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【2024年版】関西でおすすめの紅葉スポット:見頃の時期を紹介

関西には紅葉の名所が数多くありますが、その時期は関東よりも大体1ヶ月弱遅く始まります。夏の猛暑からだんだん肌寒くなる頃に、紅葉の代表的なモミジの葉はだんだんと色付き始めます。1日の最低気温が8℃以下で紅葉が始まって、5~6℃以下になると更に色が深まり見頃となります。10月中旬頃から見頃になってくるスポットもありますが、本格的に見頃を迎えるのは、ほとんどの場所で10月下旬~11月下旬までとなります。 真っ赤、黄色に染め上がる草木や石畳に落ちる紅葉はまるで絨毯のようにも見え、まさに日本が世界に誇れる日本の美と言えます。また紅葉の見頃の時期には、各々で紅葉祭りが行われおすすめの観光名所となっています。そこで今回は関西でおすすめの紅葉スポットを紹介していきます。

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更新日: 2024年4月26日

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紅葉の名所に出かけて、秋を満喫しよう

そもそも紅葉(こうよう)って??

日本の秋の風物詩である紅葉。春の花見に負けないほど紅葉狩りは人気の観光ですよね。そもそも紅葉(こうよう)とは、落葉樹が秋に葉を落とすのに先立って、葉の色を緑から赤や黄色などに色を変える現象を意味する言葉です。日照時間が短くなり光合成が行われなくなると、木は葉を不要の物として切り離そうとします。すると葉を緑保つ成分クロロフィルが分解され、赤や黄色になるのです。

紅葉(こうよう)と紅葉(もみじ)の違いは?

「紅葉(こうよう)」は、葉が赤や黄色などに色づくことですが、葉の色は赤や黄色だけとは限りません。茶色に染まる葉も多いですが、葉が緑から色を変えることを総称して「紅葉(こうよう)」と言います。一方で同じ「紅葉」と書いて「もみじ」とも読みます。「紅葉(もみじ)」とはひときわ鮮やかに紅色に色づくカエデの総称を指す言葉です。

紅葉の見頃はいつ頃?

紅葉は、桜前線のように日本全国で見ごろとなる時期が異なります。毎年9月を過ぎるとその年の紅葉の見頃情報が発表されますね。一般的に紅葉の見頃は10月上旬から12月上旬にかけて、北海道地方をはじめとする日本の北部から徐々に南下していきます。それは「昼夜の寒暖差が大きい」「乾燥した好天の日が続く」「最高気温8度以下の日が続く」などの気候条件を満たさないと葉の紅葉が進まないからです。

関西の紅葉狩り

関西の紅葉の見頃はいつ?

日本に数ある紅葉スポットですが、中でも関西には多くの有名紅葉スポットがあるのはご存知でしょうか? 特に京都には、寺社仏閣とともにハッとするほど鮮やかな紅葉を拝むことができるスポットがあり秋の京都旅行は人気を集めています。関西地方の紅葉の見頃は、10月中旬から12月上旬頃です。同じ関西地方でもエリアによって見頃の時期が異なるので、事前に見頃を調べてから出かけましょう。

関西でライトアップされた紅葉を楽しめるスポット

関西エリアには、夜間のライトアップを楽しめる紅葉スポットが多くあるのが特徴です。滋賀県大津市の「石山寺の紅葉」は、国宝や重要文化財の建造物と深紅のモミジがライトアップされて妖艶な雰囲気に包まれます。京都の清水寺や醍醐寺、嵐山や平等院などでもライトアップが行われています。世界遺産にも登録されている京都の歴史的建造物と美しい紅葉の共演は見事ですよ。

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関西でおすすめの紅葉スポットを紹介

京都府のおすすめ紅葉スポット

■関西のおすすめ紅葉スポット【1】洛北(圓光寺)

Morning Enkoji in Autumn 圓光寺秋の早朝特別拝観

紅葉の見頃時期:11月中旬~12月上旬

はじめに紹介する関西の紅葉スポットは「洛北(圓光寺)」。圓光寺は1601(慶長6)年、徳川家康公が文治政策として伏見に学問所を開いたという長い歴史のあるお寺です。本堂前には水琴窟が設置され妙音を聞くことができます。また庭園は紅葉の時期になると色鮮やかに赤色、オレンジ、黄色に彩ります。境内山上からは燃え立つような赤色、オレンジ色主体の紅葉が彩り、遠くには紅葉と美しく絡み合う北山や嵐山の絶景を望めます。

洛北(圓光寺)

京都府京都市左京区一乗寺小谷町13
075-781-8025 圓光寺
9:00~17:00
【電車】叡山電鉄一乗寺駅から15分、JR京都駅から市バスで35分、一乗寺下り松町下車10分 【車】名神高速道路京都東ICから三条通、白川通を経由30分
http://www.enkouji.jp/

