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ウラジオストク観光ガイド:行きやすくなった極東のヨーロッパ・ウラジオストクの街を歩こう

日本から一番近いヨーロッパともいわれるロシアの街・ウラジオストク。ロシアの極東最大の港湾都市です。 歴史的には19世紀以降、日本とも関係がはじまりました。秋田市、新潟市、函館市が姉妹都市提携を結び、またウラジオストクの大学では日本語教育や文化交流も盛んで、さらに現在は日本の企業も多数進出しているなど、現代においても意外に日本と関わりの深い都市です。 ロシアの都市というとビザの必要な国なの?どんな街並みなの?と観光にあたってさまざまな疑問が湧き出てくると思います。日本からは直行の航空便で約2時間。船も出ているこの極東の美しい街・ウラジオストク観光の魅力をみてみましょう。

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更新日: 2023年11月21日

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ウラジオストクの歴史

現在のウラジオストクを含む東側の沿岸はもともと清国の支配地域で満州の一部でしたが、19世紀にロシアの領土となりました。19世紀末には日本海から太平洋へ通じるの玄関として、また不凍港として、ロシアの極東にとっての重要な港町に位置づけられます。ソ連時代は「閉鎖都市」として外国人の立ち入りが禁じられていました。

現在はアジアへの窓口として開かれており、2017年には東方経済フォーラムや日露の首脳会談の舞台となっており、まらビザの簡素化もはじまりました。現在のウラジオストクは観光で訪れるのに容易になっただけではなく、ロシアと日本の関係を語る上でも非常に重要な街となっています。

ウラジオストク観光での定番の見どころ

ウラジオストク駅

ウラジオストク駅

https://travel.rambler.ru

ウラジオストクからモスクワまで、長い長い大陸横断鉄道の始発駅です。シベリア鉄道の主要鉄道駅は美しい建物が多く、ウラジオストク駅の構内も見学の価値があります

ウラジオストク駅の内部

https://travel.rambler.ru

スヴェトランスカヤ通り

ウラジオストクの鉄道駅前をほぼ東西に走る通りで、金角湾に向かって伸びるこの街のメインストリートです。路面電車が通り、ヨーロッパ調の建物が並び、百貨店やショッピングができる店、各国料理のレストランなど、ロシアっぽさとヨーロッバぽさを同時に味わえます。ホテルを予約する際もこの周辺に予約するのが便利です。

アドミラーラ・フォーキナー通り

http://vladseatour.ru

「アドミラーラ・フォーキナー通り」はウラジオストクの中心部からスポーツ湾へと通じます。スヴェトランスカヤ通りとならぶウラジオストクの繁華街で、別名「噴水通り」とも呼ばれています。通りには噴水がいくつもあり、夏には街ゆく人々の服装も開放的で、ヨーロッパの雰囲気です。

大聖堂(Catholic Church of the Most Holy Mother of God)

http://vladivostok.travel

ウラジオストクで最も美しいと言われる大聖堂です。ウラジオストク駅から約3km、オケアンスキ大通りという坂道を登りきった位置にあり、周囲には公園があります。隣には極東連邦大学のキャンパスが広がります。

沿海州水族館

https://ru.wikipedia.org

ルースキー島の先端にある、2017年に完成したロシア最大の大きな水族館です。アムール河、バイカル湖、日本海などロシアの領地に生息する生き物を中心に集められた水族館です。規模は世界一とも言われています。水族館は海や林に囲まれ、自然が感じられます。市内から水族館まではバスで約60分です。
またウラジオストクにはもう一つ水族館があり、こちらはウラジオストク要塞の隣にあります。こちらに展示されている標本などはソビエト時代を思いこさせる風情がありロシアファンにはおすすめです。

スポーツ湾

アドミラーラ・フォーキナー通りをまっすぐ進むと「スポーツ湾」に出ます。ビーチになっており、夏には人々が思い思いに日光浴を楽しんだり、趣のある露店が出たりします。

鷹の巣展望台

鷹の巣展望台からは経済発展をつづけるウラジオストクの街が一望できます。とくに、2012年に完成した長さ737メートルの「黄金橋」はV字の橋脚が美しく、海の色ともあいまって朝夕ちがった表情をみせてくれますので必見です。なおこの黄金橋は歩いて渡ることもできます。

