このページではクラーゲンフルトにある歴史スポットを紹介しています。旅行の醍醐味は、名物料理や美しい景観、街の雰囲気など、その土地ならではの体験です。城や史跡などの歴史スポットでは、街のルーツと変遷を知ることができ、旅の楽しさもいっそう深まります。著名な映画や小説の舞台として使われてきた建物を訪れれば、物語の世界を体感できます。教会や寺院などの宗教施設に行けば、美しく荘厳な空間に心が洗われるでしょう。
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クラーゲンフルト
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クラーゲンフルト - 城・宮殿
市庁舎(オルシーニ・ローゼンベルク宮殿)は、ノイアーマルク(広場)の西側に隣接し、1650年に造営された歴史的建造物です。 もともとはローゼンベルク伯のルネッサンス様式の宮殿でしたが、1918年から今日まで市庁舎として使われています。中庭には、漁夫の石像があります。伝説によれば、昔、客をだまそうとしたヴェルター湖の漁夫が「私の言ったことが嘘なら、すぐ石になって見せましょう」と高言し、そのまま石になったものです。赤い屋根が印象的な美しい建物で一見の価値があります。周囲にはノイアー広場やレストランもあり、お食事や散策を楽しむことが出来ます。
クラーゲンフルト - 寺院・教会
聖エギド教会は、町の教区教会で、単廊式で左右の側面にそれぞれ4つの礼拝所を備えている教会です。 現在の建物は1697年9月8日に司教カスパー・フォン・ラヴァントによって新しい教会として再建されたものです。戦争、ペスト、迷信、飢饉をクラーゲンフルトから追い出す聖エギドのフレスコ画があります。 また聖エギド教会はフックスの手になる礼拝堂で知られており、内陣右手の壁面にも彼の「最後の晩餐」の大きな板絵が掲げられています。立派なオルガンも見どころです。教会には時計塔があり、高さ92m、225段のらせん階段があり、高さ92メートルの塔の上からは町と周辺のパノラマを楽しむことができます。
クラーゲンフルト - 史跡・遺跡
州庁舎(ラントハウス)は、16世紀後半に建てられたルネッサンス様式の建築で、白を基調としたアーチ構造を繰り返すように設置された柱が連なる廊下、そしてそれに面する中庭が非常に美しい建築物です。中庭には噴水もあり、優雅な雰囲気を楽しめます。 中には名高い紋章が飾られ、当初ケルンテンの貴族・高位聖職者の紋章だけが飾られていましたが、17世紀からオーストリア各地の紋章が加えられ、更に外国の紋章も飾られるようになりました。 ラントハウスにはレストランがあり、美しい建物を眺めながらゆっくりと地元料理の食事をとることができます。音楽のイベントが行われていることもあります。
クラーゲンフルト - 滝・河川・湖,寺院・教会
マリアヴェルト巡礼教会は、ヴェルターゼ湖の岬のほとりにひっそりと建っているのが特徴で2つの教会が並んでいます。青々とした湖にそびえる尖塔と真っ白な壁が美しい景観を創り出しています。 教会内にはロマネスク時代の壁画や祭壇のマリア像が見ごたえがあります。境内に大きな釣り鐘が置かれているのですが、不思議なことに鐘の側面に各国の言葉に交じって日本語で「平和」と刻まれています。 周囲のヴェルターゼ湖はオーストリアだけでなく、ヨーロッパでも人気ある避暑地のひとつで氷河で形成された湖にもかかわらず、水温が高いことが特徴です。湖岸には数百年昔より避暑地の場所としての村が存在していたようです。
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