昭和のレトロ感が最高！スマートボールの遊び方や遊べる場所をご紹介！

みなさんは、スマートボールというレトロなゲームをご存知ですか？昭和の頃に流行ったゲームですが、ルールもシンプルなので大人から子供まで楽しむことができ、つい夢中になってしまう注目の遊びです。パチンコなどに比べて少額なので気軽に遊べるうえ、うまくすれば景品ももらえます。現在は専用の台もかなり減っておりスマートボールのできる遊戯場は少なくなってきましたが、大阪の新世界にある「ニュースター」では今でも老若男女を問わず多くの人に楽しまれています。ここではニュースターにおけるスマートボールの遊び方やルール、またニュースター周辺の見所などについてご紹介しているので、大阪観光の際にはぜひ参考にしてみてください。

スマートボールって何？

スマートボールはパチンコ台のように針や穴が付いた箱を、斜めに倒したような見た目をしており、玉をキューで突いて飛ばし点数の書かれた穴に上手く入れることで、よりたくさんの玉をもらえるというゲームです。手に入れた玉はお菓子などの景品と交換できます。フランスで1777年に行われたバガテルというゲームが起源とも言われており、日本へは昭和初期頃にピンボールゲームとして紹介され、独自に発展してスマートボールが生まれました。

スマートボールなら大阪の新世界がおすすめ！

通天閣周辺に広がるレトロな町、新世界にはスマートボールで遊べるスポットがあります。地下鉄御堂筋線・堺筋線、動物園前駅から徒歩5分の場所に位置する遊戯場「ニュースター」は特に有名です。室内にはスマートボールの台がたくさん並んでおり、台ごとにテーマが異なる仕様なので台選びから楽しめます。営業時間も11:30〜22:00頃までと長く、平日でもにぎわいを見せるほど人気です。

レトロでディープな雰囲気が人気！

昔ながらのスマートボール台が並ぶ「ニュースター」は、昭和の雰囲気漂うレトロさが人気です。ボールを穴に入れると言う単純で原始的な遊びですが、一度始めたらつい夢中になってしまう素朴な面白みが大人たちを惹きつけています。100円でできると言う気軽さも魅力で、一度台の前に立つと昭和の時代にタイムスリップしたかのような懐かしい気持ちになることができますよ。

新世界以外でスマートボールができる場所は？

スマートボール専門店があるのは大阪の新世界だけではありません。都内では浅草の「三松館」が土日祝日のみで営業しています。また江ノ島の「朝日軒」、和歌山県の「ニューホープ」など専門店は意外と多く、身近に楽しめる遊びです。全国各地の温泉街などでも営業しているので、旅先で見かけたことのある人も多いのではないでしょうか。縁日で簡易型の台が出店されている場合もあります。料金やルールは施設によって異なりますが、スマートボールならではのレトロな雰囲気はどこへ行っても変わりません。

18歳未満は入場禁止！

スマートボールが設置されている店舗は、風営法で定義される4号営業店舗と5号営業店舗の2種類に分けられます。ゲームセンターと同じ5号営業店舗の場合は子供も遊べますが景品交換ができません。一方で「ニュースター」をはじめとする4号営業店舗はパチンコ店と同じ扱いなので、景品交換できますが18歳以下の入店が禁止されます。お店によっては入り口付近に景品を提示したり「18歳未満入場不可」などの看板を掲げたりしている所もあり、4号営業店舗と察知できますが、判別がつかず不安な場合は店内スタッフに確認してみましょう。

ニュースターのスマートボールの料金は？

ニュースターでは入場料は必要なく、ゲームセンターやパチンコ店と同じようにそれぞれの台に直接コインを入れるだけでゲームを始めることが可能です。スマートボールは1台につき100円でゲームができます。台を替えるのは自由ですが、新しい台で遊ぶには新たに100円が必要です。気が向いた時にいつでも楽しめる手頃な料金で、童心にかえったような楽しいひと時が過ごせるのも魅力のひとつです。

スマートボールの遊び方1.お金を入れる

スマートボールを始めるにはまず好きな台を1台選び、100円玉を投入します。入店後、場内のスタッフに声をかける必要はありません。ニュースターではコインの投入口が隣の台のものと並んでいるので、間違えないように注意してください。100円を投入すると台の上方からボールが25個、盤面を伝って流れ出てきます。これが最初の持ち玉となり、発射口にボールをセットすればゲームスタートです。

