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沖縄戦について知ろう!旧海軍司令部壕とは
沖縄戦とは沖縄の戦いとも言われ、第二次世界大戦中の1945年(昭和20年)に沖縄へ上陸した、アメリカ軍とイギリス軍を中心とした連合国軍と、防衛する日本軍で行われた戦いのことを言います。沖縄戦は主に沖縄本島で行われていますが、離島も含め沖縄諸島の各地にさまざまな施設が作られており、旧海軍司令部壕もそのうちの1つです。
旧海軍司令部壕の歴史
旧海軍司令部壕は1944年(昭和19年)に、日本海軍設営隊(山根部隊)が作った司令部壕です。コンクリートと杭木で固められたカマボコ型の横穴は、当時約450mあったとされており約4000人の兵を収容。戦後しばらくは放置されていたものの、1970年(昭和45年)に司令官室を中心とした約300mが復元、当時の歴史を垣間見ることができます。
旧海軍司令部壕へのアクセス
旧海軍司令部壕は、沖縄県豊見城市字豊見城236番地にあり、車とバスでアクセスできます。車の場合は、那覇空港より国道58号線と県道7号を通り約20分。沖縄自動車道の豊見城ICから車で約15分。バスの場合は、旭橋バス停・県庁北口バス停・県庁南口バス停から乗車し、宇栄原団地前バス停下車、徒歩約5分。豊見城城址公園バス停からは徒歩約10分です。
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旧海軍司令部壕内の施設:慰霊塔
旧海軍司令部壕内の施設には、慰霊塔があります。慰霊塔があるのは旧海軍司令部壕の入り口のそば。この慰霊塔は1958年(昭和33年)に、沖縄海友会と海軍戦没者慰霊之塔建立発起人会により建立されました。慰霊塔に手を合わせ祈りをささげてから、旧海軍司令部壕内に入ると良いでしょう。慰霊塔前広場からは、南部市街や首里城が望めます。
旧海軍司令部壕内の施設:ビジターセンター・資料館
旧海軍司令部壕内の施設には、ビジターセンター・資料館があります。ビジターセンター内にある資料館では、軍服や銃器、家族あての手紙ややかん、水筒や薬瓶といった旧海軍司令部壕内で発見された遺品。くわやつるはしなどの、壕を掘るための資料。大田實司令官の電文や写真といった、沖縄戦の様子や経過が分かる資料が展示されています。
旧海軍司令部壕内の施設:壕内
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旧海軍司令部壕内の施設の壕内約300mには、さまざまな場所があります。約20m、105段の壕入口階段を降り壕内へ入ると、迷路のように張り巡らされた薄暗い通路が続きます。豪内にある部屋は、信号室・医療室・暗号室・発電室・下士官兵員室・幕僚室・司令官室で、さまざまな資料が展示。司令官室の壁面には鮮やかに、大田司令官の愛唱歌が残されています。
旧海軍司令部壕内の施設:売店
旧海軍司令部壕内の施設には売店があります。売店では、「海人」のTシャツで有名な海人工房が製作する海軍壕Tシャツをはじめとして、ポストカードやブックマーカー、ノートやボールペンといったオリジナルグッズが販売されています。さらにご当地ジェラートも販売されており、売店内のイートインコーナーで美しい風景を見ながら食べられることも魅力です。
旧海軍司令部壕に駐車場はあるの?
旧海軍司令部壕にはもちろん駐車場があり、無料で駐車できます。駐車場には、メイン駐車場・サブ駐車場・ビジターセンター駐車場・団地側駐車場・遊具広場側駐車場・お祭り広場駐車場があり、一般車は合計100台が駐車可能。身体障害者用スペースは8台あります。旧海軍司令部壕内に近い駐車場は、ビジターセンター駐車場とメイン駐車場です。
旧海軍司令部壕周辺スポットその1:海軍壕公園
旧海軍司令部壕の周辺スポットとして有名なものが、旧海軍司令部壕の周辺を整備して作られた海軍壕公園です。園内には、エントランスゾーン・プレイゾーン・緑の森ゾーン・戦跡ゾーン・お祭り広場ゾーンがあります。プレイゾーンの遊具広場ではローラーすべり台などのコンビネーション遊具が楽しめ、戦跡ゾーンの展望台からは美しい風景が望めます。
旧海軍司令部壕周辺スポットその2:瀬長島ウミカジテラス
旧海軍司令部壕より車で約15分のところにある周辺スポットが、瀬長島ウミカジテラスです。瀬長島にある商業施設で、敷地内には47店舗が軒を連ね、沖縄ならではのものが購入できることが魅力。沖縄ならではの野菜や果物、地産メニューを中心としたグルメやスイーツを堪能したり、メイドイン沖縄の雑貨やアクセサリーなどが購入できるショップがあります。