【アメリカ】カリフォルニア州・ペブルビーチでゴルフ旅！ゴルファー憧れの見どころを紹介

ペブルビーチの利用料金や現地ツアー

ペブルビーチは、リゾートコースのひとつなので、一般のゴルファーでもプレーができます。しかし、ここでプレーをするためには最低でも2泊～3泊はリゾートに宿泊することが条件となります。気になる料金ですが、1プレー1人約550ドルが相場と考えてよいでしょう。トップクラスのゴルフ場ですからやはり高額ですね。

予約は1年半前からとることができるのですが、プレーだけでというよりも、ホテルと同時に予約を取るのが一般的です。ペブルビーチの現地ゴルフツアーがあり、旅の内容がまとまりやすくなるのでおすすめです。ペブルビーチのイベント日程をよくチェックしながら旅行の計画を立てましょう。

ペブルビーチおすすめのゴルフコースを紹介

ペブルビーチリゾートが所有する4つのコースについての見どころを紹介します。

ペブルビーチ　ゴルフリンクス

ペブルビーチゴルフリンクスは、ペブルビーチのメインコースで、毎年行われるPGAツアーイベントなどが有名です。7番ホールパー3に代表される圧倒的なロケーションの素晴らしさが魅力で、人気がある理由のひとつとなっています。

7番ホールはわずか106ヤードの短いホールですが、風次第では5番アイアンを持つ選手もいるぐらいの難しいホールです。また、次の8番ホールのように崖から崖へとショットを放ち挑戦的に攻めていくコースもあります。海沿いのコースならではの海風や地形の影響もまた楽しめますね。有名選手になった気分で思い切りプレーしてみてはいかがでしょうか。

スパイグラス　ヒル　ゴルフコース

スパイグラスは、A&Tペブルビーチプロアマ大会で使用するコースですが、ペブルビーチの中では特に難しいコースであるといわれています。このコースの設計には、米国を代表する設計家が携わっており、各コースの戦略の高さが魅力です。

背の高い松に囲まれたインランドからのスタートで始まりますが、3番ホールからは、太平洋を望むことができます。特に18番ホールはストーリー性が高いと評判です。最後まで難しいコースというのもスパイグラスならではなので、ぜひこの機会に挑戦してみてくださいね。

ザ・リンクス・アット・スパニッシュベイ

スパニッシュベイは、トムワトソンとRTジョーンズ親子が設計したコースとして有名です。1984年オープニングの日にトムワトソンが出したスコアの67が、今でもコースレコードになっています。英国スコットランドのリンクスをアメリカ西海岸で再現しました。海の景色はもちろん堪能できますが、海からの強い風の影響を受けやすく、低くて強いボールを打つことが必要といわれているコースです。

また、このコースは、自然破壊を決してゆるさないというほど環境保護に力を入れていて、海浜植物を大切にしているため、柵で囲んだエリアには決してボールなどを取りに入ってはいけません。厳しいですね。ちなみに反対に鹿がバンカーに入ってくることも多々ありますが、それは許されています。

デルモンテ　ゴルフコース

デルモンテは、1897年に設立されたこの4つの中では一番古いコースです。西海岸ゴルフコースの草分け的存在で、アメリカ人が敬意をはらいます。難易度は優しいのですが、伝統と風格を兼ね備えたコースなので、プレーができたら貴重な体験になりますね。緩やかな丘陵地に豊富な樹木のロケーション。そして、個性のあるEAST・WESTふたつのコースが楽しめる36ホールの丘陵コースとなっています。

ペブルビーチはゴルフをしなくても観光で見学できる

ペブルビーチは、ゴルフをしなくても、できなくても大丈夫。観光として見学ができます。さすがにコースは綺麗に手入れされており、クラブハウスやペブルビーチ関連のロッジもすべて超一流です。車の場合は、パシフィックグローブのゲートで入場料の約10ドルを払うことになります。ここでプレーをするゴルファーだけでなくツーリストにも門戸を開いているのです。

