このページではニューデリー (デリー)にある世界遺産を紹介しています。ユネスコ世界遺産は「国や民族を超えて人類が共有すべき財産」と認められた遺跡や自然、景観を指します。文化遺産と自然遺産、複合遺産の3つがあります。世界遺産の多くは、地球の神秘や、人類の歴史を体感することができる観光名所になっています。ほかの地域では見られない絶景や、希少な生物が生息する自然環境、人類の歩んできた歴史・文明を知ることができる遺跡など、いずれも高い存在価値が認められたところばかりです。代表的な世界遺産には、ギリシャのメテオラ修道院群や、アメリカのイエローストーン国立公園、オマーンのバハラ城塞などがあります。日本では、法隆寺一帯の仏教建造物や、広島の原爆ドーム、“信仰の対象と芸術の源泉”として富士山などが世界遺産に登録されています。
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インドの都市
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ニューデリー (デリー) - 世界遺産
インドの北部、大都市デリーにある赤い城の建築物群、2007年にインドの世界遺産として登録されています。このデリー城と呼ばれているムガル帝国時代の建築物は、赤砂岩を使用して作られているため、城壁はまるで夕日が当たったかのように美しい!その美しい赤い色から赤い城と言われるようになりました。夜にはライトアップされとても幻想的な雰囲気が楽しめ、その他にもラホール門やデリー門、白の大理石で成しているディワーニ・カースなど歴史的建造物は、実に見事です。
周辺スポット
ニューデリー (デリー) - 世界遺産
インドには、ヒンドゥー教をはじめ仏教やイスラム教など複数の宗教が混在しているということもあり、それに関連した建造物や遺跡が数多く点在しています。また、インド国内には32個もの世界遺産があり、その数は世界で7番目に多いんですよ。インドの首都特別地域であるデリーにも世界遺産が3つもあります。 デリーは古くからのエリアをオールドデリー、新しく区画整理されたエリアをニューデリーと呼ぶこともあり、さまざまな文化が混じり合っている場所です。グルメやショッピングも楽しめるショッピング街もあり、近頃は観光スポットとしても注目の場所になりつつあります。そんなデリー観光を効率良く楽しめ、しっかりと押さえておきたい史跡仏閣見学が盛り込まれたおすすめの現地ツアーを紹介します。
ニューデリー (デリー) - 文化遺産,城・宮殿,寺院・教会,史跡・遺跡,市場・夜市,広場・公園
インド門はデリーのメイン通りであるラージ・パト通りの東端に位置する巨大な石造門です。高さは42mもあり、一見するとただの大きな門に見えますが、実は第一次世界大戦などで戦死した兵士の慰霊碑として作られており、近くで見てみると壁一面に戦没者の名前が刻まれています。 そんなインド門は慰霊碑ということもあり、下を潜り抜けることはできません。歴史的な門ということで常に観光客や地元の社会科見学の子供達が訪れています。周辺には緑の広場が広がっており、軽食の屋台などもあるので地元民の憩いの場ともなっています。今回は、 インド門周辺の見どころについて紹介します。
ニューデリー (デリー) - 文化遺産,寺院・教会,史跡・遺跡,広場・公園
クトゥブミナールはデリー郊外に位置する歴史あるモスクです。1200年頃、インド最初のイスラム王朝を開いたクトゥブッディーン・アイバクが建てた建築物で、イスラム様式とヒンドゥー様式が混在しています。 クトゥブミナールの特徴は天高くそびえるミナレットです。高さ72.5mで、赤砂岩や大理石がグラデーションになっています。さらにコーランの章句も刷り込まれているので、訪れた際は近くに寄って見てみてください。そして周辺には3、4世紀頃に建てられたと言われる純度ほぼ100%の鉄塔や、未完のミナレットなどもあります。 今回は、そんなクトゥブミナール周辺の見どころについて紹介します。
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ニューデリー (デリー) - 史跡・遺跡,文化遺産,城・宮殿
デリーの居城“赤い城” 赤砂岩で作られた城壁は赤く、赤い城と呼ばれています。ムガル帝国第5皇帝が、遷都した際に居城として築かれたもので、ムガル帝国の集大成ともいえる立派な居城です。時代は流れ200年程後に起きたインドの大反乱の時にイギリス軍の駐屯地として利用され、近年に至るまで軍の施設として立入禁止となっていましたが、現在はある程度中に入ることができます。ここでは毎年インド独立記念日に首相演説が行われる、インド人にとっても大事な場所です。
ニューデリー (デリー) - 史跡・遺跡,文化遺産
“勝利の塔”が見ごたえ抜群 デリーにある世界遺産のミナレット。ミナレットとは礼拝時刻を知らせるために使われる塔のことを一般的にいいますが、このミナレットは“勝利の塔”。イスラームがヒンドゥーに勝った時の戦勝記念に建てられたとされ、世界で最も高いミナレットです。他にも広い敷地内に立派な遺跡が立ち並び、錆びない鉄塔、建物群も見ごたえ抜群です。デリーでは欠かせないおすすめスポットといえます。
ニューデリー (デリー) - 史跡・遺跡,文化遺産
“ムガール建築の傑作”の霊廟 ムガール帝国第二皇帝フマユーンの霊廟で、妃が事故死したフマユーンのために作らせた霊廟。フマユーン廟から約80年後につくられたのがタージマハルであり、モデルとなった建物と言われています。廟を囲む庭は正方形、芝生も噴水もすべて格子状に整えられており造形美が光ります。フマユーン自身は、ムガル帝国を復興した英雄でありながら、最後は階段から足を滑らせて死去。数奇な人生を見届けたムガール建築の傑作です。
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