このページではサン=レミ=ド=プロヴァンスにある歴史スポットを紹介しています。旅行の醍醐味は、名物料理や美しい景観、街の雰囲気など、その土地ならではの体験です。城や史跡などの歴史スポットでは、街のルーツと変遷を知ることができ、旅の楽しさもいっそう深まります。著名な映画や小説の舞台として使われてきた建物を訪れれば、物語の世界を体感できます。教会や寺院などの宗教施設に行けば、美しく荘厳な空間に心が洗われるでしょう。
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エリア
フランスの都市
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サン=レミ=ド=プロヴァンス - 寺院・教会
サン・レミ・ド・プロヴァンスに12世紀に建てられたサン・ポール・ド・モーゾール修道院は、18世紀以降、精神病院となっていて、1889年5月から翌年5月までの1年間、フィンセント・ファン・ゴッホが入院、精神科治療を受けたことで有名です。 旧市街の西側レピュブリック広場から徒歩15分程度の所にあります。 ゴッホは専用のアトリエを与えられ、病院のスタッフに絵を称賛されて、唯一病院の外に出ることを許された患者でした。病院内や周辺で、「アイリス」や「刈り入れする人のいる麦畑」「オリーブの林」、「星降る夜」など約100点の絵画と150点の描画を制作しました。 この歴史的な修道院を取り囲む地域は、ゴッホが生きた日々と変わらず、絵に描かれた庭やオリーブ畑などが見られます。ゴッホの部屋は再現されており見学することができます。
サン=レミ=ド=プロヴァンス - モニュメント・記念碑,史跡・遺跡
グラヌムは、南フランス・プロヴァンス地方にあった古代ローマ帝国時代の都市で、その遺跡は、サン・レミ・ド・プロヴァンスのすぐ南に残されています。 もともと、紀元前4世紀頃にケルト系の人々(ガリア人)が建造した都市で、そこには癒しの泉があり、そのほとりにケルト神話の神グラニスを祀る社が築かれました。そのため、この町の名前はグラニスと命名されました。 ローマ時代に繁栄した街ですが、ローマの衰退とともに廃墟となり、地中に埋まっていた遺跡で、街がそのまま残っています。その中でも最もよく保存されているのが、入り口近くにある全高18mの死者記念塔で、土台部には歴史あるいは神話上の様子を描いたレリーフを見ることができます。 西暦10~25年に建造された、勝利者ローマ人に鎖で引かれるガリア人捕虜を描いた凱旋門も見所の一つです。
サン=レミ=ド=プロヴァンス - モニュメント・記念碑,旧市街・古い町並み
大予言で有名なノストラダムスを記念して造られた小さな噴水です。ノストラダムスの顔を飾った美しい噴水です。 泉は、ノストラダムスの生家近く、サン・レミ・ド・プロヴァンス旧市街の中心部にあります。旧市街の中央を東西に結ぶカルノ通りの中ほど三叉路に位置、旅行者のリフレッシュスポットともなっています。 フランスの医師で占星術師、また詩人であったノストラダムス(1503-1566)は、「ノストラダムスノ大予言」の詩集を著しましたが、その予言は現在に至るまで多くの信奉者を生み出し、様々な議論を巻き起こしました。 泉の周りには、蔦が張り雰囲気を出しています。1859年に彫刻家Liotard de Lambescが制作したノストラダムスの彫像もあります。
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