【四ツ谷】都会らしさと緑が同居する街の美術館＆博物館４選

■The Artcomplex Center of Tokyo

はじめに紹介する四ツ谷の美術館＆博物館は「The Artcomplex Center of Tokyo」。複数の映画作品を上映する「シネマ・コンプレックス」ならぬ「アート・コンプレックス」のコンセプトで運営されているのがこちら。地下1階部分にある約100坪のアートコンプレックス・ホールのほか、2階部分に5つの独立したギャラリースペース、1階にはカフェ空間が設けられたアートの複合施設。

アーティストの持ち込み企画による展示や、キュレーターによる新進気鋭の作家を紹介する企画を中心に、バラエティ豊かな展覧会やワークショップが1つの場所で開催されているのが、「The Artcomplex Center of Tokyo」最大の魅力。現代美術、日本画、写真展などなど、目当ての企画ではなかった世界に触発される。そんな面白さのあるアートスポットです。

■東京おもちゃ美術館

東京中野にて1984年に開館した市民立の美術館「東京おもちゃ美術館」。2007年に閉校となった小学校校舎跡地に移転し、「おもちゃで遊べる学校」として生まれ変わりました。懐かしい校舎の雰囲気に包まれた館内には、子どもはもちろん、大人も楽しめる展示が充実しており、老若男女に親しまれる施設となっています。

世界のアナログゲームで対戦したり、おもちゃの研究や保育に興味がある方におすすめの展示コーナーもあり。各階の廊下にも触って遊べるおもちゃが並んでいるので、つい時間を忘れて過ごしてしまいそう。木の香りに包まれる空間は癒されること間違いなし！ 身近な素材でおもちゃを作る「おもちゃこうぼう」は参加無料で、親子で一緒に楽しめます。

■消防博物館

次に紹介する四ツ谷の美術館＆博物館は「消防博物館」。四谷消防署と併設する「消防博物館」は、江戸時代から現代までの消防の歴史に触れながら、防火・防災を学べる施設。地下1階から6階まですべて展示スペースと広く、展示品も過去に使われていた消防車から、ジオラマ、ミニシアター、歴史資料室、キッズコーナーまでと非常に充実した内容になっています。

室内にも関わらず、地下には10台ほどの消防車や救急車、消防ヘリが並ぶ光景は圧巻で、驚かれるのではないでしょうか。世界最古とされる蒸気ポンプ式の消防車や、はしご車も展示されています。5階の屋上ヘリポートにも消防ヘリが止まっており、操縦席を体験できます。地下の売店には消防車や救急車のおもちゃも売っています。