マリンスキー劇場

http://vladivostok.travel

2016年1月からマリンスキー劇場の付属劇場としての資格を与えられたオペラ・バレエ劇場です。建物はガラス張りの近代的で美しいデザインで、1702席あります。
オーケストラにはマリイスキー劇場やボリショイ劇場の音楽家が在籍し、また日本、韓国、アメリカからのダンサーや、各コンクール優勝者なども在籍しており、一流の芸術を楽しめます。

シベリア鉄道に乗ってみよう

シベリア鉄道の解放寝台

http://kotlas-info.ru

ウラジオストクからモスクワまで全長9,258km、上りは6泊7日、下りは7泊8日かかる大陸横断鉄道です。
コンパートメントは4名用、2名用があります。部屋の割り当てには特に男女の区別はしてもらえませんが、女性専用ワゴンがある列車もあります。
そのほか解放寝台車もあります。切符を買うときに、上段または下段のベッド、あるいは進行方向と平行の通路側のベッドを選ぶことができます。ロシアの人はなつっこいので、乗車しているとわからないことは身ぶり手ぶりで教えてくれたり、食べ物をわけてくれたりします。なにより切符も安価に買えますので、一人旅の時は特にこの解放寝台も意外におすすめです。ウラジオストクから隣の大都市、ハバロフスクまでは一晩かかります。

ウラジオストク観光中にロシアのグルメを味わおう

http://stolovaya.org

「столовая(スタローバヤ)」というのはセルフサービスの食堂のことです。ロシアの街の各地に「столовая(スタローバヤ)」という看板とともにあります。店内に入ってトレイを取り、店内に並んでいるお惣菜やスープをお店の方に頼んで盛ってもらい(自分でバイキング形式で選ぶこともあります)、最後にレジで会計をすませ、いただきます。レストランよりも気張らず、またリーズナブルに現地のロシア料理を味わえるので、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。以下、どれもスタローバヤで一般的に食べられるメニューを紹介します。

ペリメニ

水餃子。具はカッテージチーズ、キャベツ、ひき肉、野菜のペーストなどさまざまです。サワークリームをつけたり、スープに入れて食べたりします。多くのレストランにメニューとしてあります。ペリメニ専門店もあります。

オリヴィエ

https://mognotak.ru

ごろっと大ぶりのジャガイモ、ニンジン、ピクルス、ゆで卵、ハムなどをマヨネーズであえた具だくさんのサラダです。ロシアの新年に特にたくさん食べられています。

ボルシチ

https://ru.wikipedia.org

鮮やかな赤い色をした、ビーツのスープです。ビーツとは甘い味のかぶのような野菜で、スープの中には牛肉、ジャガイモ、ニンジン、タマネギなどがごろっと入っています。サワークリームを添えて熱いうちにいただきます。

日本から2時間♪ウラジオストクでヨーロッパを満喫

ウラジオストックは、広大な面積を誇るロシアの中でも、最も日本に近い街。日本から2時間のフライトでアクセスすることができ、気軽にヨーロッパの雰囲気を楽しめる街として人気があります。大きな街ではありませんが、街の中はカラフルで華やか。ロシア人以外にも、朝鮮人や韓国人、中国人なども良く見かけ、開放的で人々の表情も明るく、あか抜けた雰囲気になっています。日光浴や海水浴を楽しめるビーチにヨーロッパの雰囲気が漂う通り、展望台や博物館など見どころも満載!レストランやカフェ、ショップも豊富で5つ星ホテルもそろっており、魅力に溢れています。

美しい街並みの芸術都市サンクトペテルブルクを観光

芸術と歴史が彩る国、ロシア。なかでも1914年まで旧ロシア帝国の首都だったサンクトペテルブルクは、初夏には太陽が沈まない"白夜"がある街としても有名で、連日多くの観光客が訪れます。街には、250年以上前に建てられた世界最大級の美術館や、150年以上前に建てられた、世界で3番目に大きな聖堂など、歴史ある建築物が数多く存在しており、周辺にある歴史地区と共に、ユネスコ世界遺産にも登録されています。バレエや文学も盛んなこの街では、世界屈指の傑作とも言われる名作品が次々と生み出されました。

