スパイシー＆まろやかで美味！シンガポール名物ラクサの名店４選

グルメ大国・シンガポールを満喫しよう

◆ラクサとは？

ラクサとはシンガポールやマレーシアでポピュラーに食べられているローカルフードのこと。
特にシンガポールでは、ココナッツミルクをベースとしたスパイシーなスープに、米麺が入っているのが特徴です。

ダシはエビなどの海鮮からとられていて、豚肉が使用されていないので、ムスリム系の人々も安心して食べられます。私たち日本人からすると、ココナッツと麺の組み合わせは意外なイメージがあるかもしれませんが、香辛料などでかなりスパイシーに仕上がっているので、ココナッツの甘味とスパイシーさが絶妙で、一度食べればやみつきです！

◆ラクサの食べ方

おいしくラクサを食べるには、実はコツがあります。

まず、辛味の調節です。ラクサには、横に辛いペーストが添えられているので、それを少しずつスープに溶かしてお好みで辛さを調節します。スープはもともとスパイシーなものが多いので、まずはそのままで味わってみるのがおすすめ。その上で、好みの辛さに調節してくださいね。

また食べ方としては、スープと短めの麺をレンゲですくいながら食べるのが基本です。

ラクサの具は、茹でエビや塩漬け風の貝など。ただし、貝は少し生臭さが残っているので、苦手な方は最初から抜いてもらった方がいいかもしれません。

■マリンパレードラクサ(Marine Parade Laksa)

はじめに紹介するおすすめのシンガポールのラクサは、「マリンパレードラクサ(Marine Parade Laksa)」。
マリンパレードラクサは、ラクサ激戦区のカトンを代表する有名店。50年以上の歴史を誇る老舗で、ニョニャから受け継いだというレシピを守り続けています。こちらのラクサはココナッツとエビの出汁がしっかり効いたスープで、一見とても濃厚に見えますが、意外とすっきりとしていて程よい甘さが絶品です。
まさに正統派といったお店なので、ラクサが初めての方は、まずこちらのお店に行ってみてはいかがでしょうか。人気店のため16時頃には既に売り切れてしまっていることも多いので、早めに行くことをおすすめします。

■328カトン・ラクサ(328 Katong Laksa)

次に紹介するシンガポールのラクサは、「328カトン・ラクサ(328 Katong Laksa)」。
ラクサの店が並ぶイーストコーストロードで、最も賑わっているお店です。
クリーミーながら、かなりスパイシーなスープが特徴的。日本人にはスパイシーさが強いので、苦手な方は辛味ペーストは別に出してもらった方がいいかもしれません。スープにダシがしっかりきいているので、コクのある深い味わいを楽しめます。
地元の方にも人気のお店なので、タクシーの運転手が車を止めて食事している姿もよく見かけます。
現地の味を体験したい方にはおすすめのお店です。

■ラクサニア・エクスプレス(Laksania Express)

次に紹介するシンガポールのラクサは、「ラクサニア・エクスプレス(Laksania Express)」。
ショッピングモールのビボシティ地下2階にあるフードコート「コピティアム」にある、ラクサを専門に扱うストール（屋台）です。
こちらでは、現地の味であるシンガポール・ラクサはもちろん、ペナン・ラクサやサラワク・ラクサ、ミャンマー・ラクサなど東南アジアのさまざまなラクサを食べ比べることができちゃいます！　
ちなみにマレーシアのペナン島が発祥のペナン・ラクサは、魚のダシとタマリンドが効いた酸味のあるスープが特徴で、シンガポールラクサとは一味違います。いろいろなラクサを試してみてくださいね♪