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【東京】サントリー美術館:何度行っても新しい発見があり飽きることのない美術館

東京都港区にある「サントリー美術館」はアートで六本木を活性化することを目的に結成された六本木アートトライアングルの1つで、絵画や陶磁、漆工、染色など日本の古美術品や東西のガラスなど国宝や重要文化財を含む約3,000点が収蔵されている美術館です。「美を結ぶ。美をひらく。」がミュージアムメッセージになっており、時代の枠組みや文化の境界にとらわれることなく美と美を結ぶことで新しい発見と知的感動がひらかれることを目標とした自由な展示が行われています。「サントリー美術館」は常設展を設けず企画展をメインに行っているので行くたびに違う美術品に出会うことができ、何度訪れても飽きることがありません。ここでは、そんな「サントリー美術館」について紹介します。

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更新日: 2024年4月23日

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「サントリー美術館」の概要&魅力

https://ja.wikipedia.org

「サントリー美術館」は1961年に飲料メーカーであるサントリーの社長、佐治敬三が「生活の中の美」を基本テーマにして千代田区丸の内のパレスビル内に開館した美術館です。2007年に東京ミッドタウン内に移転し、現在まで営業を続けています。館内には絵画や陶磁、漆工、染色といった日本の古美術や東西のガラスなど国宝1件、重要文化財15件、重要美術品21件を含む約3,000件もの美術品が収蔵されており、常設展示ではなく企画展をメインに行っているため何度訪れても飽きることがなく、常に新しい刺激を与え続けてくれるでしょう。

おもしろびじゅつワンダーランド展04

一般的な美術館は美術品が作成された時代や場所、民族などによって分けられて展示されていますが、「サントリー美術館」は東京ミッドタウンへの移転を機に「美を結ぶ。美をひらく」をミュージアムメッセージに追加し、時代や文化の境界にとらわれることなく自由な展示を行っているのが大きな特徴です。
中世や近世、近代といった時代の枠組みに縛られずに美と美を結ぶ、東と西を結ぶ、国や民族と行った文化の境界にとらわれずに結ぶ。自由に結ぶことから新しい発見と知的感動がひらかれると考え「結ぶ」と「ひらく」という言葉を活動の柱にしています。また、「サントリー美術館」は「国立新美術館」「森美術館」と合わせて六本木トライアングルを結成し、アートで六本木を活性化することにも力を注いでいます。

「サントリー美術館」の見どころ

隈研吾設計の建物

「サントリー美術館」の建物は2020年に開催される東京オリンピックのスタジアム設計で注目を集める隈研吾によって「伝統と現代の融合」をテーマに設計されました。外観の最も見せ場となる正面は白いセラミックパネルで作られた垂直のルーバーで覆われ、スタイリッシュで透明感があります。

「都市の居間」として居心地の良い空間を目指した館内は木と和紙を随所に使用し自然の温もりと柔らかい光を表現。また、巨大なガラス面にはガラスがなかった時代の日本住宅に用いられた、伝統的なディティールである無双格子を取り入れ、スライドして光をコントロールし展示内容によって演出を変えられるよう工夫されています。日本の伝統と現代を融合させた和モダンを基調に、安らぎと優しさにあふれる居心地の良い空間を実現しました。

3,000点超のコレクション展覧会

おもしろびじゅつワンダーランド展07

「サントリー美術館」が1961年の開館以来「生活の中の美」を基本テーマに収集した収蔵品は絵画、陶磁、漆工、染織など日本の古美術品から東西のガラスまで、約3,000件にも及びます。中には鎌倉時代に作られ国宝に指定されている「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」や緒方乾山作の「白泥染付金彩芒文藍物」など重要文化財も含まれており見応え十分です。

ただし、「サントリー美術館」の美術品は常設展ではなく企画展がメインになっており、展覧会中も作品保護のため展示替えを行うため目当ての作品がいつでも見たいときに見られるというわけではありません。不便さを感じるかもしれませんが、目当ての作品を見たいときに必ず見られるわけではないという特別感も多くの人を惹き付け魅了する要因となっています。

日本文化財を肌で感じる茶室

「サントリー美術館」には6階に「玄鳥庵」という茶室があります。この茶室は1961年、丸の内に「サントリー美術館」が開館したときに造られたものを東京ミッドタウンに引き継いだもので、隈研吾デザインの八畳間が増設されています。立礼席の窓には中敷居を入れ上は障子、下は吹き抜けとしているため、内部の床石が屋外へと続いているかのような景色を作るモダンな雰囲気が特徴的な茶室で、障子を開ければ東京ミッドタウンの高層ビルを眺めることが可能です。

展覧会会期中の指定なし木曜日には抹茶と季節の和菓子を提供する点茶席が行われており、都市の心地よい静寂な空間でゆっくりとした時間を過ごすことができます。点茶席は1日50名限定となっているため注意が必要です。当日10時より3階受付で点茶券を1,000円で販売しているので、希望する方は早めに購入するようにしましょう。

