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ザハ・ハディドってどんな人?
1950年にバグダッドで産まれ、現在はロンドン在住の現代建築の旬をリードする建築家。1980年には事務所を立ち上げ、その3年後には「ザ・ピーク」の国際コンペで見事、勝利したことを機に一躍世界に知れ渡りました。当時の施工技術に収まらない内容のザハの設計案は実際には建設が実現されることがないまま10年の時が過ぎ、”アンビルトの女王”(アンビルト=実際に建設されない)との名前まで与えられるほど。しかし、1993年には初の実現プロジェクト「ヴィトラ社消防所」の建設を実現させ、その後次々と大規模なコンペで勝利を重ね、世界各国でザハのプロジェクトは稼働しています。日本でも2020年のオリンピックへ向けての「新国立競技場」の建設が進められています。
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■ロカ ロンドン ギャラリー (Roca London Gallery)
最初におすすめするザハ・ハディドの建築物は「ロカ ロンドン ギャラリー (Roca London Gallery)」。ROCAブランド(バスルームメーカー)のショールーム。なめらかな形状の建物で、デザインテーマ“Movement of Water”の名前の通り、水の動きをモチーフに、水滴を感じられる店内となっています。
洞窟のようなエリアや、天井の造形、通路に映像が映し出されるなど、一目見たら魅了されること間違いなしの空間です。ROCAブランドの革新性を印象付けたこちらのショールームは、現在はイベントやセミナーといった行事にも使われています。
ロカ ロンドン ギャラリー
イギリス / ロンドン
- Station Court, Townmead Rd, London SW6 2PY イギリス
- 020 7610 9503
- 9:00~17:30(土曜は11:00~17:00)
- 日曜
■ロンドン アクアティクス センター (London Aquatics Centre)
2番目におすすめするザハ・ハディドの建築物は「ロンドン アクアティクス センター (London Aquatics Centre)」。オリンピックパーク内にある、ロンドンオリンピックでも使用された水泳競技場。
外観が、なめらかで美しいカーブで造りだされているのが特徴的です。なめらかな曲線の天井もユニークで、優しい外の光が自然と入る造りとなっています
オリンピックで使用された仮設の観客席を1年半ほどかけ撤去し、現在では地元の人が利用できるプール施設として使用され親しまれています。飛び込み用プール、50メートルのプールなどがあります。
■エヴリン グレイス アカデミー (Evelyn Grace Academy)
3番目におすすめするザハ・ハディドの建築物は「エヴリン グレイス アカデミー (Evelyn Grace Academy)」。RIBAアワード獲得作品の一つで、ロンドン南部にある教育施設。
年齢層が違う4校を集合させた新しい形態の施設で、本格的なスポーツをすることができる競技場も併設されています。死角が一切なく自然の光にあふれている空間で、充実した学生ライフを過ごせるほか、オープンな教育を受けられることでも話題になっています。中心部には一般市民も利用できる施設もあり、今後新しい教育施設としてモデルになりそうな新スタイルを取り入れています。
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