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ウズベキスタン旅行へ行こう!はじめてでも安心の入門ガイド

ウズベキスタンという国名を聞いて、どんなイメージがありますか? 世界史の授業で聞いたことがあったり、サッカーの試合で聞いたことがある、といった人も多いのではないでしょうか。人によっては青い建造物が印象的な人気の観光地「サマルカンド」のほうがよく知っているかもしれませんね。 世界地図を広げてみると、ウズベキスタンは中央アジア、シルクロードの中央に位置します。なんだか暑そうなイメージがあるけれども、気候は? 各都市までどうやっていけばいいんだろう? 治安は? 言語は? ツアーの方が良いの? そういった疑問を持たれる方も多いと思います。 今回はウズベキスタンがはじめての方へ向けて、観光の基本的な部分を紹介します。

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ウズベキスタン共和国は、中央アジアの国で首都はタシュケント。まわりを多くの国に囲まれているので、最低でも2つの国を超えないと海に辿り着けない二重内陸国と呼ばれる地理です。そういった地形のため名物料理は肉やスープ類が中心ですが、野菜やお米、麺類を使ったものが多く日本人にも食べやすいと人気です。タシュケントのチョルスーには大きな市場があり、現地の人々の生活の様子を垣間見られます。また観光客にも人気で、工芸品などのお土産類も売っているのでのぞいてみる価値ありです。そしてウズベキスタンの観光地で一番有名なのは、サマルカンド。青の都とも言われ、青色のタイルが美しい遺跡の数々を見られます。大規模な遺跡群なので、ゆっくり時間をかけて楽しみたい場所です。比較的治安がいいので、安心して観光できます。

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日本からウズベキスタンへの旅行にかかる日数は?

サマルカンドのビビハマムモスク

シルクロードの中央、ウズベキスタンまでせっかく飛ぶなら、首都のタシケントだけではなく、世界遺産に登録されている古都のサマルカンドやブハラ、あるいはヒヴァにもぜひ訪問してもらいたいものです。

「タシケント&古都1都市」であれば最低3泊5日、「タシケント&古都2都市」であれば5泊7日、あるいは「タシケント」&「古都3都市」であれば6泊8日程度が理想的です。

ウズベキスタンと日本の時差は4時間。日本が午前4時のとき、ウズベキスタンでは午前0時です。サマータイム制度はないので、特に気をつけなくても大丈夫ですよ。

ウズベキスタン旅行にかかる費用は?交通情報から物価まで総ざらい!

ブハラのカラーンモスク

日本からの往復航空券は約8万円前後からです。成田空港から首都タシケントへは、季節によりウズベキスタン航空の直行便で約9時間半です。そのほか、アシアナ航空の仁川経由や、アエロフロートのモスクワ経由などでタシケントへ飛びます。タシケントからは、飛行機または列車で地方都市に移動し、それぞれの土地の旅行を楽しみましょう。

国内の交通機関は日本と比較してそれほど高くありません。
飛行機でウズベキスタン都市間の移動をする場合は片道100ドル弱の予算で大丈夫でしょう。外国人はドル建ての支払いになることが多いです。

タシケントの鉄道駅

列車については、例えば特急または夜行列車のチケットをタシケントからサマルカンドまで代理店のサイトを通して購入した場合でも、片道のエコノミー席で25ドル、VIP席で50ドル程度です。

現地の駅の窓口ではもう少し安価に買えますが、乗る直前に買うことは混雑が予想されますし、駅では荷物検査もあります。また列車が遅れることも少なくありません。そういったことを踏まえると、時間が限られている場合は個人旅行よりツアーをうまく利用した方が結果的に安くスムーズとも言えます。

長距離バスやマルシュルートカ(乗り合いタクシー)は安価です。タクシーは同じ方向であれば乗り合いになる事も多く、また運転手さんの裁量により値段が決まることもありますのでホテルなどで事前に予算を確認の上、呼んでもらいましょう。

ウズベキスタンでの主な物価例

ホテルや土産物店、レストランでもウズベキスタン・スム建てだけではなくアメリカ・ドル建てでも受付してもらえることが多くあります。
古都市の中級ホテルだとシングルで一泊30~70ドル程度、高級ホテルでは一泊80~120ドル程度が目安になります。

観光地のお土産物屋さんはそれほど安くなく、例えばスカーフなどは10ドル、20ドル以上しますし、またタシケントのグム百貨店などで茶器や陶器を見る場合もアメリカ・ドル建てで30ドル、60ドルといった表示がされています。レストランも観光地ならではの価格設定です。

食糧はバザールで果物、お米、ナンなどをとにかく安価に大量に購入できます。
民芸品や小さな雑貨、絵葉書も安く購入できる場合があります。バザールに行けばナンやサモサの移動販売もあります。また町にはスーパーもありますので、現地の人の生活を覗きに行ってみてはいかがでしょう。

はじめてのウズベキスタン旅行の注意点は?

