普段何気なく使用しているインターネット。旅行や出張で海外に滞在する際も、目的地までの行き方を調べたり、同行者と連絡を取り合ったり、旅の思い出をSNSに投稿したりと欠かせません。海外用のモバイルWi-Fiルーターは、海外で快適にインターネットを利用するために便利なアイテム。現地通信会社の回線を利用できるWi-Fiルーターを事前にレンタルしておけば、お得な定額料金でスムーズにインターネットを利用することができます。
今回は、シチリア島で使えるモバイルWi-Fiルーターをピックアップ。海外でインターネットを利用するためのその他の手段や注意点も合わせてご紹介します。
目次
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イタリアのWiFiレンタルプラン
ブランド | プラン | 申込期限 | 詳細・予約 | ご利用料金 |
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イタリア 3G(300MB/日)
3G
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1~3日前まで
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317円/日 |
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イタリア 4G LTE(300MB/日)
4G
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1~3日前まで
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318円/日 |
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イタリア 3G 大容量(600MB/日)
3G
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1~3日前まで
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318円/日 |
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イタリア 4G LTE 大容量(600MB/日)
4G
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1~3日前まで
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319円/日 |
結局どれを選んだら良いかわからない方はこちらから!
一覧を見ても、何を基準に選んだらいいかわからない!とりあえず間違いないのはどれ?と思った方はこちら!トラベルブックからの予約数が多い順に、レンタル会社をランキングでご紹介。レンタルが初めての人や悩んでしまった人は、上から検討していきましょう。
速度は早い?料金は?空港で受け取れる?といった基本情報はもちろん、メリットやサポート体制などについてもまとめています。値段が安いだけでは心配……という人は、ぜひ参考にしてください。
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング順にご紹介!
■GLOBAL WiFi
「グローバルWi-Fi」は、利用者数が業界最多という人気のWi-Fi。最安値クラスの低価格なので、迷ったらこちらを選んでおけば間違いありません。
200以上の国と地域に対応しており、現地の通信会社の回線を使用しているため、どこでも高速で快適にインターネットを利用可能。料金も定額制のため、どのくらいの容量を使うかわからない、高額請求が怖い、という方も安心です。
24時間365日のサポート体制が整っており、電話やメール以外にLINEやスカイプのメッセージや通話でも問い合わせることができます。
フォートラベル グローバルWiFi
- 参考価格:90円~
■jetfi (ジェットファイ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、2位は「jetfi (ジェットファイ)」です。
世界100ヶ国以上で使える海外用レンタルWi-Fiサービス。中国や台湾など一部の国で対応している無制限プランがあります。オプションサービスで「jet-phone機能」というものがあり、これに申し込むと1日180円で海外から日本へ電話がかけ放題となります。国際電話料金は高額ですが、仕事などでどうしても通話する必要がある人におすすめです。
jetfi (ジェットファイ)
- 参考価格:680円~
■クラウドWiFi東京
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、3位は「クラウドWiFi東京」です。
2019年11月にサービスを開始したクラウドWiFi。1ヶ月間は解約不可ですが、その後は契約期間も違約金も設定されていないのが特徴です。対応エリアが広く、135ヵ国でインターネットを利用することが可能。海外によく行く人におすすめです。渡航先でのトラブル時には、カスタマーサポートが年中無休・24時間対応してくれます。
クラウドWiFi東京
