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■サンタクローチェ教会(Basilica di Santa Croce)
はじめに紹介するフィレンツェ・ルネサンス期の観光スポットは「サンタクローチェ教会(Basilica di Santa Croce)」。フィレンツェゴシック様式のフランチェスコ修道会の教会です。
ジョットとガッディによるフレスコ画や、ドナテッロによる彫刻などで装飾され、まさにルネサンス期を代表する芸術の数々を見られます。
こちらの教会は、フィレンツェを代表する各界の偉人のお墓や記念碑が集まっているのが特徴の一つです。
ルネサンス期を代表する芸術家のミケランジェロや「神曲」を書いたダンテ、マキャヴェリ、さらにガリレオ・ガリレイの墓碑があります。
どれも一つ一つ意匠が凝らされていて、とても貴重な芸術作品です。
さらに、教会の壁を飾るフレスコ画やレリーフも、目を見張る傑作ばかり!
特に主祭壇は、無数のステンドグラスとフレスコ画で覆われて、とても豪華なつくりで、ルネサンス期の繁栄を感じられます。
サンタクローチェ教会前の広場は、フィレンツェ市民の大切な憩いの場。
教会の荘厳な姿を眺めながら、川沿いを歩くのもステキですね♪
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■メディチ・リッカルディ宮(Palazzo Medici-Riccardi)
2番目におすすめするフィレンツェ・ルネサンス期の観光スポットは「メディチ・リッカルディ宮(Palazzo Medici-Riccardi)」。
ルネサンスの立役者・メディチ家の邸宅です。初期ルネサンス建築家であるミケロッツィが、コジモ・デ・メディチの依頼によって設計しました。
建築様式は、典型的なフィレンツェルネッサンス様式。
外観は1階部分が堅固で重厚なイメージを与える切り石積みで、2階3階と高くなるにつれて窓も大きくなり、貴族の邸宅らしい雰囲気になっていきます。
ちなみに、巨万の富でルネサンスを進めたメディチ家の邸宅にしては意外にも質素な外観ですが、市民の嫉妬を恐れて現在のようなデザインにしたようです。
外観のシンプルさとは裏腹に、一歩敷地内に足を踏み入れるととても広く、豪華な雰囲気になります。
特に中庭と礼拝堂にあるゴッゾーリ作のフレスコ画「東方の三賢者」は必見!
鮮やかに彩色され、細部まで細かく描かれており、とっても美しく、価値の高いフレスコ画です。
写真撮影が禁止されているので、ここに来なければ見られない美しさです。
メディチ リッカルディ宮
イタリア / フィレンツェ / ドゥオモ周辺
- Via Camillo Cavour, 1, 50129 Firenze, Italy
- +39 055 276 0340
- 8:30-19:00
- 水
■サン・ジョバンニ洗礼堂(Battistero di San Giovanni)
続いておすすめのフィレンツェ・ルネサンス期の観光スポットは「サン・ジョバンニ洗礼堂(Battistero di San Giovanni)」。サン・ジョバンニ大聖堂(ドゥオモ)の正面に建っています。
一見するとドゥオモの附属の建物のようですが、実はこちらの方が古く、歴史ある建物です。
八角形のクーポラ構造で、外装は白と緑の大理石で飾られています。
昔の洗礼というのは、鉢の中で全身を水に浸したため、このような大きな洗礼堂が必要だったそうです。
こちらの洗礼堂で最も有名なのは、実は扉。
サン・ジョバンニ洗礼堂には南・北・東に門がありますが、3つあるうち、南の扉が一番古く、1330年にアンドレア・ピサーノによって作られました。
その後つくられた北と東の扉は、コンテストで選ばれたロレンツォ・ギベルティーによるもの。
後に東の門は、ミケランジェロが「天国の門」と名前をつけるほど美しく、今でも観光客が列をなして見学しています。
ちなみに、現在サン・ジョバンニ洗礼堂にあるのはレプリカで、本物は大聖堂付属美術館に移されているので、ルネサンス期につくられた本物が見たい方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
サン ジョヴァンニ洗礼堂
イタリア / フィレンツェ / ドゥオモ周辺
- Piazza San Giovanni, 50122, Florence, Italy
- +39 055 230 2885
- 月 - 金 12:00 - 19:00
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