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■破壊された王国の文化
アシャンティ王国は、ガーナ南部、内陸部の森林地帯に住んでいたアシャンティ族により作られた王国です。クマシを首都にすえ、ヨーロッパ商人たちとの、金と奴隷の交易で、17世紀~20世紀初期に栄えました。軍事的な連合が繰り返され、宗教的な色彩が次第に強くなっていったといいます。
しかしやがて、イギリス人がやってきます。1824年には第一次アングロ・アシャンティ戦争が勃発し、1901年にはイギリスに併合され、ほとんどの建物が破壊されてしまいました。アンシャンティ族の最高神「ニャメ神」を祀る神殿もありましたが、ヨーロッパからやってきたキリスト教の宣教師たちからは「呪物の家」とさげすまれ、やはり壊されてしまいました。
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■南国らしい愛らしさ
一度は壊されたアシャンティの家々ですが、20世紀に入ると、復元されることになりました。建築物は、日干し煉瓦と草葺きの急斜面の屋根で構成され、白い壁が印象的で、青空の下で白壁が輝いています。中庭を取り囲むように建てられ、熱帯雨林の暑さに耐えられるよう、通風性に優れた構造となっているのも特徴です。熱帯雨林の町らしい建築様式の建物の数々は必見です。
■アシャンティへのアクセス
難易度:★★★★☆(超難易度。行くためには情報取集が必要)
アシャンティ州の州都、クマシには空港があります。また、ガーナの首都アクラからは鉄道の便もあります。しかし、行き方の詳細は確認ができません。もし自力で行く場合は、現地空港などでの情報取集が必要です。
アシャンティの伝統的建築物群/Asante Traditional Buildings
- Asante Region Ghana
- ※名称は、データ部分のみユネスコ日本サイトの表記に合わせています
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