- 参考価格:3,380円~
■どこよりもWiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、4位は「どこよりもWiFi」です。
月額3,280円で月間300GBまで使えるWiFiサービス。公式サイトに「使い放題」との記載がありますが、実際には月間300GBの上限があります。ただしかなりの大容量であるため、実質無制限での利用が可能ということです。別途料金はかかりますが、海外でもそのまま使うことができます。1年以内に解約すると違約金が発生するので念のためご注意下さい。
どこよりもWiFi
- 参考価格:3,280円~
■Mugen WiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、5位は「Mugen WiFi」です。
容量制限がなく、海外でもそのまま使えるWiFiサービス。格安プランなら月額3,280円です。海外使用時に便利な「翻訳機能」、「地図機能」などを備えた「Glocal Me G4」が使える「アドバンスプラン(月額3,880円)」を用意。30日間の解約であれば違約金が発生しないサービスがあり、とりあえず1度試してみたい人におすすめ。
Mugen WiFi
- 参考価格:3,280円~
■JAPAEMO(ジャパエモ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、6位は「JAPAEMO(ジャパエモ)」です。
容量が最大でも500MBまでしかありませんが、比較的レンタル料金が安いJAPAEMO(ジャパエモ)は、速度は気にせず安く海外用Wi-Fiをレンタルしたい人におすすめのサービスです。「通信が遅い」という口コミが多い反面、「料金が安くてお得」「マニュアル対応でない丁寧なサポートが良い」といった口コミも目立ちます。
JAPAEMO(ジャパエモ)
- 参考価格:290円~
■グローバルモバイル
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、7位は「グローバルモバイル」です。
100ヶ国以上で対応している海外用Wi-Fiサービス8。往復送料については完全無料ですが、事前にネットで申し込みをして空港で受け取ることができます。料金が安く、タイや台湾などでの無制限プランもあるのが魅力ですが、ローカルな場所などネット回線が整っていない場所では一部繋がりにくいところもあるとの口コミがありました。
グローバルモバイル
- 参考価格:690円~
■Fast-fi(ファストファイ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、8位は「Fast-fi(ファストファイ)」です。
予算に合わせて簡単にプランを選べるシンプルな料金体系が特徴の海外用Wi-Fiサービス。対応エリアは100ヶ国以上。500MBと1GBのプランで貸し出される端末には、23ヶ国語に対応する翻訳機能が搭載されています。長期の旅行や短期留学にぴったりの長期プランを用意。60日、90日プランもあり、長期でレンタルしたい人におすすめです。
Fast-fi(ファストファイ)
- 参考価格:410円~
■エクスモバイル
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、9位は「エクスモバイル」です。
世界170の国と地域で低価格の高速通信を提供している海外用レンタルWi-Fiルーター。容量は200MB・300MB・500MBの3つのプランから選べます。最も容量が大きいプランでも500MBであるためビデオ通話など多用する予定のある人には不向きですが、通常の旅行で高速通信に対応している海外用Wi-Fiを探している人にはおすすめです。
エクスモバイル
- 参考価格:550円~
■Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、10位は「Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)」です。
中国、韓国、台湾、香港の4ヶ国のみに対応している海外用Wi-Fiレンタルサービス。韓国と台湾とでは550円で容量無制限プランが使えます。空港での受取は空港郵便局にて行います。自宅受取にしても空港受取にしても往復の送料が1,100円以上かかります。ルーター自体の料金は安いですが、送料を含めた総額が激安とはならないので念のためご注意下さい。
Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)
- 参考価格:550円~
■NOZOMI WiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、11位は「NOZOMI WiFi」です。
国内で100GB利用可能な大容量プランでレンタルされるWiFiは、世界90ヶ国以上での利用にも対応。1回1,000円のチャージにより海外で500MBを使えるようになります。通常は日本国内でも使用できるため、普段から使っているルーターをそのまま持っていける手軽さが魅力。継続して利用を考えている人におすすめのWi-Fiレンタルサービスです。
NOZOMI WiFi
- 参考価格:1,000円~
格安Wi-Fiを見つけたい方はこちらの記事をチェック!
