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インドネシアの基本情報

インドネシア旅行のベストシーズンは？

赤道にまたがり大小1万以上もの島々から成る国、インドネシアは、年間を通じて気温差があまりない熱帯モンスーン気候に属します。日本のようにはっきりとした四季はなく、雨季と乾季に分かれています。雨を気にしないで観光をしたいのであれば、4月から10月の乾季がおすすめです。乾季のインドネシアはカラっと晴れた日が続き、湿度はあまり高くなく、平均気温も27度前後と快適に過ごすことができます。
しかし、雨季だからといって観光に全く適していないというわけではありません。雨は毎日のように降りますが、突然スコールが襲うといったパターンが多く、一日中降り続けているわけではありません。雨でしっとりと濡れた深緑は非常に趣深く、インドネシアの魅力を感じることができます。

インドネシアへは何泊で行くのがいい？

インドネシアの観光といってまず思い浮かぶのがバリ島です。バリ島にはエメラルドグリーンの海にきらきらと輝くサンゴ礁に囲まれたビーチやパワースポットをはじめ、歴史的な寺院や遺跡、民族舞踏など、インドネシアに行ったら一度は訪れてみたい観光スポットが数多くあります。
そんな見どころ満載のバリ島への観光は、島内を終日観光できる日が2日間ある3泊5日以上がおすすめです。最も人気があるのは4泊6日の旅です。ホテルでのんびりと過ごしたり、ウブド市場に出かけたり、シュノーケリングなどの各種アクティビティを満喫するには4泊以上がおすすめです。

あると便利な持ち物は？服装は？

常夏の国で知られているインドネシア。首都ジャカルタの年間の平均気温は28.5度。日本の夏をイメージして、服装は通気性を重視したコットン素材のものがおすすめです。雨季であっても一日中雨が降り続けることはなく、日中の日差しは強いことが多いため、紫外線対策アイテムは必ず持参しましょう。
一方、乾季は、ほとんどの都市で朝晩は冷え込みます。冷房対策にもなりますので、軽く羽織れるカーディガン等が一枚あると安心です。
この他にも知りたい情報をさくっと検索できるスマホやタブレットはあると便利な持ち物です。モバイルバッテリーやモバイルWi-Fi等の電子機器と合わせて持って行くと、いざというときに助かります。

インドネシア国内の通貨は？物価は？カードは使える？

インドネシアの通貨はルピア（Rp）です。バリ島をはじめ、インドネシアは物価が非常に安いです。食事は、ローカルなレストランであれば、日本円に換算して100円もあれば十分です。
こうしたローカルなレストランや市場、露店等では、まずクレジットカードは使えません。現地では、ちょっとした物を購入したり、チップを渡したり、何かと現金が必要になってきますので、ある程度の現金が必要になってきます。もちろん1日に使う現金の額を全て把握できるわけがありませんので、クレジットカードを併用することになります。
首都のジャカルタやリゾート地として人気のバリ島では、クレジットカードを利用できる場所が年々増えています。

旅行中の生活は？治安やチップ、その他のマナーについて

近年の目覚ましい経済の発展に伴い、インドネシアの治安は改善されてきています。それでも引ったくりにはじまり、スリや置き引き、物売り、繁華街ではイカサマ賭博や薬物等で観光客がよく狙われています。旅行中は決して油断せず、常に「自分の身は自分で守る」という意識を持って行動することが大切です。
また、日本人にあまり馴染みのないチップですが、インドネシアでは多くの場面でチップを要求されます。例えば、ホテルのボーイさんへのチップは1万ルピア（80円程度）が相場です。タクシーやGojekなどのバイクタクシーでは、お釣りをそのままチップ代わりにすることがほとんどです。スムーズにチップを渡すためにも、財布には1万ルピア札を何枚か入れ、高額紙幣では支払わないようにしましょう。小銭が不足していると、お釣りを支払ってもらえないことが日常茶飯事です。

