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韓国屈指の港湾都市の賑わいを支えるターミナル
釜山は、韓国第2の都市でありながら、韓国最大級の港湾都市です。釜山港は、その港湾機能のメインを担う大切な役割を果たしています。その釜山港の旅客の往来は、釜山港国際旅客ターミナルが起点となります。このターミナルは多くの旅行客の行き来を安全に見守るための役割を果たすだけでなく、旅人たちを楽しませる工夫もたくさんあります。日本から一番近い韓国側の玄関口であることから、日本人にもとてもなじみやすいようになっていて、便利に使えます。
釜山港国際旅客ターミナルは、5階建ての建物で、各階が旅客ターミナルとしての大切な役割を担っています。入国時は主に2階のフロアで手続きがなされます。到着時にあると便利な施設として、両替所やレストランやカフェ、さらにはWi-Fiルーターレンタルのショップもあります。出発の際は主に3階を使います。出国審査前には、おみやげショップやレストラン、カフェがあり、出国審査後のエリアには免税店などがあります。
古くから日本との接点がある釜山港
釜山港の日本との交流は江戸時代から続くものです。この地には、和館(ワカン)と呼ばれる日本人居留地が当時から存在していました。日本とのフェリー航路は、1987年にターミナル開業時から運行されています。釜山港は時代とともに発展していき、1990年代から、韓国最大のコンテナ港湾となりました。さらに現在では、自我市アジアでもトップクラスの港湾都市として栄えています。現在の釜山港国際旅客ターミナルは、2015年に新設され、より便利に韓国釜山の旅を楽しめるようになりました。
フェリーのターミナルなので入場料は不要
釜山港国際旅客ターミナルは、一般の旅客ターミナルですから、入場するだけなら料金は発生しません。当然ながら、入国エリアには入国手続きをする旅客だけ、出国エリアには出国審査を済ませた旅客だけが入れます。フェリーのチケットの予約は、それぞれの交通機関のカウンターで尋ねるか、ホームページなどで購入することが可能です。入国時は入国カードを記入する必要があり、出国時は関税申告書を提出しなければなりません。
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釜山港国際旅客ターミナルの見どころ
釜山港国際旅客ターミナルでさっそくモバイルWi-Fiを借りよう
海外に到着したときに最初に気になってしまうのが、通信環境です。旅行中にたくさんの写真を撮って、SNSやメッセージアプリなどにアップしたいと思っても、インターネットが使えなければ送れません。また、行ってみたいところを検索しようとしても、回線がなければ、アクセスできないのです。
そんなときに便利なのが、ターミナル内にあるモバイルWi-Fiレンタルショップです。3日間の韓国滞在でも1000円程度で収まるようなプランもあり、お得にレンタルできます。韓国内での通話ができる携帯電話をオプションで貸し出してくれるサービスもあり、レストランの予約などにも確約してくれそうです。
釜山港国際旅客ターミナルでSIMカード契約
モバイルWi-Fiより、もっとスマートに通信環境を調達したいなら、SIMカードを探しましょう。釜山港国際旅客ターミナル内にも、SIMカードを契約できるショップがあります。入国フロアのサービスカウンターで受け取って、SIMの設定をするだけで、国内にいるときのように、いつも使っているスマートフォンでの高速通信がストレスレスで使えます。
釜山港国際旅客ターミナルの免税店でショッピング
出国時にぜひ立ち寄ってみたいのが、出国エリア内にある免税店です。韓国の港湾旅客ターミナルで最大規模のショップが、旅の最終章を盛り上げてくれます。
230以上のブランドのアイテムがあり、免税ショッピングの醍醐味を十分に満喫できます。免税店では海外への出国が確定した旅客だけ、ショッピング可能になります。ショップを訪れる際は、本人のパスポートと乗船チケットを提示する必要があるときがあるので持っていきましょう。
帰国時は余裕を持ったスケジュールを心がけよう
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ターミナルに滞在する時間は、入国時なら、モバイルWi-FiやSIMカードの契約をするぐらいの時間です。出国時の滞在時間は、余裕のあるスケジュールで臨むようにしましょう。出航時刻の約1時間前にはターミナルに着くようにするとよいでしょう。免税店でのショッピングをじっくり楽しみたいなら、もっと早く到着するべきです。
西日本各地の港から釜山に直行できる
日本から釜山へは、西日本の各地の港から直行便のフェリーで行けます。
大阪
大阪からは、大阪南港がターミナルです。18時間程度の旅で、スイートルームなどの個室や大部屋などの船室でゆったりとくつろいだ旅を楽しめます。毎日運航していないので注意が必要です。
下関
下関からは13時間程度の旅で、専用テラス付きのスイートルームもある客船でのクルーズを楽しめます。
博多
福岡の博多港からは、6時間程度のフェリーの旅。博多からは、昼間の運航ですが、釜山からの便は夜間の運行です。個室などの部屋もあります。
対馬
対馬からは、1時間程度のフェリーの旅で釜山に着きます。比田勝港と厳原港の2カ所からアクセスできます。
釜山でグルメもショッピングもロケ地巡りも
釜山に行くならぜひ寄ってみたいスポットを紹介します。
南浦洞市場(チャガルチシジャン)
チャガルチ市場は、釜山だけでなく韓国中のとても新鮮な海産物を存分に楽しめる海鮮市場です。ふたつの主な建物からなるこの市場には、所狭しといろいろなお店が連なっており、威勢のよい店員さんたちが勢いよく活きのある商品を観光客にすすめている姿がとてもにぎやかで、楽しませてくれます。
釜山の有名な観光スポットである釜山タワーもこの市場の近くに位置するので立ち寄ってみることもできます。釜山タワーは地上120mで、上空からの景色を360度にわたって一望できるスポットです。ここから起点である釜山港国際旅客ターミナルも見え、釜山中心にある最新のビルたちも眺められます。夜景を見に行くのもおすすめ。
国際市場
なんでも格安で手に入れることができる釜山の国際市場。韓国映画やドラマのロケ地としてよく出てくるところでもあり、注目度が高いです。広大な市場の敷地に、グルメ・ファッション・電気製品など幅広い品ぞろえがあります。5つのゾーンに分かれており、それぞれ扱うアイテムのジャンルが異なります。釜山に来たら絶対に行くべきスポットのひとつといえます。ちょっとしたおみやげにいい小物雑貨なども数多く並んでいるので、軽い気持ちで立ち寄ってみましょう。
西面(ソミョン)
西面は、若者が集まる文化の発信地です。釜山の中心地のロッテデパートで買い物を楽しんで、食い倒れ通りといわれることもある西面市場で食事をしましょう。
釜山駅
釜山港国際旅客ターミナルから10分のところにある釜山駅。釜山各所にある観光地へのツアーバスの出発地点となっていたり、韓国の新幹線であるKTXで一気にソウルまで行けたりと、旅の要の駅として使えそうです。
高速船とホテルがパックに
釜山への渡航なら、高速船とホテルがパックになっているツアーで旅行するのがお得。
東横インなどの快適なホテルから選べるようになっているものも多いです。
釜山旅行は、高速船のチケットとまとめて、ホテルまでパックにしてしまいましょう。