海外でインターネット利用するための4つの手段
目的地をマップで確認したり、人気のお店を調べたり、同行者と連絡を取ったり、海外旅行にもインターネットは欠かせません。旅先で困ったことにならないためには、事前に現地のWi-Fi事情について調べたり、現地で利用できるインターネット環境を手配しておくことが肝心です。ネットの使用頻度や目的、予算などに合わせて適切な方法を選んでください。
フリーWi-Fiを利用する
コストを極力抑えるなら、無料で利用できるフリーWi-Fi。Wi-Fi設備のある施設の周辺でしか使用できないので利用できるタイミングが限られる、通信速度やセキュリティが保証されないなどのデメリットもあるので、現地でほとんどインターネットを利用しないという方にはおすすめの手段です。
携帯電話会社の海外パケット定額(国際ローミング)を使う
海外でも普段と同じようにスマホを利用したいという方には、携帯電話会社の海外パケット定額が手軽です。ただし1日あたりの料金が比較的割高なので、長期滞在の場合はかなり高額な出費になることも。特定の日だけインターネットを利用したいという方にはおすすめです。
現地のSIMカードを購入する
海外出張などで海外に行く頻度が高い、滞在日数が長いという方は現地の携帯電話会社に対応したSIMカードの購入を。SIMフリーのスマホに差し替えると現地の国内通話扱いとなり、割安な料金で比較的安定した通信環境が確保できます。ただし現地でSIMカード調達する必要があり初心者には難易度の高い手段です。
海外用モバイルWi-Fiルーターをレンタルする
頻繁にスマホを利用したい方やグループで旅行する場合におすすめなのが、モバイルWi-Fiルーターのレンタル。通信速度が早く、1台で複数の端末をカバーできるのがメリットです。レンタル費用も割安で、グループでシェアすればさらにお得。ルーターはネットで予約し、空港の専用カウンターで受け取ることができます。
海外でインターネットを利用するときの注意点
国内旅行の感覚でインターネットを利用していると、高額請求や不正アクセスといった思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。ここでは楽しい旅行を台無しにしないためにも知っておきたい、海外旅行初心者のためのインターネット利用の注意点を紹介します。
データローミング機能による高額請求
スマホには海外でも通信ができるデータローミングという機能が備えられています。ただし、この機能は通常のパケット定額サービスの適用外となるため、帰国後に高額が料金が請求されることも。高額請求を防ぐためには、あらかじめスマホのデータローミングサービスをオフに設定しておきましょう。
フリーWi-Fiでの不正アクセス
海外のホテルや空港などでフリーWi-Fiを利用する際に気をつけたいのがセキュリティ問題。セキュリティ設定されていないWi-Fiスポットでは、ウイルス感染や個人情報を盗まれるリスクがあるので注意が必要です。特にIDやパスワードの入力が必要なサイトへアクセスする場合は、セキュリティ設定された海外用モバイルWi-Fiルーターを利用するのが安心です。
イタリアの基本情報
イタリアは、ヨーロッパにある長靴の形をした国で、フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィアなど世界に知られる有名都市が多く点在しています。長い歴史を有しており、文化、自然、芸術といったあらゆる見所があり、世界遺産の数も世界一を誇っているのが特徴です。
大きく南北でエリアが分かれ、南イタリアには断崖絶壁のマルフィ、青い洞窟で知られているカプリ島などの自然景観が楽しめるほか、オリーブオイルとトマトをたっぷり使った地中海料理が堪能できます。
一方北イタリアには、最大のゴシック様式の大聖堂であるドゥオーモや、水の都ヴェネツィアの街並みなど、華やかなイタリアらしい雰囲気を満喫できるのが魅力。ゴルゴンゾーラなど濃厚なチーズを使った絶品料理やスイーツも見逃せません。
シチリア島の基本情報
地中海のほぼ中央に位置し、地中海最大の島。イタリア最南端のシチリア島は、全体がシチリア州とされておりイタリアの州の一つ。透き通った碧い海と温暖な気候、美しい大自然と豊かな大地、新鮮な海の幸や食の恵み、大自然に癒され食も満たされるシチリア島はたくさんの魅力で溢れています。
世界遺産やアラブ・ノルマン王朝時代の建造物があり歴史を感じられる街でもあります。シチリア島の東、タオルミーナはイタリアの代表的なリゾート地として知られており、標高200mの高台にあるため、景色は絶景。古い歴史ある街でもあり多くの観光客が訪れます。
日本とイタリアの時差
イタリアの週間天気
イタリアの為替
※2024年4月28日の為替価格です
イタリアで英語は通じる?よく使うイタリア語も押さえよう!