風格漂うクラブハウスですが、驚くのは男子トイレが歴代チャンピオンのロッカールームになっているというところです。全米オープン1972年優勝のジャックニコラス、1980年優勝のトムワトソン、2000年優勝のタイガーウッズなどの顔ぶれです。またトーナメントで使用されるピンフラッグが飾ってあります。

お土産には、ペブルビーチのロゴマークであるローンサイブレスが入ったゴルフマーカーが人気です。憧れのゴルフ場の名前はブランドの一部ですから、特にゴルフをしている人なら帽子やサンバイザーにつけたりできるので喜ばれるでしょう。たくさん買い物をしてしまいそうですね。

ペブルビーチの所要時間

ペブルビーチを見学した場合の所要時間は1～2時間くらいです。あわせてペブルビーチで有名な17マイルドライブでの観光を満喫すると10時間くらいは必要ですね。ゴルフをしなくても充分に楽しめます。

ペブルビーチへの行き方

ペブルビーチへのアクセスですが、サンフランシスコ空港から陸路で2時間半、または、サンノゼ空港から1時間かかります。空港からリゾートに行く際に少し大回りしてモントレー半島のコーストラインを、17マイルドライブで走ってみて下さい。ペブルビーチは17マイルドライブを通らなければ行けません。有料道路ですが、絵画のような美しい景色が続き感動するでしょう。

ペブルビーチ周辺の観光スポット

ペブルビーチの周辺にあるゴルフ以外で楽しめる3つの観光スポットを紹介します。

クラシックカーが勢揃い。ぺブルビーチオークション

17マイルドライブのゲート内で開催される唯一のクラシックカーオークションが、ペブルビーチオークションです。クラシックカーマニアにはたまらない夢のようなイベントですね。ポルシェなどの高級車や各メーカーの重要なモデルも多数出品されます。

なんと、ペブルビーチ18番ホールの芝の上に貴重なモデルが勢ぞろい。外見だけでなく内装のデザインにも魅了されることは間違いありません。気になる入場は約250ドル。やはり、なかなか簡単には入れませんが、ゴルフではなくこのイベント目当ての旅行者もいます。毎年8月頃に行われているようです。

モントレー・ベイ水族館

モントレー・ベイ水族館とは、モントレーにある世界でも有名な水族館です。蛍光色のクラゲなど、水槽を見ていると海の中に本当にいるような、それに近い感覚や体験ができる驚異的なアトラクションです。元々はイワシの缶詰工場だったこの水族館ですが、今では550種以上の動植物を3万5000以上展示しています。

日本のようにイルカショーはありませんが、特に可愛いラッコの展示では、飼育係が健康診断をしている様子が見られます。入場料は大人約50ドル、子供（3～12歳）は30ドル、シニア（65歳以上）と学生（13～17歳）は40ドル程度です。オンラインで前売り券を購入してから行くとチケット売り場に並ばずに入ることができます。

可愛らしい街「カーメル」

カーメルとは、モントレー半島の南側エリアの、20世紀初めの画家や作家のグループが造った芸術的要素がある街です。街全体が一つの芸術品のようで、ネオンサインもひとつもなく、派手な看板もない建物は、スペイン風の可愛いデザインで統一されています。カラフルで明るくお洒落な雰囲気があり、主にショッピングや食事が楽しめます。

実はカーメルには信号がありません。車はもちろん走っていますが、ゆっくりとした速度で運転しています。そして俳優のクリント・イーストウッド氏が1986～1988年までの2年間ですが、カーメルの市長を務めたことがあることでも有名です。

ペブルビーチのオプショナルツアーがオススメ

ペブルビーチの関連ツアーは、やはりゴルフをメインとするオプショナルツアーが多いです。ゴルフ場と宿泊するホテルの数もいくつかあり、金額もそれぞれ違います。自分で組み合わせて考えるのは一苦労なので、ゴルフをしてみたいと思うなら、ペブルビーチに詳しいツアー会社に頼むのもひとつの手段です。サンフランシスコに行くなら、レンタカーを借りて少し足を延ばしてモントレーやカーメルを訪ねてみましょう。そして17マイルドライブをしながら、ゴルフ場めぐりと美しい海岸線の景色を見るという旅行もいいですね。

エンターテインメント・遊ぶのおすすめ記事