【大阪】伝統・文化と屋台グルメが味わえる夏祭り５選

■【天満宮】天神祭

※感染症拡大の状況を踏まえ、2020年は花火等の諸行事は中止となっています。
※以下は昨年の情報です。
最初におすすめする大阪の夏祭りは「天神祭」。東京の神田祭、京都の祇園祭とともに日本三大祭りのひとつといわれています。菅原道真公が祀られている大阪天満宮を中心としたお祭りで「市内の繁栄ぶりを道真公の御神霊に見てもらい、より繁栄することを祈願するために氏地を巡行する」という意味があります。神輿で盛大に陸路で氏地を巡る「陸渡御」、船で水路の氏地を巡る「船渡御」、フィナーレに打ち上げられる3000発もの花火が見られる「奉納花火」など見どころ満載です。

■【淀屋橋】御霊神社夏例大祭

※感染症拡大の状況を踏まえ、2020年は奉納行事や露店の出店は中止となっています。
※以下は昨年の情報です。
2番目におすすめする大阪の夏祭りは「御霊神社夏例大祭」。ビジネス街のど真ん中にある、淀屋橋に佇む御霊神社で行われる祭りです。氏地の中にはビルの入口に鳥居があり、神輿がそこに立ち寄るなど中々他のお祭りでは見られない光景を目にできます。神輿がメインの鳥居を過ぎた後に枕太鼓が勢いよく突っ走る姿は圧巻です。神輿以外にも出店の出店や音楽イベントも行われ、さらに2015年からは140年ぶりに船渡御も再開し、今後も発展に期待したいお祭りです。

■【茨木】茨木神社の夏祭り

※感染症拡大の状況を踏まえ、2020年は神輿の巡行や露店の出店は中止となっています。
※以下は昨年の情報です。
3番目におすすめする大阪の夏祭りは「茨木神社の夏祭り」。JR茨木駅から徒歩10分ほどの場所にある茨木神社にて毎年7月中旬に行われるお祭りです。この夏祭りの御神輿の渡御は、江戸時代中期には始められていたといわれており、昔から「島下郡の祇園祭」として親しまれています。午前出幸祭の後、大御輿や枕太鼓が街を練り歩きます。また子ども御輿も夕刻にかけて氏地を巡回しており、見どころのひとつ でもあります。本宮で夕刻から始まる御神輿の宮入りは一番の見どころでもありおすすめです。

■【住吉大社】神輿洗神事

※感染症拡大防止のため、2020年は中止が決定しています。
※以下は昨年の情報です。
続いておすすめの大阪の夏祭りは「神輿洗神事」。大阪中をお祓いする「お清め」の意味を持つ「住吉祭」というお祭りがあります。そのお祭りの中の1つの行事が、8月1日に堺市宿院への神輿渡御に先立ち、その神輿をお清めする神事である「神輿洗神事」です。汐汲舟という船で汲み上げられた神聖な海水で神輿を洗い清め、住吉大社まで運びます。朱色の反橋で神輿を差し上げる姿は圧巻されること間違いないです。大社に到着後、巫女さんによる神楽「くまの」の舞があるなど、そのほかにも見どころ満載です。

■【玉出】だいがく祭

※感染症拡大の状況を踏まえ、2020年は獅子舞巡行などの行事や露店の出店は中止となっています。
※以下は昨年の情報です。
最後におすすめする大阪の夏祭りは「だいがく祭」。高さ20メートルのやぐらの上に79個の提灯をつるした柱を立てた大阪府指定文化財でもある「だいがく」を披露するお祭りです。1200年以上続く伝統の祭礼であり、現代も当時そのままのスタイルでお祭りが開催され、古式をそのまま伝えています。夕暮れ時には、だいがくの一番上の部分がメリーゴーランドのようにくるくる回転し、美しく夜空に提灯の光が映えます。メインのだいがく以外にも「中型だいがく」や小型の「ギャルだいがく」があり、祭りを盛り上げています。

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