イタリア人にとって、英語は日本人と同じで「勉強して身につける」言語で、誰もが英語を話せるわけではないのも日本と同じです。ただし、空港や駅、主な観光スポットやホテルでは英語で用が足せます。英語のパンフレットや地図なども手に入ります。観光客目当ての土産物屋やレストランでは、英語どころか簡単な日本語が通じたり日本語のパンフレットやメニューがあったりします。初心者の行動範囲であれば、英語で用を足せれば困ることはありません。とは言っても挨拶(Buon giorno)やお礼(Grazie!)、依頼(Per favore)、おいしい(Buono!)、素晴らしい(Bravo/Brava)くらいは口にできるようにしておいたほうが円滑なコミュニケーションがとれるでしょう。
実際どれくらいかかる? イタリア旅行の予算を解説
パッケージツアーでは、安い時期で20万円代、高い時期には60万円を越す場合もあるでしょう。飛行機やホテルのランクを上げれば100万円を越します。飛行機とホテルをインターネットで予約する場合は、時期やホテルのランクにこだわらず経由便でも構わなければ10万円代から20万円前半で手配できる場合もあります。直行便は割高です。ホテルを単独で手配する場合は、1泊の料金はスタンダードクラスで10,000~20,000円、スーペリアクラスで20,000~32,000円、デラックスクラスで32,000円~が目安です。そのほか、現地での交通費や観光スポットへの入場料、食費、お土産代などで1日あたり1万円から1万5千円くらいはみておいた方がよさそうです。
本場イタリアンを楽しむために気をつけたいこと
旅の楽しみの一つは食事です。心おきなく本場のイタリアンを味わうために、日本とは違う主なマナーを紹介します。まず、パスタはフォークだけで食べます。パスタを少量すくいフォークを立てて巻きつけます。巻き残りをすすりこむのはやめましょう。うまく一口分を巻き取れるように、普段から練習しておくといいですね。また、正式なイタリアンのコースの場合、パスタは前菜で、メインの魚料理か肉料理を合わせて頼みます。何人かで行くといろいろな料理を取ってシェアしたくなりますが、基本は1人1皿です。食後のコーヒーはエスプレッソです。イタリアでは食後の飲み物をゆっくり味わう習慣はないので、サクッと飲んで切り上げましょう。
シチリア島でおすすめの観光スポットをご紹介!
■ドゥオモ ディ モンレアーレ
イタリア南部のモンアーレにある指定保護文化材となっている大聖堂。食堂や回廊の大部分が当時のまま残っている。中でも2200平方メートルの面積がある回廊は最も保存状態が良く残っている他、大聖堂内のモザイク画は6500平方メートルにも及び、大規模な造りとなっている。
■ラグーサ イブラ (旧市街)
「島の中の島」とも呼ばれ深い渓谷に囲まれたラグーサの町は、緑豊かで蜂蜜色のバロック建築と迷路状の街路が特徴です。ほとんど観光化されておらず石畳みの細い路地、石造りの建物などまるで遺跡のようです。映画撮影でも使われる独特の雰囲気が魅力です。
■イブレオ庭園
ラグーザ旧市街、イブラ地区の1番東にある市民憩いの広場。ヤシの木が立ち並び、周りの山々が見渡せ、ベンチに座ってくつろぐ姿が見られます。周りの緑に溶け込むようにサン・ジャーコモ教会や石造りのサン・ヴィンチェンツォ教会があり青い空と白い建物のコントラストがきれいです。
■エトナ山
エトナ山は、イタリアを代表するリゾート地のひとつであるシチリア島にある活火山です。かつてはモンジロッペと呼ばれており、ヨーロッパでも最大規模の活火山といわれています。その標高は3329メートルであると言われていますが、現在も火山としての活動を続けているため、標高は日々変動しているようです。
エトナ山は頻繁に噴火してはいるものの、特に危険な扱いにはなっておらず、山の麓には街が広がり、その肥沃な土地を活かしてブドウを初めとする果物の栽培が行われています。このエトナ山は古代ギリシャ神話やローマ神話にも数多く登場しており、聖なる土地としての立ち位置もあります。
■コッレジャータ聖堂
コッレジャータ聖堂は、イタリア国内でも有数の観光都市として知られるカターニアの街にある聖堂です。街の中心にほど近いエトニア通りに面した聖堂となっており、イタリアの建築家であるステファノ・イッタルによって設計されました。
1758年に建造された歴史があり、かつては貴族が数多く通う高貴な聖堂として、サンタ・マリア・デッレ・レモジーナ教会と呼ばれていたこともあります。有名な教会や聖堂と比べるとそこまで華やかさはなくこぢんまりとしているものの、荘厳な雰囲気が漂っており、イタリアならではの教会建築を間近で見学することができます。シチリアバロックを代表する歴史的建造物のひとつであるとも言えます。
