このページではバクタプルにある歴史スポットを紹介しています。旅行の醍醐味は、名物料理や美しい景観、街の雰囲気など、その土地ならではの体験です。城や史跡などの歴史スポットでは、街のルーツと変遷を知ることができ、旅の楽しさもいっそう深まります。著名な映画や小説の舞台として使われてきた建物を訪れれば、物語の世界を体感できます。教会や寺院などの宗教施設に行けば、美しく荘厳な空間に心が洗われるでしょう。
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バクタプル - 城・宮殿
55窓の宮殿(旧王宮)は、ネパールの世界遺産に登録されている古都バクタプルの中心のダルバール広場にある元王宮です。 その名の通り55の窓がある王宮は、1427年にヤクシャ・マッラ王の統治下に建造され、17世紀にブパティンドラマラ王によって再建されました。55の窓は精巧な木彫りが施されているネワール建築の傑作とも言われています。 ゴールデンゲートから敷地内に入ることができますが、タレジュ・チョークの入り口付近までで、それ以外の場所や建物の中にはヒンドゥー教徒以外は入ることができません。ゴールデンゲート向かって左側は国立美術館として公開されています。
バクタプル - 寺院・教会
タレジュ寺院は、カトマンズのダルバール広場、北東側に建つ寺院です。 1564年ごろにマヘンドラ・マラ王によって建てられたネワール様式のヒンズー教寺院で、36.6メートルもの高さがある大きな三重の塔が見どころとなっており、近年までこの寺院よりも高い建造物を建てることは許されていませんでした。王室の守り女神と言われるタレジュが祀られており、荘厳な雰囲気があるのが特徴。 一般公開されていませんが、年に一度のダサインというお祭りの時にはヒンズー教徒にのみ開放します。また、タレジュ像がある部屋は王族のみが入室でき、厳格な規制が守られています。
バクタプル - 寺院・教会
ニャタポラ寺院は、ネパールの世界遺産に登録されている古都バクタプルにあるブパティンドラマラ王支配下にて1702年に建設された寺院です。 この寺院は5階建てで、高さ30メートルあり、ネパール国内で一番高層の寺院であり、カトマンズ渓谷一高い建物として知られています。本尊は女神シッディ・ラクシュミとされており、女神の偶像は非常に恐ろしいとされていることから、本尊には限られた神殿の司祭だけが入ることが許されています。 寺院の石段には伝説の戦士ジャヤ・マッラとパッタ・マッラ、象、獅子、グリフィン、女神の石像が置かれており、その力は上の段に上がるたび10倍に増えると言われています。
バクタプル - 寺院・教会
チャング・ナラヤン寺院はネパールのカトマンズから約20キロの場所にある世界遺産に登録されているヒンドゥー教の陣寺院です。 リッチャヴィ期の323年に建設されたと言われており、カトマンズ盆地の中では最も古い寺院として知られています。現在の寺院は1700年代に再建されたものです。寺院は精巧な彫刻が施されており、そのデザインは一見の価値があります。寺院の前にはブパティンドラ王と王妃の像もあります。 寺院の本尊はヴィシュヌ神の化身であるナラヤン神が祀られています。また、寺院は標高 1,541mに位置しており、そこからカトマンズやパタンの街を見渡すことができます。
バクタプル - 寺院・教会
ダッタトレヤ寺院は、ネパールの世界遺産に登録されている古都バクタプルにある寺院の一つです。ニャタポラ寺院からバザールを徒歩で10分ほど歩いた先にあるタチュパル広場の中央にある寺院で、1427年に建立された古い寺院です。 この寺院は3階建てで、一本の木から造られたと言われていますが、唯一フロントポーチ部分は別の材料で後から付け足されたと言われています。 本尊はブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神の3体が1体となったダッタトレヤ神で、寺院前にはガルーダが控えています。本尊であるダッタトレヤはブッダの従兄弟とされており、そのためこの寺院はヒンドゥー教徒のみならず仏教徒にとっても重要な寺院となっています。
バクタプル - 寺院・教会
パシュパティー寺院は、カトマンズ東部のバグマティ川岸に位置するヒンドゥー教寺院です。14世紀の王、ヤクシャ・マッラ王によって建てられたとされる木造寺院で、シヴァ神のお告げを受けたことが建立のきっかけになったと言われています。 インド亜大陸の4大シヴァ寺院のうちの1つで、聖なる川と言われるガンジス川の支流であるバグマティ川を望む神聖な雰囲気が漂っているのが特徴。寺院内の見学はできませんが、美しい彫像などを見ることができます。 また、ヒンドゥー教徒の遺体を火葬する場所としても知られており、伝統文化や思想に触れられる観光スポットです。
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