"世界遺産"の一つ
インドのサーンチには、インドにかつて存在していた王朝時代に造られた仏教系の建築物が、現在でも遺跡として多数存在しており、それらは、サーンチの仏教遺跡として世界遺産にも認定されている。第51僧坊は、このサーンチの仏教遺跡内にある僧坊の一つである。
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住所 | Sanchi |
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マディヤ・プラデーシュ州、インドの中心部に位置するラーイセーン県にある村です。サーンチーにはマウリヤ朝最盛期の王、アショーカ王によって建立されたストゥーパと呼ばれる卒塔婆が残っています。当時は8つが建築されましたが現在残っているのは「第一塔」「第二塔」「第三塔」の3つです。ドームのような形をしている第一塔は完全な形を保っていて、もとは釈迦の骨を収めるために作られた塚でした。その後土の上や周辺に煉瓦が積み上げられ、銀白色と金色のしっくいが塗られ塔として形成されました。塔の周辺、東西南北には塔門であるトーラナが建てられています。多数の彫刻が施されたトーラナは工芸的に評価されています。サーンチーの塔以外にも大乗仏教遺跡である仏塔、寺院が多く残っていてサーンチーの仏教建築物群として世界遺産に登録されています。
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