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日本とメクネスの時差
モロッコの為替
※2024年5月4日の為替価格です
モロッコの基本情報
ぜひ味わいたい!モロッコ料理は?
モロッコは土地の特性上さまざまな国の文化が流入しており、モロッコ料理は多様性に富んでいることが特徴で、さまざまな味わいの料理が楽しめることから近年人気となっています。名物といえるのが、日本でもおなじみの「タジン鍋」。モロッコのタジン鍋は、肉・野菜・魚・キノコ・果物など、種類が豊富でおすすめです。世界最小のパスタ「クスクス」も、モロッコでは安息日の金曜日に食べられる定番料理。ラマダンという断食の後に飲まれる「ハリラ」は、やさしい味わいのスープ。甘いもの好きにおすすめは、モロッコ名物の飲み物「モロカンミントティー」と薄い生地の間に甘いソースをはさみ層状にした「ケネッファ」があります。
モロッコ雑貨をうまく買うには?
エキゾチックなアラビア、アフリカの民族文化、スタイリッシュなヨーロッパが混ざり合った、独特なデザインが人気のモロッコ雑貨。そのモロッコ雑貨を、マラケシュで上手に購入する方法を紹介します。人気のショッピングスポットが、フナ広場周辺のスーク(市場)。スークの商品は値札がなく交渉で価格が決まるため、事前に伝統工芸館のEnsemble Artisanalを訪れて、相場価格をチェック。スークに戻り店を回り、品ぞろえなどを確認し雰囲気の良い店に入ります。まとめ買いをすると値引きが利くため、1店舗に絞ることもポイント。交渉して、希望価格に近付けていきましょう。下がらなければ、店を出ても構いません。
モロッコの世界遺産が知りたい!
マラケシュにある「マラケシュ旧市街」、フェズにある「フェズ旧市街」、テトゥアンにある「テトゥアン旧市街」、エッサウィラにある「エッサウィラのメディナ」の、さまざまな国の影響を受けた趣の異なる4つの旧市街。ポルトガル様式の城塞都市「マサガン(アル・ジャディーダ)のポルトガル様式市街」。数々の映画に登場する、日干しレンガの建築が印象的な「アイット・ベン・ハドゥ」。アラウィー朝の首都でもあった「古都メクネス」。モロッコの首都であり庭園都市とも言われる「近代的首都と歴史的都市をあわせもつ遺産ラバト」。古代ローマ都市の遺跡「ヴォルビリスの古代遺跡」がモロッコにある9つの世界遺産で、周遊がおすすめです。
メクネスでおすすめの観光スポットを紹介!
■メクナス旧市街(メディナ)
17世紀後半から18世紀前半までアラウィー朝モロッコの王都として繁栄したメクネスのメディナ(旧市街)は、古都の情緒が漂う街です。
立派な城門と城壁が現存しているメディナは、1996年に世界文化遺産に登録されているものの観光客が少なく、喧騒に満ちた他のモロッコの都市は違ってのどかで平和的な空気が流れています。
メディナは今でもメクネスに住む人々の生活の中心であり、香辛料や金物店など生活用品店が並び、ヒジャブを着た女性たちが足を運びます。規模も小さいので、地元の人に交じってゆっくり古都の街並みを観光できるとっておきの街です。
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■マンスール門
「北アフリカで最も美しい門」として名高いマンスール門は、メクネスのシンボルであり、王宮の入り口にあたる巨大な門です。
ムーレイ・イスマイル王の命により着工され、息子の代になった1732年に完成されて以来、一度も改修したことがないというので驚きです。偉大な王朝だったことが一目でわかる大きな馬蹄形の扉、その周りをモザイクタイルやアラベスク模様の彫刻が彩っています。
メディナと同様1996年に世界文化遺産に登録され、イスラム建築の最高傑作とも称されています。ぜひ近くに寄って、細工の素晴らしさを体感してみて下さい。
マンスール門
モロッコ / メクネス
- 17, Rue Ain El Anboub et Rue Lalla Aicha Adouia | Quartier HAMMAM JDID, Meknes 52000, Morocco
■Bou Inania Medersa
ブー・イナニア・マドラサは14世紀に設立されたイスラム神学校で、現在は非イスラム教徒でも中に入って見学できる人気の観光スポットです。
マドラサは学校という意味で、同名の施設がフェズにもあり、かつてはモロッコ中の学生が集まったと言われています。1階部分は、レース手芸のように美しい漆喰細工と木彫り細工が施された壁や柱、モザイクタイルで彩られた開放的なパティオなど、どこをとっても美しく神秘的な空間です。
2階は神学生の部屋となっており、1階と対照的に質素な造りは当時の修行の大変さが偲ばれます。屋上に上がることもでき、古都の街並みを一望できます。
■Royal Stables
ヘリ・スアニと呼ばれるこの遺跡は、ムーレイ・イスマイル王によって建設された巨大な穀物倉庫でした。マンスール門から徒歩40分あるのでタクシーか馬車で来るのがおすすめです。
華麗なイスラム様式の建築物と違い分厚い石の壁で造られた倉庫は、地下を流れる水路と空気が循環する構造によって倉庫内の温度が一定に保たれる仕組みになっており、王都の数年分の食料と水を保管できたと言われています。
さらには王宮が所有する1万2000頭もの馬とラクダの餌も貯蔵されたとも。ここを訪れたなら、偉大な王の発想力と当時の技術力に驚かされることでしょう。
■El Hedim Square
メクネスの中心にあたるのがエディム広場です。通りを挟んだ向かいには有名なマンスール門、ここでタクシーや馬車を捕まえて新市街や旧市街(メディナ)へ行くことができます。
中央に大きな噴水が3つもあるエディム広場は、ピーナッツ売りやコブラを連れた大道芸人、広場奥のスーク(市場)へ向かう地元の買い物客などで一日を通して賑わっています。メクネスはオリーブとワインが名産なので、スークで探してみるのもよいですね。
広場が一番活気づくのは夕方からですが、それほど混雑しないのでリラックスしながら買い物や散策が楽しめます。
■Moulay Idriss Zerhoun
ムーレイ・イドリス・ゼルホーンは8世紀後半から存在する歴史ある町です。メクネスから北へ40分、ヴォルビリスの遺跡からそう遠くない場所にある町は「聖者の町」と呼ばれ、モロッコ中から巡礼者が集まるムーレイ・イドリス廟が存在します。
以前は異教徒が町へ出入りすることができませんでしたが、現在は解禁され、聖なるイドリス廟のみ立ち入り禁止となっています。
高台の上に登れば、町の白い家屋とイドリス廟の緑の屋根が見渡せて、この町の美しさがよく分かりますよ。観光地化されていないので、モロッコの人々の本当の暮らしを体感できる貴重な場所です。
Moulay Idriss Zerhoun
モロッコ / メクネス
- The town of Moulay Idriss Zehoune, Meknes 50353, Morocco
- +212 661-564081