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三光稲荷神社は犬山城の麓に位置している
縁結びや金銭運上昇などのご利益があるとして人気の三光稲荷神社は、犬山城の南の登城入り口付近に位置しています。伝承によれば、天正14年に犬山城内の三狐寺山に創建され、昭和39年10月に現在の地に移築されたという歴史を持っています。「宇迦御魂大神」「猿田彦(さるたひこ)大神」、「大宮女大神」をご祭神に持ち、神仏習合の頃の趣が残っています。
犬山城とは?
室町時代の天文6年(1537)に初代城主となる織田信長の叔父・織田信康によって築城された城郭です。現在は、現存する日本最古の様式を持つ天守だけが残っています。長い期間にわたって城主がめまぐるしく変わり、2004年までは全国唯一の個人所有の城(成瀬家所有)でした。天守からは、武将たちが戦った濃尾平野を見渡すことができます。
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三光稲荷神社は犬山城主の守護神だった
初代城主の織田信康より厚く信仰され、江戸時代になると城主成瀬家歴代の守護神として信仰されてきた同社。神仏習合(日本に古来より土着している神道と仏教が融合した信仰のジャンル)の時代に三光寺と称していたこともありました。日本において神仏習合の時期は約1,000年ほど続きましたが、明治時代初期の神仏分離令により廃止され、現在の名称となりました。
犬山城へと向かう道には朱色の鳥居が連なっている
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三光稲荷神社の裏側は犬山城へとつながっており、その道に沿って真っ赤な鳥居が連なっています。綺麗に手入れされた美しい鳥居が並ぶ光景はインスタ映えも抜群で、各種媒体に女性の投稿が多くなされています。神社自体の規模はさほど大きくありませんが、京都の伏見稲荷大社を思わせるような、この朱塗りの鳥居の参道の雰囲気はインパクト大です。
三光稲荷神社にはどんなご利益があるの?
最も有名なご利益は、縁結びでしょう。そのため、恋愛成就の祈願をしにくる女性が多いです。また、男女良縁・夫婦和合・家内円満の神徳があるため、結婚後の夫婦やカップルが訪れることも多いです。他のご利益には、家内安全・交通安全・商売繁昌などがあります。また、ご祭神の宇迦御魂大神が穀物の女神だということもあり、五穀豊穣のご利益もあります。
三光稲荷神社のご祭神
先に触れましたが、同社のご祭神は「宇迦御魂大神(うかのみたまのおおかみ)」「猿田彦大神(さるたひこおおかみ)」、「大宮女大神(おおみやのめのおおかみ)」です。宇迦御魂大神によるご利益は五穀豊穣、猿田彦大神によるご利益は家内安全や交通安全など、大宮女大神によるご利益は男女良縁や家内円満・夫婦和合などとされています。