【バンコク】カオマンガイを食べないでどうする!?必食のタイ料理を堪能しよう

カオマンガイ (Khao man gai)とは？

まずは、屋台の定番料理「カオマンガイ」についてお話してみたいと思います。タイ語で「カオ」＝ご飯、「ガイ」＝鶏肉を意味する名前が付けられるカオマンガイは、シャモ肉にタイ米とニンニクを使って作られるチキンライスです。

鍋にたっぷりの水と鶏でダシをとり、別鍋に油とニンニクを炒めその中に先ほどのだし汁を入れ、塩で調味しタイ米を入れて炊き上げます。そのご飯に茹でた鶏肉をのせて辛いタレをつけて食べられています。ごはんにはニンニクと鶏の旨味が利いて、上にのった柔らかく茹でられた鶏はコラーゲンのツルッとした食感が味わえ、シンプルの中にも深いコクを味わえます。上にかけるタレはそのお店自慢の秘伝のタレが使われています。

また、お店を探すのも簡単で、身ぐるみ剥がされ茹でられたまるごと一羽の鶏が吊るされているのがサインです。この目印を覚えていると、おいしい大衆料理のカオマンガイと出会えます。鶏のだし汁をしっかりと吸った奥深いコクのタイ料理をぜひ味わってみてください。

カオマンガイのハズさない人気店はここだ！

■ラーン ガイトーン プラトゥーナム (Laan Kai Thong Pratunam)

最初におすすめするカオマンガイの人気店は「ラーン ガイトーン プラトゥーナム (Laan Kai Thong Pratunam)」。BTSチットロム駅より徒歩で約15分にある、バンコクで一番と言われる有名店です。メニューはカオマンガイ1種類で勝負するお店で、スタッフがピンクのTシャツを着ていることで「ピンクのカオマンガイ」として知られています。

こちらのカオマンガイは、ご飯が柔らかめに炊かれふわふわ。上にのった茹で鶏は食べやすい大きさに切られて皮のプリプリ感も味わうことができ絶品。テーブルに置かれているドロッとした唐辛子入りのタレをかけて混ぜて食べるとよりおいしくいただけます。こちらのタレにはパクチーが入っていないのも日本人にはうれしいかも。お値段はスープ付きで約40Bと、とてもリーズナブルなのも魅力です。テイクアウトもできます。

朝から晩までいつも人でにぎわうカオマンガイの専門店で、おいしいチキンライスをお試しあれ！日本にも渋谷と福岡に支店があります。

■モンコン ワタナー (Mongkol Wattana)

続いておすすめのカオマンガイの人気店は「モンコン ワタナー (Mongkol Wattana)」。BTSサパーンクワーイ駅より徒歩で約2分にある、数多くの賞を受賞しているお店です。約35年間同じ味を引き継ぐ老舗で、どこか懐かしい昔の食堂の雰囲気が味わえます。こちらのカオマンガイは良質の素材を使うことがおいしさの秘密といわれ、ご主人の人柄と共に人気のお店です。

念入りに下ごしらえされた鶏肉はしっとりフワフワで弾力がありますが柔らかく、お米は炭火でじっくりと炊かれるのでダシ汁をほど良く吸収し絶品です。つけ添のスープはさっぱり味で、メインのカオマンガイをひきたてます。女性サイズなのでお腹が空いている方は大盛りを注文してください。

こちらでは上にのる茹で鶏が揚げ鶏になっているカオマンガイトーもあります。外はカリカリ中はしっとりとし、鶏の味がしっかりと感じられます。こちらは甘いソースをかけていただきます。両方頼んでシェアしていただいてみてはいかが？

■フード プラス (Food Plus)

カオマンガイの人気店の最後におすすめしたいのは「フード プラス (Food Plus)」。サイアム駅6番出口より徒歩で約3分、学生が集まるサイアム・スクエア内にある屋台街。安くおいしく色々なメニューが揃うことで人気があり、狭い路地にご飯ものからスイーツ店まで約30店舗が軒を連ねる地元密着型の屋台村となっています。屋台ですが屋根付きなので雨の日も安心して訪れることができます。

中でもNo.1人気のマンガイ。鶏肉は柔らかくほどよく塩味がして、ご飯も鶏のマイルドな旨みがギュッと詰まったしっとりとした味です。カオマンガイトーもあります。スープも鶏の旨味を感じられスッキリといただけます。学生からワーキングウーマン、サラリーマンまで地元の方に大人気の本場のローカル・フードと、タイの屋台街の雰囲気を共に味わい素敵なタイの思い出を作ってください。

いかがでしたか？カジュアル派におすすめの屋台の定番メニュー「カオマンガイ」を味わって、ローカルに人気の安くておいしいB級グルメを存分に堪能してください。

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