スマートボールの遊び方2.ボールを弾く

セットしたボールは、盤の右下に付いているキューのようなレバーを弾くと打つことができます。盤の中には「5」や「15」などの数字が書かれている穴がいくつかあり、そこにボールが入れば表記されている数のボールがもらえます。もらったボールはそのままゲームで使用でき、穴に入らなかったボールは1度打ったら戻ってきません。レバーの弾き具合をうまく調整してどんどんボールを増やし、ゲームを楽しみましょう。

ボールの数に応じて景品がもらえる！

獲得したボールはゲームで使えるだけでなく、ボールの数に応じた景品と交換することもできます。ニュースターではボールが20個以上あれば景品と交換可能です。主な景品はお菓子やぬいぐるみで、場内の壁沿いにはずらっと品物が並べられており、品物の下に示された数のボールと交換できる仕組みです。ボールの個数ごとに複数種類の景品が用意されているので、品物を選ぶワクワク感も味わえます。

景品交換の仕方

スマートボールのボールは大きく、盤の上に置いたままにしておくとゲームボードが見えなくなってしまうので、ボールを取っておくための専用の箱が用意されています。1箱に50個のボールを収納でき、重ねて置いておくことも可能なのでこまめに移しておくのがおすすめです。景品交換をしたい場合は、各台の右上にあるランプを押して店員さんに合図しましょう。すると店員さんがやって来て、ボールの数を確認し景品と交換をしてくれます。お目当の景品を目指してゲームを行えばより楽しく遊ぶことができますよ。

ニュースター周辺の観光スポットは？

ニュースターの位置する新世界には、下町情緒あふれる街並みが広がっています。個性的な外観の飲食店も多く、周辺を散策するだけでも楽しめるでしょう。またこの土地ならではの歴史や文化を感じられるスポットもあるので、ちょっとした観光にも最適です。そこでニュースターでスマートボールを楽しんだついでにちょっと立ち寄れるような、周辺の見所や飲食店を紹介します。新世界独特のディープな雰囲気とともに、昭和の頃に帰ったようなどこか懐かしい空気感を楽しんでください。

新世界といえば！「通天閣」

新世界のランドマークとも言える「通天閣」は、観光には欠かせない見所スポットです。国の有形文化財にも登録されており、中にはロマンチックに夜景を楽しめる「光の展望台」や、地上94.5mの高さでスリルと感動を一度に味わえる屋外展望台「天望パラダイス」のほか、カフェ、庭園、お土産ショップ、菓子屋さんのテナントなど様々な施設が入っているのでしっかり楽しめます。足を掻いてあげると幸福になれると言われるビリケンさんが鎮座する「黄金の展望台」も必見です。

二度漬け禁止！串かつ「だるま」

ニュースターや通天閣から徒歩1分という立地にあるのが大阪で有名な串かつのお店「だるま」です。カウンター12席のこじんまりした店舗ですが創業は昭和4年という老舗で、大阪名物とも言える串カツ発祥のお店と言われています。多彩にそろった新鮮なネタはもちろん、オリジナルの薄い衣と秘伝のタレも評判で、平日でも行列ができるほどの人気があります。カウンターに据え置かれたタレは2度漬け禁止という暗黙のルールがあるので訪れる際は厳守してください。

ニュースターの営業時間や定休日は？

ニュースターの営業時間は平日が11:30～22:00、土曜・日曜・祝日が10:00～22:00です。定休日はありませんが、不定休で月に4〜6日ほど休みの日があります。比較的遅い時間まで開いているので、大阪の夜を新世界のレトロな雰囲気の中で楽しみたい人にも最適。またお昼に串カツを食べてからニュースターでゲームを楽しみ、最後に通天閣へ立ち寄るといった流れで新世界を満喫する人も多いようです。

ニュースターへのアクセスは？

ニュースターへ電車で行く際には、天王寺動物園の最寄駅である地下鉄御堂筋線・堺筋線「動物園前駅」を利用します。5番出口から外へ出るとそのまま北上し、一つ目の信号を右に進みましょう。通りの右側の一角にニュースターが見えてきます。駅からニュースターまでは徒歩5分ほどでアクセス可能です。通天閣からも徒歩2分と非常に近いので、観光の合間にちょっと立ち寄るのにも大変便利な立地です。

まとめ

誰もが気軽に楽しめる昔ながらのスマートボール。現代ではあまり見られなくなってきましたが、特にニュースターは雑多でディープな雰囲気が新世界の空気感とあいまって、地元民だけでなく観光客にも人気のスポットです。ニュースターなら女性や若者のお客さんも多く、いつもにぎわっているので初めての人も入りやすいでしょう。大阪観光の際にはぜひ足をのばし、子供の頃に返ったような気持ちで遊んでみてはいかがですか？

大阪市のテーマパークでおすすめの記事