ミュージアムショップ

「サントリー美術館」の収蔵品をモチーフにしたオリジナルアイテムや暮らしに潤いをプラスするセレクトアイテムを販売しています。マグカップや手ぬぐい、扇子など手軽で日々の生活に取り入れやすいものから木箱に入っている美しい陶器までバラエティ豊富に揃っているので、自分にぴったりなアイテムが見つかるはずです。

エデュケーション・プログラム

展覧会で展示している作品に関連した記念講演や特別講演が行われており、ただ見るだけでなく作品について深く知りより身近に感じることが可能です。学芸員やエデュケーターによるスライドトークが行われることもあり、初めて参加する方も分かりやすく気軽に参加できるよう工夫されています。

「サントリー美術館」での食事情報

「サントリー美術館」のミュージアムショップには慶応元年創業の「加賀麩不室屋」がプロデュースするカフェが併設されています。創業150年の伝統を誇る老舗の不室屋が作る麩を現代的にアレンジした食事や甘味を堪能することが可能です。11時半から数量限定で提供される、ふやき御汁弁当は色鮮やかで食べるだけでなく、見て楽しむことができると人気を集めています。麩あんみつや不室屋パフェなどの甘味は休憩にもおすすめです。

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11時までの入館方法

「サントリー美術館」は10時に開館しますが、東京ミッドタウン内の店舗は11時オープンとなっているため、10時から11時の間は利用できる入り口が限られてしまうので注意が必要です。1階のGALLERIA(ガレリア)入り口から入るようにしてください。

メンバーズ・クラブで1年中お得に楽しむ

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鏑木清方@サントリー美術館堪能した。

年会費5,000円のメンバーズ・クラブは入会すると1年間何度でも入館できるだけでなく、同伴者1名も無料で入館できるお得なプログラムです。また、展覧会ごとに休館日を利用しメンバーズ会員だけの特別内覧会を開催しており、学芸員のレクチャーで知識を深めたあと、貸し切りの展示室でゆっくりと美術品を鑑賞することが可能です。他にもエデュケーション・プログラムの優先受付、各種イベント招待など美術館をより楽しめる機会が設けられていたり、ミュージアムショップとカフェがお得に利用できたりと充実した内容になっています。

「サントリー美術館」へのアクセス

東京都港区赤坂にある「サントリー美術館」は都営地下鉄大江戸線六本木駅が最寄り駅となっています。大江戸線六本木駅出口8から直結しているので迷う心配もなく、雨が降っていても濡れることなく訪れることが可能です。また、東京メトロ日比谷線六本木駅も地下通路にて直結しており雨や迷う心配がなく便利です。東京メトロ千代田線乃木坂駅も利用可能で、出口3より徒歩約3分で到着します。

車で訪れる場合、「サントリー美術館」の専用駐車場がないため東京ミッドタウンの駐車場を利用してください。ただし、割引サービスが適用されず1時間100円の駐車料金がかかります。

「サントリー美術館」周辺のホテル情報

ザ・リッツ・カールトン東京

Expedia

東京ミッドタウンの超高層ビルミッドタウン・タワーに入居するラグジュアリーホテルです。館内には245室の客室やフィットネス、スパ、レストランなどの施設が充実しており、最上級のサービスを受けながら快適な時間を過ごすことができます。客室は47階以上に設置されているので、東京の街並みを一望することが可能です。

レム六本木

Expedia

「サントリー美術館」から300mの場所に位置するホテルです。「TIMELESS COOL」をコンセプトにしたホテルで、機能性に優れた客室でのんびりとくつろぐことができます。東京メトロ日比谷線、都営大江戸線六本木駅から徒歩約1分とアクセスの良さも魅力で、観光の拠点にぴったりです。

ホテルアルカトーレ六本木

Expedia

東京メトロ、都営地下鉄六本木駅3番出口隣に位置するホテルです。六本木交差点の目の前にありながら、静かで落ち着いた時間を提供してくれます。モダンで落ち着いた印象の客室はシングルルーム、ダブルルーム、ツインルームとバリエーション豊富で様々なニーズに対応可能です。

ザ・ビー

Expedia

六本木の中心に位置しているにもかかわらず、静かで落ち着いた雰囲気の隠れ家的スタイリッシュホテルです。常時ホテルマンがホテル内を循環しているので、女性1人でも安心して宿泊できます。女性デザイナーが手がけたスタイリッシュなインテリアとシモンズ社製のベッドでくつろぎの時間と上質な眠りを提供します。

「サントリー美術館」のまとめ

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居間でくつろぐような落ち着いた空間で美術品に触れることができる「サントリー美術館」について紹介しましたがいかがでしたか?様々なテーマの企画展が行われており変化を続ける美術館で、いつ何度行っても飽きることがなく常に刺激を与え続けてくれることでしょう。

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