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アタカマ砂漠の宿泊拠点・観光情報
アタカマ砂漠観光での宿泊拠点
アタカマ砂漠への観光で拠点になるのが、チリ北部にあるサン・ペドロ・デ・アタカマです。1540年に誕生したチリ最古の街として知られており、街中には、砂漠の街らしい日干しレンガ造りの平屋建てが並んでいます。1時間もあればひとまわりできるほどの小さな街には、ホテルや観光ツアー会社、レストランなどがそろっています。砂漠のど真ん中に滞在できるので、好きなだけ星空観測が満喫できますよ。
アタカマ砂漠の観光ツアー
アタカマ砂漠観光をより充実させるには、サン・ペドロ・デ・アタカマ発着の観光ツアーに参加するのがおすすめです。月の谷や死の谷を観光してから、夕日&星空観測ができる半日ツアーをはじめ、ミスカンティー湖やミニケス湖、フラミンゴの生息地として有名なアタカマ塩湖などを一気にめぐる観光ツアーなど、多彩なプログラムがそろっています。早朝出発のタティオ間欠泉群ツアーなら、夜明けとともに煙が吹きあがる幻想的な光景が楽しめますよ。
アタカマ砂漠のおすすめ旅行シーズン
1年中観光シーズンのアタカマ砂漠で、近年注目が集まっているのが、砂漠に咲き誇る奇跡のワイルドフラワーです。エルニーニョ現象の影響で、降雨周期が短縮して、見れる確率が年々高まっています。2015年に花畑が登場してから、わずか2年後の2017年は、歴史的な数の花々が咲き乱れたとして、世界中で大きく記事になり話題になりました。奇跡の光景が楽しめる9~10月にかけては、世界中からの観光客が訪れる人気の観光シーズンになっています。
アタカマ砂漠観光の注意点
アタカマ砂漠観光で気になる治安情報
治安が不安定なチリの中で、アタカマ砂漠の観光拠点となるサン・ペドロ・デ・アタカマは、治安が安定しているエリアです。砂漠のど真ん中の観光地のため、街中には観光客や現地ガイドなどであふれており、それほど治安に関して身構える必要はありません。荷物の自己管理さえ怠らなければ、スリなどの被害に合うことは少ないです。アーケード街や土産物店、バーなど、夜でも散策が楽しめますが、暗い道や裏通りを歩くのは、日本同様危険なのでやめましょう。
アタカマ砂漠観光で知っておきたい物価事情
世界有数の観光地であるアタカマ砂漠周辺では、物価は高いと考えておいたほうがいいでしょう。レストランやカフェなどもありますが、チリの都心部よりも割高で、日本と同程度の物価です。食料品や野菜なども高めなので、自炊できるホテルに宿泊する場合は、ある程度の食料を持参した方が節約できます。宿泊はドミトリータイプでも3000円前後で、ワイルドフラワーシーズンは料金も上昇して、予約が取りにくくなるので、早目の予約がおすすめですよ。
■アタカマ砂漠の見どころを紹介!
