“雲海”が広がる絶景
安徽省にある黄山は1990年世界遺産に登録された。氷河や風雨による岩石の浸食が長い歳月繰り返され現在の景観を造り上げた。尖った岩山や山を這うように霧が立ち込めた景観はまるで仙人の住む世界のようである。多くの文人が訪れ水墨画や詩などの題材になった場所である。
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中国 - 観光
中国の水墨画のような美しい山水風景が見られる「黄山(こうざん)」は、“黄山を見ずして、山を見たというなかれ”と称えられるほど、古代より多くの文化人をも惹きつけてきた場所です。三主峰と呼ばれる3つの峰があり、そこから見る断絶壁の景観と一瞬一瞬姿を変える霧のコラボレーションは、不思議な魅力に溢れています。黄山と言う名称は道教の祖である「黄帝」にちなんでつけられましたが、今でも当時の道教や仏教の寺院などが残されていて、中国文化に大きな存在感を示しています。これらの価値が認められ、1990年には世界遺産に登録されました。 黄山には400以上の名勝があるので全てを回ることは難しいですが、みどころはある程度絞られているので、事前にチェックをしておけば無駄なく回ることができるでしょう。今回は、今も昔も変わらぬ美しさで人々を魅了する「黄山」のみどころをご紹介します。
住所 | 安徽省黄山市 |
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近くのイベント | 中国のイベント |
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黄山は、中国の安徽省にあり、仙人が住む世界と言われるほど、幻想的な景観が魅力の観光スポットです。2004年には世界ジオパークにも登録され、昔話にでてきそうな神秘的な景色を眺めようと、多くの文人も訪れ、水墨画や漢詩の題材となったことでも有名になりました。黄帝がここで不老不死の霊薬を飲み仙人になったという伝説があり、この伝説から「黄山」と名付けられたと言われています。現在は徽杭高速道が開通され、チャーターバスで向かうことができます。黄山は美しい景観も魅力ですが、1450種類もの植物や、さまざまな動物が生息しているエリアとしても魅力で、岩の割れ目から生えている黄山松をみることもできます。絶滅危惧種の動物たちが数多く生息し、天候によって違った表情を見せるところも魅力と言えます。中国の神秘的な景色を楽しみたい方は、黄山がおすすめです。
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