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フマーユーン廟(Humayun's Tomb)
デリーの人気観光スポットで最初におすすめしたいのは「フマーユーン廟(Humayun's Tomb)」。ムガル帝国の第2代皇帝フマーユーンの墓廟です。
王妃が皇帝フマーユーンンの死を嘆き、9年もの歳月をかけて竣工され、1993年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
ペルシャ風のアーチやドームを主体にした建築の周りには、柱で支えられた傘のような小塔が立ち並んでインド装飾を施しています。
フマーユーン廟は、イスラムのペルシャ文化とインドの伝統ある様式が融合されたムガル建築という華麗な建築様式の先駆けとなり、100年後のタージ・マハルの建築でその美は絶頂を極めました。
また、フマーユーン廟は、広大な正方形の庭園の中央に位置しており、緑の芝生の庭は道路や水路で田の字型に区切られ「四分庭園」 と呼ばれています。非常に秩序的で美しい公園はイスラム教徒にとっての天国を表現したものです。今では観光客だけでなく、市民の憩いの場所になっています。
フマユーン廟
インド / ニューデリー (デリー)
- Mathura Road | Opp Nizamuddin Mosque, New Delhi 110013, India
- +91 11 2464 7005
- 7:00 - 17:00
- なし
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クトゥブ・ミナール (Qutb Minar)
続いておすすめのデリーの人気観光スポットは「クトゥブ・ミナール (Qutb Minar)」。12世紀末に北インドを制圧した軍人アイバクがその勝利を記念して建立したものです。
72.5mもの高さは、今なおインドで最も高い石塔として知られ、当時のイスラム教の権力の強さや威厳を感じさせます。
また、赤砂岩から作られた5層の塔の壁にはコーランの章句やアラベスク模様が見事に施され、夕暮れを浴びるとさらに美しく見えると言われています。
そして塔の下にはインドで最初に作られたイスラム教モスク、クワットゥル・イスラーム・モスクがあります。アイバクが、破壊したヒンドゥー教の寺院の建材を再利用して急いで作らせたものなのですが、モスクの回廊にはイスラム教では偶像崇拝が認められていないのに女神の姿が・・・!?何とも不思議な寺院です。
そして、モスクの中庭には、4世紀のグプタ朝時代に作られたとされる1600年間錆びずに残っている有名な「錆びない鉄柱」があります。99.72%という高純度鉄で作られており、表面にはサンスクリット語の碑文が刻まれており、こちらも注目のスポットです。
レッドフォート(Red Fort)
続いておすすめのデリーの人気観光スポットは「レッドフォート(Red Fort)」。レッド・フォートとはムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンがアグラからデリーに遷都する際に築いた城塞、宮殿の跡地で、赤砂岩を積み上げて造った要塞のため、別名「ラール(赤い)キラー(城)」と呼ばれています。
2007年にユネスコの世界遺産にも登録され、中でも西側の正門ラホール門と南側のデリー門は傑作だと言われています。
しかしながら、18世紀後半になるとインドはイギリスによって統治されるようになってしまい、レッド・フォートはイギリスの軍用施設とされてしまいました。
その敷地内に数多くのコロニアル建築が建てられ、イギリスから奪還した後も近年までインド軍の軍用施設として利用され続けていたので、かつての栄光の面影は城壁や門など、わずかしか残っておいません。現在、ムガル帝国の面影が残る宮廷エリアのみ見学可能となっています。
また、デリーから電車で2時間ほど郊外にあるアグラにもレッド・フォート(赤い城)があり、デリーのレッド・フォートはアグラのレッド・フォートを模範として建てられた城塞なのだとか。
アグラのレッド・フォートは、1983年にタージ・マハルと共に世界遺産登録されています。
レッド フォート(ラール キラー)
インド / ニューデリー (デリー)
- Netaji Subhash Marg, New Delhi 110002, India
- 日 - 土 9:30 - 16:30
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