このページではアウランガバードにある世界遺産を紹介しています。ユネスコ世界遺産は「国や民族を超えて人類が共有すべき財産」と認められた遺跡や自然、景観を指します。文化遺産と自然遺産、複合遺産の3つがあります。世界遺産の多くは、地球の神秘や、人類の歴史を体感することができる観光名所になっています。ほかの地域では見られない絶景や、希少な生物が生息する自然環境、人類の歩んできた歴史・文明を知ることができる遺跡など、いずれも高い存在価値が認められたところばかりです。代表的な世界遺産には、ギリシャのメテオラ修道院群や、アメリカのイエローストーン国立公園、オマーンのバハラ城塞などがあります。日本では、法隆寺一帯の仏教建造物や、広島の原爆ドーム、“信仰の対象と芸術の源泉”として富士山などが世界遺産に登録されています。
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インドの都市
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アウランガバード - 洞穴・鍾乳洞,文化遺産
アウランガーバードはインド西部のデカン高原に位置する都市です。崖の岩肌を掘って作られた巨大な宗教遺跡「エローラ石窟群」があることで知られる観光地であるアウランガーバード。仏教・ヒンドゥー教・ジャイナ教の遺跡群が400年かけて作られたものです。「インドの三大砦」の1つである「ウラターバー」は、頂上まで岩で作られた砦が続きます。頂上から見下ろすアウランガーバードの街並みは息を飲む美しさです。タージマハルの縮小版として建造された「ビービー・カ・マクバラー」は、財政難によって大理石ではなく漆喰で作られているから驚きです。今回は、小さな村ながら古くから宗教が深く根付くインドの文化を肌で感じられるアウランガーバードで、おすすめの観光スポットを紹介します!
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アウランガバード - 文化遺産
エローラ石窟寺院群は、ムンバイから内陸に入ったオーランガバードから郊外へ30km、荒涼としたデカン高原西部にあります。 3つの宗教、34の石窟で構成されている世界でも珍しい石窟群です。もっとも古い仏教窟は5世紀ごろ造られ、同時期にヒンドゥー教14、21、29窟が完成しました。これはアジャンタ石窟群の完成とほぼ重なっており、アジェンタの建築家がそのままエローラへ移ってきたと考えられています。 11世紀ごろまでには、すべての石窟が掘られ、時期は異なるものの、3つの宗教が共存する石窟群は、古代インドの宗教への寛容さを感じる事ができます。
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