【岐阜】古き良きものを現代も交えて伝える陶芸の街・多治見のおすすめ観光地13選

モザイクタイル発祥の地！「モザイクタイルミュージアム」

モザイクタイルの街・多治見市笠原町にある新感覚美術館。1枚50平方センチ以下のモザイクタイルが作りあげるユニークな展示が楽しめます。藤森照信氏が設計した独創的なフォルムの建物も人気のポイント。タイルの原料を掘り出す採土場をモチーフにしており、インスタ映え抜群です。ミュージアムショップや体験工房も完備。多治見のお土産物探しにもおすすめの観光スポットです。

生活の基礎や衣食住へ繋がった物の在り方を見つめ直すことができる「ギャルリももぐさ」

陶芸作家の安藤雅信氏と衣服作家・安藤明子氏が主宰する古民家美術館。昔懐かしい和の空間に、おしゃれな作品たちがセンス良く並べられています。カフェ併設なのも魅力のひとつ。天然酵母パンや玄米コーヒーなど、こだわり素材を使ったカフェ飯も味わえます。器使いやカトラリーもセンス抜群。テーブルセッティングの参考にもなるので、多治見観光のティーブレイクにおすすめです。

国の名勝である池泉回遊式庭園で心が洗われる一時を過ごせる「永保寺」

紅葉の名所として名高い多治見を代表する観光スポットです。自然を取り入れた庭園には、樹齢700年の大イチョウがあり、多治見市の天然記念物にも指定されています。臥龍池にかかるアーチ型の無際橋は人気の撮影スポット。水面に移る四季折々の景色とのコントラストは必見です。寺院内は入場無料ですが、入山禁止時期もあるため、事前確認のうえ訪問するのがおすすめです。

明治から昭和に美濃焼で多治見を支えた商家の街並み「オリベストリート」

本町、たかた・おなだ、市之倉と、多治見に3カ所ある陶器問屋街を再現した人気観光スポット。商家を改装した陶芸ギャラリーや骨董店が建ち並んでおり、レトロな街並み散策やショッピングが楽しめます。おしゃれなカフェが集まっているのも人気のひみつ。本場美濃焼の器使いを参考にしながら、お気に入りの陶器探しが満喫できます。石窯パンや多治見やきそばなど、食べ歩きグルメも満載です。

ドイツ人神父が故郷と多治見の美しい風景を重ね合わせて建てた修道院「カトリック神言修道院」

緑豊かなブドウ畑に囲まれた修道院です。小高い丘の上に建っており、多治見のシンボル的存在になっています。日本で唯一ワインを醸造する修道院としても知られており、製造されたお酒「修道院ワイン」は、教会の売店で購入できます。ステンドグラスやフレスコ画が飾られた礼拝堂内の一部は、観光客にも一般公開されており、中庭にはルルドの洞窟を再現したマリア像が安置されています。

200頭の馬が祈願に来た歴史を刻んだ巨大な馬のレリーフ「笠原神明宮」

天武天皇の子孫が伊勢神宮から分霊したことがはじまりとされる寺院です。多治見市笠原町はタイル製造が盛んなことから、社殿はコンクリートづくり、壁や階段などはタイル張りのデザインになっています。見どころは、モザイクタイルで作られた白馬のレリーフ。太陽に向かう勇壮な姿が描かれており、タイルの街多治見を観光するならぜひ見ておきたい芸術作品です。

多治見市で一つだけの天然温泉施設「天光の湯」

多治見で温泉といえば、日帰り天然温泉施設「天光の湯」がおすすめです。高濃度のラドン療養泉で、肌にも身体にも良い温泉が気軽に楽しめます。開放的な露天岩風呂やサウナも完備。ボディケアやあかすり、アロマ、リンパドレナージュなど、本格的なリラクゼーションメニューも豊富にそろっています。メニューが充実した食事処もあるので、多治見観光の1日の仕上げにもぴったりです。

陶芸の街では子供も絵付け体験が可能！「こども陶器博物館キッズランド」

「来て、見て、体験！」がコンセプトの茶碗博物館です。大正、昭和、平成の懐かしい子供茶碗をメインに展示しており、子連れファミリーの多治見観光にもおすすめです。陶芸体験ができるのも人気のひみつ。子供でも簡単に描けるクレヨンコースをはじめ、絵が苦手な方用の転写シールコースや、下書きから色ぬりまで学べる本格絵付け体験など、多彩なコースからお好みのプログラムが選べます。

1772年創業の岐阜を代表する銘酒の酒蔵「三千盛」

多治見の地で江戸時代から続く老舗の酒蔵。超辛口にこだわった日本酒づくりで知られています。作家・永井龍男氏に愛されたことから人気が高まり、日本国内のみならず、海外でも高い評価を得ています。口当りがやわらかくて飲みやすいのが人気のポイント。辛口党のお酒好きだけでなく、女性にもファンが多い日本酒ブランドです。多治見観光のお土産にもおすすめです。