根占からのフェリーはどこへ行く？ 根占から行く船の旅

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鹿児島県大隅半島にある根占（ねじめ）港からは、対岸の薩摩半島にある山川港と指宿港へフェリーと高速船が出航しています。薩摩半島の港はいずれも指宿市に港です。どのような旅かで目的地の港を決めることができます。
山川港へ向かう船はカーフェリー。人と車などの車両も乗船できます。人だけの乗船ももちろんできます。レンタカーなどで旅行をされる人にはこちらのカーフェリーをおすすめします。
一方、指宿港へ向かう船は高速船。人と自転車とが乗船できます。車を使わない旅や車を港に置いて温泉等へ向かう人におすすめです。指宿港はJR指宿駅に近く、タクシーを使えば便利に、快適な旅ができますよ。
プランにあったほうをお選びください。

根占に就航するフェリー路線

■フェリーなんきゅう

鹿児島県大隅半島と薩摩半島を結ぶフェリーです。カーフェリーは薩摩半島の山川港へ。高速船は薩摩半島の指宿港へ着岸します。
陸路だとそれぞれの半島を走らねばならず時間もかかりますが、フェリーもしくは高速船を使えば時間短縮にもなりそうです。ドライバーさんには休憩にもなります。海からの眺めも楽しめるので、旅行の一コマとして利用するのもおすすめです。

【フェリーなんきゅう】根占港（大隅半島）ー山川港（薩摩半島）

山川港へ行く便は平日は1日4便、土日祝日は1日5便あります。平日は午前は9時、11時。午後は15時、17時の各時間ちょうど発。土曜祝日は平日の4便に13時発が入り一日5便で運航しています。山川港への所要時間はおよそ50分です。
人だけなら大人（中学生以上）700円ですが、車両は大きさによって運賃が変わりますが全長が4ｍ以上5ｍ未満の車両であれば3300円です。二輪車も排気量の大きさで運賃が変わります。
先着順で乗船するので、営業所には乗船ギリギリには行かず、乗船前に時間の余裕を持って行くことをおすすめします。定員になると締め切られます。普通乗用車だけなら18台程度を積載できます。
船内には地デジテレビ、自販機、トイレが設置されています。展望デッキもあるので、潮風に吹かれたい人におすすめです。

※6月20日時点での情報です。

【フェリーなんきゅう】根占港（大隅半島）ー指宿港（薩摩半島）

6月の現在は夏期ダイヤで運行しており、1日4便で運航しています。平日、土日祝もダイヤは同じです。根占からの午前の便は8時40分のみ。午前中に指宿へ渡りたい人はこれを逃さないようにしてください。午後は14時、16時の各0分発と17時10分が最終便です。指宿港までの所要時間はおよそ20分です。
運賃は大人（中学生以上）が1000円、小学生は500円。小学生未満は大人一名につき一名まで無料です。二輪車は自転車のみ500円で乗船できます。いずれも片道の運賃です。定員は64名。
およそ20分という短時間ですので、船内にレストラン等はありません。飲み物などが必要な人は出港する前に用意しておきましょう。お手洗いも同様に港で済ませておくほうが無難です。

※6月20日時点での情報です。

フェリーなんきゅうの就航ターミナル

根占港

みなと公園の向かいに根占営業所があります。錦江町役場方面からは佐多街道（国道269号）を南へ進んでください。雄川を渡って右側に根占営業所が見えてきます。
営業所内は待合室にもなっていますので乗船までは中で過ごすことができます。営業所の前は広いスペースがありますが、駐車をしてよい場所については確認が必要です。
根占営業所周辺には宿泊施設もあります。

山川港

山川港ターミナルに山川営業所があります。山川駅方面から国道269号を山川町漁港方面へ向かうとターミナルにたどり着きますので、営業所もすぐにわかります。路線バスも運行しています。
営業所で乗船前のひとときを過ごすこともできます。駐車場は数台程度停めることができそうですが、営業所に確認をするほうが無難です。
営業所の周辺には土産店やカフェもあります。

指宿港

指宿港へはJR指宿駅からタクシーでおよそ10分の距離にあります。高速船を利用する人には駅から港が近いのは便利です。営業所前までタクシーで入っていけます。根占港から到着した場合は、タクシーを呼ぶといいと思います。近くにバス停はなさそうです。昨年の4月に根占港とを結ぶ高速船が就航となり、待合いなども真新しさを感じます。
駐車場は何台か停められます。

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