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【沖縄】「ひめゆり平和祈念資料館」で沖縄戦を知り、平和を祈ろう

沖縄本島南部の糸満市にある「ひめゆり平和祈念資料館」。1989年に開館されて以来、訪れる多くの観光客に第二次世界大戦の沖縄戦の悲惨さを伝えています。 沖縄戦で犠牲となった、多くのひめゆり学徒隊について知ることができる貴重な場所で、慰霊碑であるひめゆりの塔も隣接しています。青春真っ只中だった幼い少女達が、どのように戦争に巻き込まれ、どのように亡くなっていったのか、一人一人の命の重みを改めて感じることのできる資料館となっています。 資料館内はテーマごとにブースが分かれていて、ひめゆり学徒隊の遺品や看護要員として働いた洞窟のジオラマ、生き残ったひめゆり学徒隊の貴重なメッセージに触れることができます。

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更新日: 2023年11月22日

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ひめゆり平和祈念資料館とはどんな場所?

沖縄県糸満市にあるひめゆり平和祈念資料館。第二次世界大戦末期の沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒について知ることができる貴重なスポットとなっています。
沖縄戦の翌年1946年に建立されたひめゆりの塔に隣接して建てられたひめゆり平和祈念資料館は、1989年に開館しました。沖縄戦の悲惨さやひめゆり学徒隊が戦争に巻き込まれていったという歴史を後世の多くの人々に伝えています。

ひめゆり平和祈念資料館の歴史について知ろう

1989年に開館したひめゆり平和祈念資料館。平和の大切さを訴え続けること、後世に沖縄戦の歴史を伝え続けることを目的として建設されました。
年々、戦争を体験した人が少なくなってきている現代。展示内容をより分かりやすくし、若い世代にも戦争の実態をより分かりやすくする為に、2004年4月に全面的な改装が行われました。改装の際には、平和への想いを未来につないでいくため、平和広場という第六展示室も増築されました。

ひめゆり平和祈念資料館の開館時間は?

沖縄戦の貴重な資料や戦争で犠牲となった多くのひめゆり学徒の展示物、生存者の証言などを見ることができるひめゆり平和祈念資料館。資料館の開館時間は、午前9時から午後5時30分となっていて、多くの人々が訪れています。最終入館の時間は、閉館の30分前の午後5時となっているので注意しましょう。営業は年中無休です。

ひめゆり平和祈念資料館の入館料はどれくらい?

ひめゆり平和祈念資料館の入館料は、大人が310円、高校生が210円、小・中学生は110円となっています。障害者と介護者の方は各1名は入館料が無料となっています。入館の際には、障害者手帳等の提示が必要となりますので持参しましょう。また、毎年慰霊の日である6月23日には入館料が無料になります。

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ひめゆり平和祈念資料館へのアクセス方法

ひめゆり平和祈念資料館までは那覇空港からは車やタクシーを使い、約30〜40分で行くことができます。那覇市内からは糸満市行きのバスに乗り約30分、さらに糸満市から82または107、108のバスに乗り約15分、ひめゆりの塔前下車すると隣接するひめゆり平和祈念資料館に行くことができます。周辺には駐車場も完備されている為、レンタカーなどで行く際も安心です。

第一展示室「ひめゆりの青春」

第一展示室のテーマは、ひめゆりの青春。15歳から19歳の青春時代を生きる少女たちの学校生活が次第に戦争の影響で軍事化されていきます。学校では軍国主義、皇民化教育が行われ、生徒たちは何の疑いもなく戦争へと巻き込まれていきます。
第一展示室では、少女たちが教えられた教育がいかに恐ろしいものだったかがわかり、教育というものの大切さを考え直すきっかけとなります。

第二展示室「ひめゆりの戦場」

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ひめゆり学徒が看護要員として動員された南風原の沖縄陸軍病院。少女たちが働いていた病院壕は、手掘りの横穴洞窟のようなもので、粗末な二段ベッドが40台ほど並ぶ質素なものでした。第二展示室では、病院壕のジオラマが再現されていて、実際に使用していた医療器具、少女たちの持ち物なども展示されています。戦場の病院壕でどのように働いていたか、負傷兵の様子などを知ることができます。

第三展示室「解散命令と死の彷徨」

1945年6月18日の夜、ひめゆり学徒たちに突然解散命令が出されます。その頃にはアメリカ軍が間近に迫っていました。解散命令から数日間で100人余りのひめゆり学徒や教師が亡くなりました。第三展示室では、生存者の貴重な証言やアメリカ軍の記録フィルムを見ることができます。戦場に突然放り出された少女たちの混乱や戦争の悲惨さを伝えています。

第四展示室「鎮魂」

第四展示室の壁面には、犠牲となった227人の遺影があり、亡くなった人々の鎮魂の空間となっています。ひめゆり学徒一人ひとりが生きた証であり、命の大切さを考えさせられます。アメリカ軍のガス弾攻撃によって、多くの犠牲者が出た伊原第三外科壕(ひめゆりの洞くつ)が実物大のジオラマで再現されています。その他にも生存者の貴重な証言本を閲覧することもできます。

第五展示室「回想」

第五展示室の壁面には、未来へのメッセージが掲げられています。これまでの展示を思い返し、戦争の悲惨さや愚かさ、懸命に生きたひめゆり学徒たち、命の大切さについて回想できる空間です。ペンと紙が用意されていて、感じたことを記すことができるようになっています。これまでの展示室と比べると明るい雰囲気で、窓からは庭に咲く草木を見ることもできます。

第六展示室「平和への広場」

2004年4月に増設された第六展示室。若い人々が平和について語り合える場を作りたいという想いから新設されました。戦争経験者が少なくなってきている現代、若い世代にも平和の大切さを伝えていくこと、戦争や平和について話せる場を作ることは重要となっています。ひめゆり平和祈念資料館を訪れたことをきっかけに、平和について考え、他の人とも話してみましょう。

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