死の谷
乾燥し、塩分を多く含んだ「死の谷」は、チリ北部アタカマ高地に位置する町サン・ペドロ・デ・アタカマ郊外にあります。恐ろしい名前の由来は、動植物が生きられないほど乾いているからとする説や、砂の下から数多くの動物の骨が見つかったからとする説など、さまざまな説があります。草1本生えていない風景はまさに死の谷と呼ぶにふさわしく、過酷な気候が生み出した神秘的な世界に誰もが目を奪われます。
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月の谷
アタカマ砂漠で最も有名な観光スポットです。削れた岩肌やクレーターのような岩がまるで月面のように見えることから「月の谷」と呼ばれています。砂漠のなかに岩塩でできた洞窟や塩の結晶が付着した岩などがある不思議な光景は、大勢の観光客を魅了しています。夕日の美しさも格別で、日没前には辺り一面がピンク色に染まり、別世界が広がります。
アタカマ砂漠 月の谷&死の谷 半日ツアー
- 毎日 所要時間(送迎あり)3時間
- 料金:USD20/2062円(2016年9月1日現在)
アタカマ砂漠の星空
周囲に星を邪魔する光がないことと、できるだけ標高が高く空気が澄んでいることが美しい星空の条件と言われています。その条件をすべて満たしているのがアタカマ砂漠。世界で一番星がきれいに見えるスポットとも言われており、世界中の天文台が集まっています。透き通った夜空に広がる満天の星を眺めていると、心身とも自然に癒されていくでしょう。
■知っておきたいポイント
アタカマ砂漠の気候
アタカマ砂漠は寒暖の差が激しい観光地です。日中は非常に暑く、夜になると一気に気温が下がることも少なくありません。日差しも強く、日焼け止めと保湿クリームは必須です。肌寒くなった際にすぐに羽織ることができるものも必ず準備しておきましょう。また高地にあるため、高山病にも十分気を付ける必要があります。標高4000メートルにもなるタティオの間欠泉や、ミスカンティ湖まで観光するのであれば、しっかりとした防寒着も必要です。
アタカマ砂漠での雨
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年間を通した降水量が平均4ミリ未満と、非常に雨の少ないアタカマ砂漠ですが、数年に一度大雨が降ることもあります。最近では2015年に記録的な大雨が降り、砂漠に花々が咲き乱れるという珍しい光景が広がりました。この「砂漠の花畑」現象は5年から7年周期で起きるといわれており、運が良ければ見られるかもしれません。
■アタカマ砂漠までのアクセス情報
アタカマ砂漠を観光するなら、まず日本から飛行機でチリの首都サンティアゴに向かいます。直行便はないため、アメリカ、カナダ、オランダのいずれかで乗り継ぎが必要になります。サンティアゴ空港からは国内線でカラマ空港に向かい、サン・ペドロ・デ・アタカマまでの直通バスを利用します。カラマ空港までの国内線は平日1日5便、週末は1日3便運航されており、カラマからのバスは1日3便から6便ほど出ています。
■アタカマ砂漠の周辺情報
タティオ間欠泉
世界で最も標高の高いところにある間欠泉です。常に85℃から90℃ほどの熱湯が噴出し、辺り一帯が蒸気に包まれています。温泉があるので水着着用で入浴も可能。水着がない場合でも足湯を楽しめます。活動が最も活発になる夜明け前に訪れるのが理想的で、運が良ければアンデスダチョウなどの貴重な動物たちを見ることもできます。
ミスカンティ湖
標高4000メートルもの高地にある美しい湖です。ミスカンティ山やミニケス山に囲まれたハート形の湖で、透き通るような紺碧色に誰もが目を奪われます。すぐ隣には赤みを帯びた小さなミニケス湖があり、辺り一面にはサボテンが広がるとう非常に珍しい光景が見られます。
砂漠の手
広大な砂漠の真ん中に突如現れる高さ11メートルほどの巨大な手の彫刻です。1992年にチリの彫刻家マリオ・イララサバル(Mario Irarrázabal)氏によって造られたもので、迫力あるその姿に誰もが圧倒されること間違いなしです。一説では、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第七部『スティール・ボール・ラン』に登場する「悪魔の手のひら」のモデルになったのでは? とささやかれています。
アタカマ塩湖
ボリビアのウユニ塩湖に次ぎ世界第2番目の大きさを誇る塩湖です。湖とはいうものの水のある場所は少なく、ほとんどが岩塩でできています。青い空とどこまでも続く塩湖とのコントラストが見事で、フラミンゴの生息地としても知られています。
■まとめ
過酷な気候条件がつくり出す絶景が広がるアタカマ湖。どこまでも続く砂と岩の大パノラマはまるで別世界で、世界一美しい星空や幻想的な夕日は、一度見たら目に焼きついて離れないでしょう。ぜひ一度は訪れてみてください。