【鹿児島】雄大な自然に囲まれた個性派揃いの美術館５選

■児玉美術館

鹿児島の美術館の最初におすすめしたいのは「児玉美術館」。10万平方メートルの敷地に緑豊かな公園や美術館がある施設。海老原喜之助（えびはらきのすけ）や山下三千夫（やましたみちお）に描かれた風景画や、県内外の作家によって作られた陶芸作品が収蔵されています。特に美術館イチオシは作家・大嵩禮造（おおたけれいぞう）の作品。大嵩氏の作品は他の作家よりも多く収蔵されており、白を基調としたクールな絵画を楽しめます。

■かごしま近代文学館 かごしまメルヘン館

続いておすすめの鹿児島の美術館は「かごしま近代文学館 かごしまメルヘン館」。鹿児島出身の作家や鹿児島を舞台にした作品が展示されている「かごしま近代文学館」と、トリックアートやアスレチックがあり、童話や絵本の世界を体感できる「かごしまメルヘン館」から成る施設。特にメルヘン館は遊び心満載の空間になっています。『不思議の国のアリス』をモチーフにしたトリックアートがある「お話の遊歩道」は、子供はもちろん大人も楽しめます。

■鹿児島県霧島アートの森

3番目におすすめする鹿児島の美術館は「鹿児島県霧島アートの森」。草原の中にポツンと白い長方形の建物が佇んでいる美術館。建物内はもちろんのこと、屋外にも作品が展示されています。ドット柄をした花の作品が特徴な草間彌生氏の作品をはじめ、国内外の作家によって作られた面白く、一見何だろうと考えさせられる作品がいたるところ展示されています。美術館初心者でも最後まで楽しめる美術館になっています。

■中村晋也美術館

次に紹介する鹿児島の美術館は「中村晋也美術館」。文化勲章を受章した彫刻家・中村晋也氏のアトリエに隣接している美術館。2008年には美術館2号館もオープンし、計1000点以上もの作品が収蔵されています。鹿児島中央駅前広場にある『若き薩摩の群像』などの有名作品も展示されています。中村氏が表現したかった人間の感情などを彫刻作品から感じながら鑑賞できます。