【スリランカ】アヌラーダプラで宿泊したい格安ホテル＆宿泊施設9選

アヌラーダプラは、スリランカの北中部州にある古都で、仏教的な聖地です。インドから仏教が伝わり、古くからスリランカ仏教の中心地として栄えてきました。街には数々の遺跡が残っていて、1982年には世界遺産にも登録されました。マルワツ川をはさんで西側が遺跡地区、東側の北部が旧市街、東側の南部が新市街と、3エリアに分かれています。そんなアヌラーダプラには宿泊施設も多くあります。そこで、特におすすめの格安なホテル&宿泊施設を紹介します。一泊1000円以下のB&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)や、一泊2000円程度で泊まれる格安ホテルなど、どの宿泊施設も価格以上の価値のあるものばかりです。なお、値段は時期や人数により変動するのでご注意ください。

アヌラーダプラのホテル事情

アヌラーダプラの主要宿泊エリア

アヌラーダプラは遺跡地区・旧市街・新市街の3つのエリアに分かれています。どのエリアにもホテルが点在しているため、旅の目的によって宿泊エリアを決めることができます。遺跡地区には数多くの遺跡があり、遺跡が目当てであれば遺跡地区にあるホテルに滞在するのがおすすめです。アヌラーダプラ駅は旧市街側にあり、バスターミナルは新旧両市街にあるため交通のアクセスなども考えて滞在するエリアを決めましょう。

アヌラーダプラへのアクセス

コロンボからアヌラーダプラへは、電車かバスを利用すると所要時間は約5～7時間です。キャンディとポロンナルワから行く場合は直通電車はないため、交通手段はバスになり所要時間は約3時間半になっています。ドライバー付きのツーリストカーを利用する場合は、電車やバスの約100～200倍の値段を見ておきましょう。

アヌラーダプラの主要観光地

アヌラーダプラへ行ったらぜひ訪れたいのが「スリー・マハー菩提樹」です。ブッダは菩提樹の下で悟りを開きましたが、その菩提樹がスリー・マハー菩提樹で樹齢2000年を超えています。紀元前2世紀に建てられた「ルワンウェリ・サーヤ大塔」は、高さ70m以上の仏塔で世界遺産になっています。アヌラーダプラのシンボルとも言える白い仏塔は、毎年真っ白に塗り直され光り輝いています。

アヌラーダプラの名物・グルメ

アヌラーダプラがあるスリランカの国民食はカレーです。辛料を多用したスパイシーな料理が多く、インドのカレーとは違いココナッツミルクを使用してマイルドに仕上げています。鰹節によく似た魚の乾物「モルジブ・フィッシュ」を使い、様々な料理に使うため日本人にはなじみのある味わいの料理も多くなっています。インドではカレーとナンを食べますが、スリランカではカレーはご飯と一緒に食べます。

アヌラーダプラ観光の注意点

アヌラーダプラ観光で気になる治安情報

スリランカは比較的治安のよい国ですが、旅先では何が起こるか分からないため荷物の管理をしっかりとしてスリや置き引きに合わないようにしましょう。買い物やタクシーなどの値段交渉でぼったくりに合うこともあるので、納得のいく金額でない場合は断りましょう。夜の女性の一人歩きや歩きスマホはしないなど、犯罪に巻き込まれないよう防犯対策は常に怠らないようにするのが大切です。

アヌラーダプラ観光で知っておきたい物価事情

アヌラーダプラがあるスリランカは、日本に比べると物価が安い国です。ただ宿泊費は意外に高く、一般的なホテルで7,000円～15,000円となっています。ゲストハウスなどの安宿はかなり安く一泊1,000円程度で泊まれます。食事は1.5リットルのミネラルウォーターが約45円で、カレーとライスは200円程度で食べられます。バスや鉄道の料金も安いので、旅費はかなり抑えられます。

アヌラーダプラのおすすめホテルを紹介！

■ホテル ランディヤ（Hotel Randiya）

はじめに紹介するヌラーダプラの格安ホテル＆宿泊施設は「ホテル ランディヤ（Hotel Randiya）」。部屋はやや古さを感じますが清潔感があり、適度な広さもあるので、滞在するのに不便さは感じません。全室で無料のWi-Fiが使えるので、現地での情報収集に役立ちます。ホテル内にはバーやレストランもあり、出かけなくてもお酒や食事を楽しめます。また、ルームサービスも行っています。ランドリーサービスもあるので、長期の宿泊の際にも安心です。

■ニルケサ ヴィラエコ ホテル（Nilketha Villa Eco Hotel）

2番目におすすめするヌラーダプラの格安ホテル＆宿泊施設は「ニルケサ ヴィラエコ ホテル（Nilketha Villa Eco Hotel）」。16室の客室があるこじんまりとしたホテルです。施設の周りには南国風の木が並び、屋外プールも付いているのでちょっとしたリゾート気分が味わえます。併設されたレストランは、朝食とディナーで利用できます。客室にはバルコニーやシーリングファンが付いているので風通しも良く、外の空気を入れてリフレッシュできて、居心地良く過ごせます。