パリで本格ラーメン！？日本人も大満足の絶品ラーメン店５選

■善

最初におすすめするパリのラーメンは「善 (ZEN)」。2006年にパリにオープンして以来、おいしい日本食が食べられるとパリの人々に評判のお店です。モダンでおしゃれな店内では、ラーメンはもちろん、寿司やカレー、とんかつなど定番の日本食が一度に楽しめます。

そんな「善」でいただけるラーメンは、手打ち麺をつかった本格派。おすすめの醤油ラーメンは、鶏ガラの出汁でさっぱりとしたお味に仕上げられ、チャーシューやナルト、海苔がトッピングされた王道の逸品です。このシンプルさが受けているのか、20～30代のおしゃれなフランス人ビジネスマンに特に大人気！ 日本と同じように、焼き餃子と一緒に食べている人もたくさんいます。メニューは日本語で、スタッフもほぼ日本人なので、フランス語や英語が話せない方でも安心して来店できますね♪

■こってりらーめん なりたけ (NARITAKE)

2番目におすすめするパリのラーメンは「こってりらーめん なりたけ (NARITAKE)」。日本のこってり系ラーメンが食べたいときにおすすめなのが、こちらの「なりたけ」です。なりたけは、千葉県に本店を構えるラーメン屋さんで、「背脂チャッチャ」系と呼ばれる濃厚な味の豚骨ラーメンが日本では大人気！

こちらパリのお店でも、日本の味をそのまま再現したこってり系のラーメンがいただけます。もちろん、「背油少な目」や「スープの味薄め」といった調節ができるのも日本と同様。お好みに合わせたこってりラーメンをお楽しみください。

スープの素となるしょうゆやみそのタレ、麺の材料となる小麦粉は日本から仕入れ、さらに麺は店内で製造した自家製麺を使うというこだわりよう。そのこだわりがパリで評判となり、開店以来絶大な人気を誇っているのですね。ピーク時にはお店の外まで長い行列ができるので、比較的空いている開店直後の入店がおすすめ。フランスの人々は、ゆっくりと食事をとる文化があるので、日本のように行列がはけていかないのでご注意を。

■えびす (EBIS)

次に紹介するパリのラーメンは「えびす (EBIS)」。「えびす」は、厳選した食材をつかった四川・広東料理がいただけるお店です。オーナー兼シェフの劉さんは、台湾や日本、パリで経験を積んだ実力派。そんなシェフがつくる中華は、油や化学調味料を最小限に抑えた体にやさしくておいしいメニューが多く、まさに日本風の中華料理といった雰囲気です。

そんなえびすでいただけるのは、五目麺というメニュー名の塩野菜ラーメン。とろみのあるスープがさっぱりとしたお味なので、パリの絶品料理を食べ過ぎて疲れた胃でもスルスルいただけます。また手打ち自家製麺をつかった担々麺も人気で、味噌と胡麻の香りがたまらない逸品です。