インドネシアで人気の観光スポットは？

エキゾチックな雰囲気が漂うインドネシアには、歴史的な寺院や遺跡、世界遺産やリゾート地など、魅力がぎっしり詰まっています。インドネシア旅行の際に訪れたい観光スポットNo.1は、世界遺産にも登録されているテガラランのライステラス（棚田）です。インドネシアの深緑は日本の緑よりも濃く、植物の生命力を感じます。また、大乗仏教の遺跡「ボロブドゥール寺院遺跡」は世界最大級の仏教寺院で、世界各国からの観光客で連日賑わっています。仏教の世界観を表しているといわれている壮大なスケールのマンダラは、迫力満点です。
バリ島のウブドの繁華街「モンキー・フォレスト通り」にあるモンキーフォレストもバリ島を訪れた際には必ずおさえておきたい観光スポットです。約700匹もの野生の猿たちを間近に見ることができます。

インドネシア旅行を楽しむならやっぱり豊富な種類のインドネシアコーヒー！

実はインドネシアのコーヒーの生産量はブラジル、ベトナムに次いで、世界第3位です。「マンデリンコーヒー」は聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。スマトラ島で栽培されている苦みとコクが特徴のコーヒーです。
香りがよく、酸味・苦み・甘味が絶妙なバランスの「トラジャコーヒー」も有名です。マイルドなこちらのコーヒーは、コーヒーが苦手な方でも飲みやすいといわれています。近年、ジャカルタをはじめとする都市ではお洒落なカフェが増えています。旅の途中で一息つきたいときに、コーヒーを飲んでみるのもいいかもしれません。
ちなみに、インドネシアでは、コーヒーの粉をドリップするのではなく、直接マグカップに入れてお湯を注ぎます。よくかき混ぜ、粉が沈殿したらうわずみをすするように飲み、粉が見えてきたら、それ以上飲むのを止めます。

グルメも満喫！必ず食べたいのは？

アジアングルメの宝庫、インドネシア。街中には「ワルン」と呼ばれる食堂が随所にあり、おいしいローカルフードを楽しむことができます。インドネシア料理の代表ともいえる「ナシゴレン」は、辛味やちょっと癖のある魚介風味の地元の調味料がふんだんに使用されています。「ナシゴレン」に並んで、焼きそば「ミーゴレン」もインドネシア定番のローカルフードです。もちもちの触感の甘辛い焼きそばは日本人の味覚にも合います。
そして、インドネシアのローカルフードを語るうえで忘れてはならない「テンペ」。大豆をバナナの葉で包み、テンペ菌で発酵させて作った「テンペ」は、大豆の塊ですので、あっさりとしていて癖もなく、インドネシアでは定番の家庭料理です。

おすすめのおみやげは？バラマキ用からギフトまで

インドネシアの物価はとても安いので、気兼ねなくお土産を買うことができます。インドネシア土産で一躍ブームとなったヘアービタミンの「ellips」。カプセルに入った洗い流さないタイプのトリートメントは、いまだに人気があります。
インドネシアコーヒーもおすすめです。個包装になっているトラジャコーヒーはバラマキ用に、コーヒーの王様として知られている最高級のコーヒー「コピルアク」も現地では驚くほどお得に購入することができますので、家族や大切な方へのお土産におすすめです。
この他、世界無形文化遺産にも登録されているバティックや、オリエンタルな情緒があふれるアタ製品もおすすめです。お部屋のインテリアにもなりますので、インドネシアのお土産に喜ばれています。

まとめ

インドネシアでおすすめアクティビティのご紹介はいかがでしたでしょうか。世界的に有名なリゾートアイランド、バリ島があることでも知られているインドネシア。実はインドネシアには、バリ島以外にも、ジャワ島にある世界最大級の仏教寺院ボロブドゥール寺院遺跡など、観光名所が多いことで有名です。日本と比べて物価はかなり安いので、心置きなくショッピングやグルメ、アクティビティを楽しむことができます。次のお休みには、そんな魅力的なインドネシアへの旅行を計画してみてはいかがでしょうか。

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