■オデオン
オデオンは、イタリアのシチリア島内にある都市・カターニアにある古代の劇場です。現在は遺跡となっており、かつての円形劇場としての名残を見ることができます。
このオデオンは、ギリシア様式の劇場をローマ時代に改造して造られたものとなっており、ローマのコロッセオなどと比べると少々異なる造りとなっているのが特徴ともいえます。オデオンは回りを住宅地に囲まれており、入り口がわかりづらくなっているため、訪問の際はご注意ください。地下通路はまるで洞窟のようになっており、迷路を散策するような気分を楽しむことができます。劇場内部の遺跡部分も間近で見ることができるほか、この遺跡から出土された品々も飾られており、見学と楽しむことができます。
■古代ローマ劇場
古代ローマ劇場は、イタリアを代表するリゾート地であるシチリア島のカターニアの地にある古代遺跡のひとつです。この古代ローマ劇場は2世紀頃に建設されたといわれており、ローマ帝国時代の円形劇場の中では3番目に大きい規模のものだとされています。
劇場の大きさは約192メートルとなっており、この劇場を舞台に、剣闘士や猛獣の闘いが見世物として行われていました。劇場としての収容人数は、専門家によると約1万5000人ほどの規模であったといわれており、古代ローマ帝国時代、この劇場はとても重要なものだったということがわかります。遺跡の多くは溶岩に埋もれてしまっており、かつての大劇場の一部のみしか見学することができません。
■ウルシーノ城
ウルシーノ城は、イタリアのリゾート地としても知られるシチリア島に位置するカターニアの街にある城です。ウルシーノ城は、13世紀頃にシチリア王国の城として建てられた歴史があり、現在も状態よく残されているため、城の一部は博物館として使用もされています。
博物館ではこの地方にゆかりのある画家によって描かれた絵画をはじめ、考古学のコレクションやバロック様式の壁画など、貴重な展示品が収蔵されており、観光客は見学をすることが可能です。ほか、城の敷地内には要塞や王族の居城スペース、牢獄として使われていた場所など、さまざまな構造を見ることができます。城の前にひあ広場が広がっており、エトナ山の噴流によって覆われた部分なども眺めることができます。
■大学広場
大学広場は、イタリアのリゾート地として知られるシチリア島のカターニアの街にある広場のひとつです。カターニアはヨーロッパでも最大級の活火山といわれているエトナ山の麓に広がる街となっており、古くから栄えた歴史があることから、歴史的建造物も数多くあります。
そんなカターニアにはカターニア大学と呼ばれる大学があり、その目の前には広場が広場っています。このカターニア大学はもともと修道院として造られた建物で、かつては他の場所に建てられていましたが、度重なる地震や噴火によって現在の場所に移築されました。現在は大学の一部として使用されており、広場からその外観を眺めるほか、観光客でも内部に入って見学することが可能です。
■ノルマンノ城
ノルマンノ城は、イタリアの人気観光地であるシチリア島にある城です。ノルマンノ城の歴史は1093年に建設が始められたと言われています。当時の大伯爵であるサンブルーノが納めていましたが、その後13世紀にはナポリのチャールズ1世によって管理されることとなり、一時は刑務所として使われたこともありました。
現在、ノルマンノ城は崩壊した状態となっており、2009年以降復元作業が続けられています。ノルマンノ城へはバスでアクセスすることが可能となっており、カットリーカ教会の近くから乗車し、スティロ墓地の近くで降りましょう。また、このノルマンノ城には幽霊の伝説があり、地下道を通ろうとするとかつてこの地でなくなった少年の叩く太鼓の音が聞こえると言われています。
■サン ジョルジョ大聖堂 (ラグーザ)
サン ジョルジョ大聖堂 (ラグーザ)は、シチリア州南部にあるラグーザの街のイブラ地区にある教会です。
1693年の大地震ののち、1738年に建築家ロザリオ・ガリアルディによって造られたゴシック教会で、曲線を多用している外観が特徴的な美しい教会です。教会内部は赤を基調とした内装で、ラテン十字と美しいステンドグラスを見ることができます。夏になると大聖堂前の広場にテラス席が設けられ、多くの観光客や地元の人でにぎわいます。
周辺にはバロック様式の家も多く、またミシュラン2つ星を獲得したレストランも大聖堂裏にあります。
■ヴィッラ ロマーナ デル カサーレ
古代ローマ時代の権力者の別荘として有名な建物。ローマ時代に描かれたとされるモザイク画が多く見つかり世界遺産に登録されています。50を超える部屋があり、ほとんどの部屋の床にモザイクが施されその質の高さと規模は古代ローマ時代最大ともいわれています。