このページではインドにある世界遺産を紹介しています。ユネスコ世界遺産は「国や民族を超えて人類が共有すべき財産」と認められた遺跡や自然、景観を指します。文化遺産と自然遺産、複合遺産の3つがあります。世界遺産の多くは、地球の神秘や、人類の歴史を体感することができる観光名所になっています。ほかの地域では見られない絶景や、希少な生物が生息する自然環境、人類の歩んできた歴史・文明を知ることができる遺跡など、いずれも高い存在価値が認められたところばかりです。代表的な世界遺産には、ギリシャのメテオラ修道院群や、アメリカのイエローストーン国立公園、オマーンのバハラ城塞などがあります。日本では、法隆寺一帯の仏教建造物や、広島の原爆ドーム、“信仰の対象と芸術の源泉”として富士山などが世界遺産に登録されています。
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アグラ - 文化遺産
タージマハルは、真っ白な大理石で作られ”世界一美しい霊廟”といわれる、インド随一の観光名所です。左右対称で整った美しい建築は、1983年に世界遺産にも登録されています。ムガル帝国第5代皇帝ジャー・ジャハーンが、愛する王妃ムムターズ・マハルのために17年の歳月と国政を揺るがすほどの巨額の費用を使って建てたお墓というロマンティックな伝説が残る、インドで必ず訪れたいスポットです。歴史を知って訪れると、タージマハルの美しさもより感動的になることでしょう。タージマハルを訪れるうえで、知っておきたい情報をまとめましたので、この情報を参考によりよい旅行にしてくださいね。青空のもとにそびえる姿も素敵ですが、朝焼けに染まる白亜の霊廟も人気の瞬間ですよ。
周辺スポット
ニューデリー (デリー) - 世界遺産
インドの北部、大都市デリーにある赤い城の建築物群、2007年にインドの世界遺産として登録されています。このデリー城と呼ばれているムガル帝国時代の建築物は、赤砂岩を使用して作られているため、城壁はまるで夕日が当たったかのように美しい!その美しい赤い色から赤い城と言われるようになりました。夜にはライトアップされとても幻想的な雰囲気が楽しめ、その他にもラホール門やデリー門、白の大理石で成しているディワーニ・カースなど歴史的建造物は、実に見事です。
周辺スポット
アグラ - 世界遺産
インド北部のアーグラ、世界遺産にもなっているアーグラ城塞。赤砂岩で建築され、その赤く彩られた城壁から「赤い城」とも呼ばれています。16世紀初頭からのムガル帝国時代の遺跡でインドの代表的な建築物となっています。見事な赤茶色の城壁が素晴らしいのはもちろんのこと、城塞内には緑が美しい庭園や、白い大理石が美しく細やかな幾何学模様が美しい城内など、様々な遺跡を見る事ができます。またアーグラ城塞からは白大理石が美しいタージ・マハルも見る事が出来るので忘れないようにして下さいね!
周辺スポット
エローラ - 文化遺産
数多くの世界遺産が点在するインドの中でも、有数の知名度を誇るのがこの「エローラ石窟群」です。大きさは南北に約2kmも続き、その存在感とインドの彫刻技術の美しさでは他の石窟よりも目を見張るものがあります。エローラは、インドのマハラシュトラ州にある村の名前で、そこにあることから「エローラ石窟群」と名付けられました。1983年には世界遺産に登録され、インドの宗教の歴史を知る上でも最も重要な場所と位置づけられています。ムンバイから東に約350km以上離れた場所にありますが、この聖地を一目見ようと世界中からも、そして、地元のインドからも多くの人が足を運んでいます。 今回は、世界に数ある石窟群の中でも最も美しいとされる「エローラ石窟群」の見どころをまとめました。事前に観光のポイントを知ることでかなり効率よく回れるので、ぜひ参考にしてみてください。
アジャンター - 世界遺産
インドの西部に位置する「アジャンターの石窟寺院群」1983年に世界遺産に登録されました。遺跡群は断崖を利用して作られ、全長550mの巨大な作りを誇っています。そのアジャンターの石窟寺院群の内部は、いくつにも別れており、等間隔に置かれた柱には細部にまで細やかな彫刻が施され、壁にも彫刻が余すところなく掘られています。またブッタを象徴する仏塔もあり、厳かで迫力ある空間。こちらへはマハラーシュートラ州のムンバイからのツアーもあり、見る価値あるアジャンターの石窟寺院群です。
周辺スポット
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ニューデリー (デリー) - 史跡・遺跡,文化遺産,城・宮殿
デリーの居城“赤い城” 赤砂岩で作られた城壁は赤く、赤い城と呼ばれています。ムガル帝国第5皇帝が、遷都した際に居城として築かれたもので、ムガル帝国の集大成ともいえる立派な居城です。時代は流れ200年程後に起きたインドの大反乱の時にイギリス軍の駐屯地として利用され、近年に至るまで軍の施設として立入禁止となっていましたが、現在はある程度中に入ることができます。ここでは毎年インド独立記念日に首相演説が行われる、インド人にとっても大事な場所です。
ニューデリー (デリー) - 史跡・遺跡,文化遺産
“勝利の塔”が見ごたえ抜群 デリーにある世界遺産のミナレット。ミナレットとは礼拝時刻を知らせるために使われる塔のことを一般的にいいますが、このミナレットは“勝利の塔”。イスラームがヒンドゥーに勝った時の戦勝記念に建てられたとされ、世界で最も高いミナレットです。他にも広い敷地内に立派な遺跡が立ち並び、錆びない鉄塔、建物群も見ごたえ抜群です。デリーでは欠かせないおすすめスポットといえます。
ニューデリー (デリー) - 史跡・遺跡,文化遺産
“ムガール建築の傑作”の霊廟 ムガール帝国第二皇帝フマユーンの霊廟で、妃が事故死したフマユーンのために作らせた霊廟。フマユーン廟から約80年後につくられたのがタージマハルであり、モデルとなった建物と言われています。廟を囲む庭は正方形、芝生も噴水もすべて格子状に整えられており造形美が光ります。フマユーン自身は、ムガル帝国を復興した英雄でありながら、最後は階段から足を滑らせて死去。数奇な人生を見届けたムガール建築の傑作です。
アグラ - 史跡・遺跡,文化遺産
ムガル帝国の城塞“赤い城” 城壁の色は赤。赤砂岩で築かれた城壁は美しい装飾が施され、この色にちなんで別名“赤い城”と呼ばれています。ムガル帝国の皇帝がアーグラに遷都するときに作った居城。場内には白亜で幾何学模様が施された部屋もあり、その中の一つに“ムサンマン・ブルジュ(囚われの塔)”が存在します。第6第皇帝が父親を幽閉した部屋で、そこからタージ・マハルを見ることができます。美しい部屋に複雑な親子関係を感じる悲しい場所です。
アグラ - 史跡・遺跡,文化遺産
“至高の美しさ”白亜の墓廟 ムガル帝国第5代皇帝が、愛妃のために建設したすべてが大理石でできた墓廟。その楽園のような美しさに驚かされます。壁面はアラベスク模様、大理石でできたドームはインドにしか見られない一級品、ヤムナ川に映った墓廟はその美しさを一層際立たせます。その美しさと至高さの裏にある、妃への深い愛情を感じる世界でもトップクラスの建造物です。
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