■関西のおすすめ紅葉スポット【2】嵐山

日本京都[嵐山]-宝筐院.11

紅葉の見頃時期:11月下旬~12月上旬

次に紹介する関西の紅葉スポットは「嵐山」。関西の紅葉と言えば、嵐山と答える人が多いのではないでしょうか? 常に知名度が高く行ってみたい紅葉スポットで常に上位に挙げられます。赤色や黄色に染まった嵐山を背景に、「渡月橋」がかかる風景は特に有名です。嵐山もみじ祭では平安管絃の伝統芸能が披露され、岸辺では嵯峨大念仏狂言や島原太夫の道中で賑わい、観光客に人気となっています。

嵐山

京都府京都市右京区嵐山
075-861-0012
【電車】JR嵯峨嵐山駅から10分、京福嵐山線嵐山駅からすぐまたは阪急嵐山線嵐山駅からすぐ【車】名神高速道路京都南ICから国道1号線経由40分
http://www.arashiyamahoshokai.com/index.html

■関西のおすすめ紅葉スポット【3】大本山 東福寺

紅葉の見頃時期:11月中旬~12月初旬(例年では11月20日~12月3日ごろ)

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続いておすすめの関西の紅葉スポットは「大本山 東福寺」。通天紅葉と呼ばれる本堂と普門院、開山堂を結ぶ通天橋からは、葉が3つに分かれ黄金色に色づく鮮やかなカエデを数十本見ることができる人気の紅葉スポットです。20万平方メートル以上の境内には、国宝に指定されている三門や苔と敷石が市松模様をつくる本坊庭園などがあり、飽きることなく見所たっぷりの観光名所を周ることができます。

大本山 東福寺

京都府京都市東山区本町15丁目778
075-561-0087 東福寺
【電車】JR東福寺駅から10分、京阪電鉄鳥羽街道駅から8分 【車】名神高速道路京都南ICから10分
http://www.tofukuji.jp/

■関西のおすすめ紅葉スポット【4】永観堂 禅林寺

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紅葉の見頃時期:11月中旬~11月下旬

4番目におすすめする関西の紅葉スポットは「永観堂 禅林寺」。永観堂 禅林寺の敷地内の最も高い場所にある多宝塔を、カエデの鮮やかな赤色の紅葉が包み込む風景はまさに絶景。古今和歌集にも「モミジの永観堂」と詠まれているほどの、その紅葉の美しさは、今も昔も変わらず風情があります。また夜には中央にある放生池や紅葉がライトアップされ、昼とはまた違った幻想的な姿を見られます。

永観堂 禅林寺

京都府京都市左京区永観堂町48
075-761-0007 永観堂
【電車】地下鉄蹴上駅から15分。JR京都駅から市バス南禅寺・永観堂道下車3分
http://www.eikando.or.jp/

■関西のおすすめ紅葉スポット【5】洛北(貴船神社)

貴船神社 kibune

紅葉の見頃時期:11月中旬~11月下旬

次に紹介する関西の紅葉スポットは「洛北(貴船神社)」。貴船神社は古くから「氣生根」とも親しまれている京のお座敷です。縁結びの神様と水の神様が宿っていると信仰され続けており、全国から料理人や水を扱う商売人が足を運ぶ有名な神社でもあります。貴船神社本宮の参道石段に立ち並ぶ春日灯籠、夜にはライトアップされる紅葉を楽しむことができ、神域が優しく灯りに包まれて風情があります。

洛北(貴船神社)

京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
075-741-2016
【電車】叡山電鉄貴船口駅から30分、叡山電鉄貴船口駅からバスで貴船下車5分 【その他】京都市営地下鉄国際会館駅からバスで貴船口乗り換え、貴船下車5分
http://kifunejinja.jp/

■関西のおすすめ紅葉スポット【6】大原(三千院)

大原三千院

紅葉の見頃時期:11月中旬~11月下旬

6番目におすすめする関西の紅葉スポットは「大原(三千院)」。大原には国宝の阿弥三尊や、天台宗の寺院に安置されている数多くの文化財があります。大原の里は山の間の盆地にあるので日夜の寒暖の差が激しく、色鮮やかに彩る紅葉は綺麗で時間を忘れうっとりしてしまいます。特に杉木立に囲まれた有清園や往生極楽院の優雅さ、鮮やかな紅葉は時を忘れるほど美しいと有名な観光スポットです。まさに、日本の歴史と美を感じられる場所といえます。

大原(三千院)

京都府京都市左京区大原来迎院町540
075-744-2531 三千院
【電車】JR京都駅からバスで60分、大原下車10分。地下鉄国際会館駅からバスで20分、大原下車10分
http://www.sanzenin.or.jp/

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