ウズベキスタン入国にはビザが必須です

ウズベキスタンに入国するには、ビザ(査証)が必要です。
東京に駐日ウズベキスタン共和国大使館がありますので、出発前にあらかじめ取得をおすすめします。個人でも観光ビザやトランジットビザの申請・取得ができますが、不安な場合は旅行会社で手続き代行サービスを利用しましょう。

また独立記念日前後など政治状況により外国人の入国を一時停止することがあります。ウズベキスタン大使館のホームページや日本の外務省のホームページなどで最新の情報を確認しておくと安心です。

滞在登録について

外国人旅行者は滞在登録(レギストラーツィア)が義務付けられています。ホテルにチェックインし、フロントにパスポートを預けると、「滞在登録」手続きをしてもらえます。翌朝ちいさな紙を渡されますので、出国するまで大事にとっておきましょう。

次の宿泊先や、空港で提示を求められることがあります。なお旅行中、外国人はパスポートの携帯義務があります。

ウズベキスタンはイスラム教の国

ブハラのイスマイール・サーマーニー廟

ウズベキスタンにはイスラム教・スンニ派の人々が多く住んでいます。厳格さは地域と人により異なりますが、豚肉を食べない、飲酒をしないなどそれぞれのルールがあります。旅行者向けのレストランであれば飲酒は可能です。

モスクを訪問する際は現地の人々の礼拝の邪魔をしないようにしましょう。
また、女性は脚や腕など肌の過度な露出を避け、暗くなってからの一人での外出、特に一人での現地の人向けの酒場への出入りは控えましょう。

Wi-Fi環境は?

Wi-Fi環境はすべてのホテルで全室行き渡っているとは言い切れませんが、少なくとも各ホテルとも、1階やロビー周辺では無料のWi-Fiを提供しています。レストランやカフェでも提供している店もあります。通信速度はあまり速くないこともあります。

ウズベキスタン旅行前に準備したい旅の持ち物リスト

トイレットペーパー・ウェットティッシュ
現地のトイレは衛生面が気になったり紙が肌に合わないこともあります。トイレットペーパーまたは水に流せるティッシュや、ウェットティッシュがあると安心です。

熱中症対策を

ウズベキスタンは季節により非常に厳しい気候で、体調を崩すこともあります。また中央アジアがはじめての人は、生水を飲まずとも暑さや油や果物、チーズなどからお腹を壊したり、気をつけていても熱中症などにかかりやすいです。

粉末のスポーツドリンクや、塩飴、梅干し、レトルトのお粥といった熱中症対策になるものや、野菜ジュースや青汁など野菜が採れるものがあると安心です。現地では入手できませんので、暑さで食欲がないときに重宝します。
また、海外旅行保険には必ず加入しましょう。

Cタイプのプラグ
ウズベキスタンの電圧は220ボルト、プラグはCタイプです。携帯やカメラを充電する際はCタイプのプラグを持参しましょう。最近は100円均一ショップでも入手できます。

おすすめ旅行のシーズンと服装について

ウズベキスタン旅行のおすすめのシーズンは?

ヒヴァ

ウズベキスタンは内陸国で、季節ごとの気温の変化の差が激しい土地です。6月から8月は気温が40度前後になる一方で、冬は-10度前後にもなります。

ウズベキスタン観光のおすすめ時期は4~5月と9~10月、つまり春と秋です。ただ、秋口の地方都市や首都郊外のホテルなどでは水が出にくくなることもあるので、気にしておくといいでしょう。
はじめての中央アジア旅行であれば真夏と真冬は特に、1日の気温変化が激しいので避けておいたほうが無難です。

ウズベキスタン旅行中の服装は?

