんなとこ？

アメリカ・ロサンゼルスに建つウォルト・ディズニー・コンサートホールは、波打つようなステンレススチールのパネルで構成されたインパクトのある建物。有名な建築家フランク・ゲーリーが設計したもので、ウォルト・ディズニーの妻であったリリアン・ディズニーが大きな貢献を果たし、2003年に完成されました。オーケストラやプロの音楽家からも高い評価を得ていて、ロサンゼルス・フィルハーモニーの本拠地にもなっています。

曲線がうつくしい存在感あるコンサートホール

フランク・ゲーリーの建築は、見る人を惹きつける複雑な空間構成が魅力です。ウォルト・ディズニー・コンサートホールも外壁のステンレススチールパネルがダイナミックに波打ち、アート作品のようです。内装も同じく、基本的な動線は確保しつつも他の部分には水平垂直な箇所が見当たりません。複雑な曲線美が魅力的な施設で、館内の見学ツアーも観光客に人気があります。

モダン建築の鬼才「フランク・ゲーリー」が手掛けた建造物

フランク・ゲーリーは、アメリカのロサンゼルスを本拠地とするカナダ・トロント出身の建築家。建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞をはじめ、数々の賞を受賞している有名な建築家で、インパクトのあるダイナミックな空間建築が魅力です。彫刻作品やモダンアートのような迫力ある作品が多く、見る人を惹きつけます。ウォルト・ディズニー・コンサートホールの他にも、多くの美術館や巨大オブジェ、ホテルなどの建築物を手がけています。

音響は日本人の「豊田泰久」さんが担当した！

ウォルト・ディズニー・コンサートホールのメインホールの音響は、日本人の豊田泰久さんが担当しています。音響設計の巨匠とも呼ばれる豊田さんの手がけたホールは、オーケストラやプロの音楽家からも高い評価を得ていて、ホールを楽器の一つとして捉えています。音の響きが心地よく、舞台と客席の一体感があります。1986年に担当したサントリーホールや札幌コンサートホール、最新作にはドイツのハンブルクにオープンしたエルプフィルハーモニー・ハンブルクがあります。

無料の見学ツアーも実施されている

ウォルト・ディズニー・コンサートホールでは無料の見学ツアーも行われていて、観光客に人気があります。ツアーの種類は全3つ、自分でヘッドフォンをつけて見学できるSelf-Guided Audio Tourやガイドの解説を聞きながら一緒に回るGuided Tour - Walt Disney Concert Hall、ウォルトディズニーコンサートホールだけでなく、他にも3つのミュージックセンター内の施設を回るSymphonian 4 Theater Tourもおすすめ。

ディズニーコンサートホールの入場料は？

建築物としても魅力的なディズニーコンサートホールは、入場料もかからずに中を見学することが可能です。見学ツアーも無料で利用することができる為、観光客にもおすすめとなっています。館内には、CDや本、グッズなどを扱うお土産ショップで買い物ができたり、フレンチレストランPatinaで食事をしたり、屋上にはBlue Ribbon Gardenがあり、美しい花々を見てゆっくりと過ごすことができます。