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■七宝老街(チーバオラジエ)の見どころ
蒲匯塘(プーフィトン)
最初に紹介する七宝老街の見どころは「蒲匯塘」。七宝老街の中央を流れている運河が蒲匯塘です。「蒲匯塘橋(プーフィトンチャオ)」や「康楽橋(カンルーチャオ)」、「安平橋(アンピンチャオ)」などの橋が架けられ、それぞれの橋の上から、両側に広がる七宝老街の景色を楽しめます。
北西街の橋「康楽橋」のたもとには遊覧船の乗り場があり、約20分の運河を巡る観光ツアーがあります。入口の楼閣門を通り抜け、街のランドマークである3階建ての六角宝塔式の鐘楼を通り過ぎると、古い街並みの中、五感を刺激する様々なお店が数多く立ち並んでいます。
水郷古鎮 七宝・西塘1日観光ツアー<日本語>
- 毎日開催 所要時間(送迎あり)9時間
- 料金:CNY 980.00/14940円(2016年11月4日算出) 昼食付き
七宝教寺(チーバオジャスー)
次に紹介する七宝老街の見どころは「七宝教寺」。およそ1,000年前の五大十国時代に建てられ、七宝の街の変遷を見つめてきた古刹です。八角七層の七宝塔は高さ47mで2002年に復元され、最上階まで登ることができます。
各階には毘沙門天、観世音菩薩、薬師佛、阿弥陀佛、地蔵菩薩、文殊菩薩、文曲星君が祭られています。七宝塔の周りには天王殿や大雄宝殿があり、法要なども行われ、お坊さんがお経を読んでいる姿を見学できます。入場料は5元です。
枕流閣茶楼(ジェンリウグーチャーロウ)
3番目に紹介する七宝老街の見どころは「枕流閣茶楼」。蒲匯塘の運河沿いにあり、窓際の席から運河や遊覧船を眺めることができる「七宝老街」の庶民的な中国茶園です。ウーロン茶やプーアール茶など種類豊富な中国茶の他、ミルクティーやコーヒーもあります。中国茶を注文すると、お湯が入ったポットと、お茶請けにヒマワリの種がサービスされます。
1階ではお土産にぴったりの茶葉も販売しています。休憩や食後の一服にはぴったりです。
張充仁紀念館
4番目に紹介する七宝老街の見どころは「張充仁紀念館」。張充仁(チャンチョウレン)はベルギーの漫画家エルジェの「タンタンの冒険」の中で、主人公タンタンの親友だったチャンのモデルとなった芸術家です。留学先のベルギーでエルジェと知り合った張充仁は、親交を深め「青い蓮」を共同制作し、背景美術を担当しました。上海の歴史や街の様子や習慣などをエルジェに教え、影響を与えたと言われています。
館内には漫画に関する資料の他、油絵や水彩画、彫刻作品が展示されています。入場は無料ですがチケットが必要で、午前・午後各100枚限定で配布されます。
■七宝老街の楽しみ方
小銭を用意して食べ歩き
5番目に紹介する七宝老街の見どころは「小銭を用意して食べ歩き」。「七宝老街」で売っているものは様々ですが、とってもリーズナブルで、どの商品もだいたい5元ほどです。おすすめの小籠包やワンタンなど、その場で食べていっても30元あればお腹一杯なるので、いろいろなものを買い食いできます。
あらかじめ大きなお札でなく、小銭があると便利です。
バラまき用のお土産も買える
6番目に紹介する七宝老街の見どころは「バラまき用のお土産も買える」。「七宝老街」では、お土産として配れるユニークな品々がたくさん売っています。
不思議な食感の蒸し菓子「方糕」や、藍染めの商品、中国らしいマッサージグッズや漢方薬で使われる、木の実を砂糖漬けしたもの、足湯用の入浴剤などがあります。中国ならではのおもちゃ、骨とう品のお店もおすすめです。
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■七宝老街の観光シーズン
7番目に紹介する七宝老街の情報は「観光シーズン」。上海は亜熱帯海洋性季節風気候に属し、暖かくて湿潤で、四季がはっきりしています。降水量が少なく、過ごしやすい気温が続く春(3~5月)と秋(9~11月)が旅行のベストシーズンです。春の平均気温は8~19度で、中国の詩で詠われた柳や桃の花が咲き誇る景色を楽しめます。秋は23~12度で、雨も少なくさわやかな天気になります。成熟してみそがたっぷり入った旬の上海ガニを楽しめるのも秋です。
夏は全体的に暑くて湿っぽく、6~7月の梅雨時や、9~10月の台風シーズン、傘は必須です。また最低気温が4℃になる冬は、防寒と保温の万全の対策が必要です。
■七宝老街のアクセス情報
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地下鉄の場合「七宝老街」の最寄り駅は地下鉄9号線の七宝駅で、上海の中心部「徐家匯(シージャンフイ)」からだと地下鉄5駅、所要時間15分の近さです。地下鉄最寄り駅の「七宝」駅2番出口を出てから徒歩約10分ですが、途中に案内板がたくさん出ていますので迷わず行くことができます。
タクシーだと自動車専用道路を使えば約25分です。
■七宝老街以外にもある上海のおすすめ水郷の街
西塘(シータン)
「江南六大古鎮」の一つで、春秋戦国時代には吴越両国の境界だった場所であり、元の時代に原形ができた800年の歴史を持つ水郷です。映画「M:I:3(ミッション:インポシブル)」のロケ地としても有名になりました。撮影シーンで使われた、長さ1kmにわたる「煙雨長廊(廊棚)」は、屋根付きの街路で、雨が多かった西塘の街並みを象徴する場所です。
烏鎮(ウージェン)
1,300年以上前の唐の時代に現在の街並みができ、12世紀の宋の時代に発展した「江南六大古鎮」の一つです。戦乱に巻き込まれなかったため、建築物の保存状態も良く、街の名前の由来となった黒茶色の屋根の水上楼閣と、120本の橋が架かる水郷の素朴な景色を楽しめます。観光用に整備された東柵区と、宿の多い西柵区に分かれ、100年以上続く伝統産業の藍染めなど養蚕業や醸造業のお店や工房が残っています。
朱家角(シュカカク)
上海の中心部から車で1時間、明の万暦年間に栄えた水郷です。中心を流れる漕港河(カオガンフー)には36の橋が架かっています。
中でも上海地区最大の5つのアーチを持つ「放生橋(ファンシュンチャオ)」や屋根瓦が葺かった木造橋「廊橋(ランチャオ)」は見どころです。街の中心通り「北大街」はかつて「街三里、店舗千個」と言われた繁華街で、いまでも当時の活気は健在です。清の時代に作られ、上海で唯一現存している郵便局「大清郵局」も見どころです。
■まとめ
南大街には多くのB級グルメのお店があり、中国ならではの様々な食材が使われています。外見だけでわかるものや、どんな味がするのか全く想像がつかないものもあります。指さしで注文できるので、チャレンジしてはいかがでしょうか。
交通のアクセスが良く、ゆっくり過ごしても3時間程です。時間にゆとりのある方は、ちょっと欲張って2つの水郷を巡るツアーに参加するのもおすすめです。