ブハラのボーロ貯水池

季節ごとの差のみならず、朝夕の気温の差も激しいです。真夏でもホテル内では全館にわたり強烈に冷房が効いていて部屋ごとに調節できないこともありますので、昼間はシャツ一枚で過ごせていても夜は上着が必要になります。季節を問わず温度調節のできる上着を持参しましょう。
また年間を通じて非常に乾燥しますので、マスクやのど飴、スカーフもあると便利です。

真夏でも肌を露出するショートパンツやタンクトップといった服装は控えます。男性はハーフパンツや半袖、女性はひざ下またはロングのスカートや、半袖の上に上から羽織る大判のスカーフや長袖シャツなどを持参しましょう。

帽子やサングラス、日傘や、頭や肩から被れる薄手の大判スカーフは強烈な日差しが避けられ、重宝します。手持ちのものを持参し、バザールでお気に入りのものをじっくり探してみるのも楽しいですね。

冬の場合は雪が降りますので、ダウン素材のロングコートなど下半身も覆う服装を準備しましょう。

ウズベキスタンでの通貨と言語について

ウズベキスタンの現地通貨は「スム」ですが、インフレが激しいため100アメリカ・ドル札を両替した場合、1センチ以上の分厚い札束となります。お札を入れるポーチを持参すると便利です。

日本円はほぼ両替ができません。最新デザインのアメリカ・ドルの現金を、高額紙幣だけでなく小額紙幣もあわせて、たとえば20ドル札~1ドル札も混ぜて持参するのがおすすめです。タシケントなど都市部の銀行や高級ホテルではATMでクレジットカードの利用も可能です。
ホテルの従業員や市場で両替をもちかけられることもありますが、闇両替はリスクが伴うため、できるだけホテルのフロントや銀行で両替をおすすめします。

地方都市では物価の変動が激しいため、滞在日程が短い場合はドルからスムへ少しずつ両替しましょう。
近年の空港ではスムが使えず、アメリカ・ドルのみ使えたという報告もあるので、スムに偏った持ち方をすると、思わぬ所で困るかもしれません。

基本言語はウズベク語、年配の世代にはロシア語が通じます。ホテルやレストラン、観光地や若い世代には多少英語が通じますが、交通機関の運転手さんなどに英語はあまり通じません。

知っておくともっと楽しい&快適に過ごせるウズベキスタン旅行の豆知識

油の多い食事はお茶とともにゆっくりと

シャシリク

プロフ(ピラフ)やシャシリク(肉の串焼き)など、ウズベキスタンで食べられる料理は油が多く使用されています。
油の多い食事を食べ慣れていない人が急に食べるとお腹を壊すことがありますが、緑茶や紅茶をポットで頼み、お茶をゆっくり飲みながら1時間以上かけてゆっくりと食事をすると比較的防げるようです。

人懐っこいウズベキスタンの人々

木陰でチャイを飲む人たち

ウズベキスタンの人々は人懐っこく、道を聞くととても親切に対応してくれます。
タクシーで同じ方向だと運転手さんの裁量で乗り合いになったり、列車のコンパートメントで気軽に果物やチャイ(お茶)をくれたりと移動中も現地の人と身振り手振りの会話を楽しめます。

また、昔から宅急便がわりに荷物を”知らない旅人”に託して遠くの親戚まで運んでもらう、という習慣があるようで、見知らぬ人や、旅先で知り合った人から気軽にものを運ぶことを頼まれることがあるかもしれません。
面白そうではありますが、どんな犯罪が潜んでいるかわかりませんので必ず断るようにしましょうね。

タシケントの美しいメトロ

首都タシケント市内にはメトロが走っています。ソビエト時代に造られたメトロの内部の装飾はまるでモスクのモザイク画のように、美しく彩られています。
ウズベキスタンでは空港、鉄道駅、地下鉄駅は軍事施設とされているため撮影が禁じられており、残念ながら駅構内の撮影は出来ませんが、途中下車してホーム天井の装飾を眺めてみてはいかがでしょう。

まとめ。美しきウズベキスタンへ

ヒヴァ

2017年現在、ウズベキスタンでは4か所の文化遺産と1件の自然遺産が登録されています。
夏に訪れると日差しが強いですが、モスクの青いタイルの色とりどりの美しさ、信仰とともに生きる人々の純粋さ、そして空のとても濃い青さにハッとすることでしょう。

人々はあたたかく、そして純粋素朴で、治安も悪くありません。各都市離れていますが、その道のりの辛さも吹き飛ぶほど、美しい景色に出会えます。
ウズベキスタンへの周遊旅行をぜひ計画してみてはいかがでしょうか。

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