【クロアチア】スプリトの宿泊でおすすめの高級ホテル１０選

スプリトは、クロアチアの南部、アドリア海に面した小さな半島にある古都です。3世紀にディオクレティアヌス帝が晩年を過ごすために建てた宮殿が死後は放置され、7世紀になると残された石材で家が建てられ、以前の宮殿だった地域に人々が住み始めました。これがスプリトの起源で、歴史的建造物が多く、世界遺産にも登録されています。現代でも古代の遺跡に人々が暮らす独特な雰囲気があり、近年観光地として人気が高まってきています。そんなスプリトには、数世紀前の建物を利用したホテルから、近代的なビルタイプまで様々なホテルがあります。その中から特におすすめの高級ホテルを紹介します。

スプリトのホテル事情

スプリトの主要宿泊エリア

スプリトの主要な宿泊エリアは、観光スポットとしても人気のディオクレティアヌス宮殿からも近い中心部エリアです。アクセス良好で便利なうえ、スプリトならではの歴史的な雰囲気を存分に感じられる宿泊施設が充実しています。また、中心部から少し離れた所にも海沿いや大きな駅の周辺などに広々としてサービスの良い人気のホテルが比較的たくさんあります。

スプリトへのアクセス

スプリトへ飛行機でアクセスする場合、まずはクロアチアにあるザグレブ国際空港まで行きます。羽田空港からフランクフルトを経由したり、成田からウィーンを経由したりと近隣の主要都市を通るルートが一般的です。陸路だと長距離バスが、ヨーロッパの各地からザグレブまで出ています。ザグレブからスプリトまでは国内線の飛行機や鉄道、バスなど、交通手段も豊富です。

スプリトの主要観光地

スプリトの名所といえば、4世紀に建てられたディオクレティアヌス宮殿という、要塞のような建造物群です。かつては何千人もが生活していたという広大な遺跡には今も200 以上の建造物が残っており、聖ドムニウス大聖堂やショップ、カフェ、ホテル、など歴史的な雰囲気を感じながら散策を楽しめます。また海沿いの港町でもあり、美しいビーチも魅力です。

スプリトの名物・グルメ

アドリア海に面したスプリトには、おいしいシーフードがたくさんあります。日本語のメニューも置いてあり、ボリュームたっぷりの海鮮料理が評判の「フィフェ」や地元民にも人気の「コド・ヨゼ」などのカジュアルレストランは、ハイシーズンになると行列ができるほどの人気ぶり。ガーリックやオリーブをふんだんに使った絶品の海鮮料理が食べられますよ。

スプリト観光の注意点

スプリト観光で気になる治安情報

危険なイメージの強いヨーロッパの中で、クロアチアは特別治安が良い国だと言われています。スプリトの街ものんびりした雰囲気で凶悪犯罪は滅多になく、女性の一人旅も可能なほど安全な地域です。しかし、だからと言って油断してはいけません。スプリトでもスリや置き引きなどの軽犯罪は多いので、外ではもちろんホテルのレストランなどでも荷物は手離さないようにしましょう。

スプリト観光で知っておきたい物価事情

クロアチアはEU加盟国なのでユーロも使用できますが、ユーロが使用できるのは観光客が多く訪れるレストランなどに限られています。主には自国の通貨であるクーナが必要となり、2018年現在、1クーナ＝約18円です。物価は現地の人が利用する食料品や交通機関が安い一方、観光客向けのレストランなどは日本より高いところも多く、平均すると日本と同じぐらいと言えるでしょう。

スプリトの通信環境、無料Wi-Fiは使えるの？

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スプリトのおすすめホテルを紹介！

■ホテル パーク（Hotel Park）

最初におすすめするスプリトで宿泊したい高級ホテルは「ホテル パーク（Hotel Park）」。2015年に全館リニューアルした家族経営のホテルです。旧市街から徒歩15分ほどの場所にあります。ホテル自体は1921年築と伝統があり、数々のコンテストに入賞してきました。客室の内装も、伝統と現代風な雰囲気を取り合わせていて、特にバスルームは広く使いやすいです。地元料理が食べられるレストランでは、朝食ビュッフェが無料で提供されています。

■アトリウム ホテル（Atrium Hotel）

次に紹介するスプリトで宿泊したい高級ホテルは「アトリウム ホテル（Atrium Hotel）」。スプリト市内で唯一の5つ星ホテルです。ガラス張りの現代的な建築が目印です。客室は白や黒を基調としたモダンシンプルな内装で、ミニバーやアイロン、衛星テレビが備わっています。一部の客室にはウェルカムギフトの用意があり、天井の一部まで窓になっている部屋もあります。アラカルトのレストランでは、地中海料理をはじめとした各国料理が食べられ、朝食の種類の豊富さでも好評です。

■コルナーロ ホテル（Cornaro Hotel）

次に紹介するスプリトで宿泊したい高級ホテルは「コルナーロ ホテル（Cornaro Hotel）」。ピンクの外観が目印です。最寄り駅までのお迎えや空港への送迎、フェリーターミナルまでのシャトルサービスなど、移動に便利なホテルです。フローリングの床に白やベージュを基調としたシンプルな客室には、ミニバーやエアコン、衛星テレビが備わっています。一部の客室ではタブレットPCも用意されているので、シーティングエリアでのんびりとネットもできます。さらに、市街を望める部屋もあります。

■ラディソン ブルー リゾート スプリト（Radisson Blu Resort Split）

4番目におすすめするスプリトで宿泊したい高級ホテルは「ラディソン ブルー リゾート スプリト（Radisson Blu Resort Split）」。目の前に海が広がり、ロビーをはじめ、客室も海をイメージした内装でまとめられているホテルです。客室の窓が広く取られているので、オーシャンビューを堪能できます。全室が防音対策済みで、ムービーチャンネル付きテレビや着心地のいいバスローブなどが用意され、部屋の中だけでも快適に過ごせます。朝食ビュッフェは無料で、天気のいい日は屋外テラスも利用可能です。

■ピアッツァ ラグジュアリー ルームズ（Piazza Heritage Hotel）

5番目におすすめするスプリトで宿泊したい高級ホテルは「ピアッツァ ラグジュアリー ルームズ（Piazza Heritage Hotel）」。スプリトの市内中心部にあり、ディオクレティアヌス宮殿までわずか70mです。客室は全7室のみで、すべてベージュを基調としたアールヌーボー調です。ベッドコーナーには、シャンデリアがかけられています。バスルームは、モザイクタイルを使用したシャワーコーナーやビレロイ＆ボッホ製の陶器の洗面所を使用するなど、こだわりが感じられます。フロントではツアー・チケット案内も利用できます。

■パレス ジュディタ ヘリテージ ホテル（Palace Judita Heritage Hotel）

次に紹介するスプリトで宿泊したい高級ホテルは「パレス ジュディタ ヘリテージ ホテル（Palace Judita Heritage Hotel）」。旧市街のナドロニ広場に面する、16世紀の宮殿を利用したホテルです。石壁や井戸のある中庭など、建設当時の雰囲気を感じられます。中央駅とバスターミナルまでは徒歩5分と、ホテルを拠点に遠出をしやすい立地です。客室は全室スーペリアかデラックスクラスで、部屋によってはルネサンス時代の壁が利用されているものもあります。また、バーラウンジではドリンクや軽食を楽しめます。