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ウラジオストクへのアクセス

成田空港からウラジオストクへは、アエロフロートやロシアのS7航空などの直行便があります。成田空港から約2時間。ウラジオストク空港から市内までは、直通列車・アエロエクスプレスで約50分です。また鳥取県の境港から韓国経由ウラジオストク行きのフェリーが出ています。

時差について

日本との時差は1時間で、ウラジオストクの方が進んでいます。日本が午前0時のとき、ウラジオストクでは午前1時です。

ウラジオストク観光のおすすめシーズンと注意点

おすすめシーズン

ウラジオストクは夏には30℃近く、冬には-20℃近くにもなり、寒暖差の激しい地域です。札幌と同じ緯度で、観光におすすめのシーズンは5月以降です。草木がいっせいに芽吹き、一気に春らしくなってきます。
秋は11月ぐらいまでの訪問が動きやすいでしょう。-5℃近くになることもありますので、日本の真冬の装備以上のものを持っていきます。手袋、マフラー、帽子、タイツなどとともに、コートは上半身だけではなく腰までかかるダウンコートがおすすめです。

ビザは?

ロシアに入国するにはパスポートのほかに、ビザが必要です。2017年8月から、ウラジオストクへの渡航(観光やスポーツ、学術や文化交流など)に関してはビザの簡易化が始まりました。インターネットのロシア大使館のサイトで必要事項を入力して申請します。発行は無料です。

ウラジオストク以外の街に足を延ばしたい、といった場合は従来通りロシア大使館または領事館にパスポートを持参し、申請します。なおロシアに滞在中、外国人はパスポートの携帯義務があるので、観光中は常に持ち歩くようにしましょう。

在日ロシア連邦大使館のページはこちら

飲み水について

水道の水は飲まないようにしましょう。ペットボトルのミネラルウォーターが売っています。ガス入りの水とガスなしの水があります。

ウラジオストクの通貨について

市内では日本円からもロシア・ルーブルへ両替できます。ただしレートが悪く、また空港の両替所は営業時間が短いので、出発前に交通費程度でもルーブルを入手しておくのが安心です。ユーロまたはアメリカ・ドルの持参もおすすめです。
日本のクレジットカードが使えないこともありますので海外でも使えるカードを準備するか、現金も用意するなど、複数の手段を準備しましょう。
またキオスクや路面電車、スタローバヤなどでは現金、それも500、100ルーブル札などの小額貨幣しか受け付けてくれません。高額紙幣の5000ルーブル札しか手元にない場合はあらかじめ崩しておきましょう。

日本からウラジオストクへ持っていくといいもの

Cタイプのプラグ
ロシアの電圧は220ボルト、プラグはCタイプです。スマートフォンやカメラを充電する際はCタイプのプラグを持参しましょう。

飲みなれた薬
慣れない旅先で体調を崩すこともあります。現地の薬は強いことがありますので、飲みなれた薬を持参しましょう。

ウラジオストク観光のおすすめのお土産

ジャム・ハチミツ

ロシアはベリー類が豊富で、スーパーなどを覗くと日本ではあまり見かけない種類のジャムをたくさん見られます。またロシア人はあらゆる病気をハチミツで治すというほどハチミツについて詳しく、これも食料品店などでどんなハチミツがあるのか見てみるのも楽しいです。

スカーフ

「Платок(プラトーク)」と呼ばれる大判のスカーフです。ウール100%のものも比較的安価に手に入ります。

クレムリン城壁や赤の広場。名所いっぱいのモスクワを観光

初めてのロシアでも安心!空港送迎サービス

ウラジオストク観光のまとめ

極東の街、ウラジオストク。日本から意外に近く、また日露の経済協力などの流れでビザの手続きも簡素化され、観光しやすくなりました。道行く人々のファッションはおしゃれで、開放的です。日本から一番近いヨーロッパとも言われるこのウラジオストクに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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