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【沖縄】「糸満ハーレー」は大盛り上がりの海の伝統行事☆

国内で人気の旅行先に沖縄があります。その沖縄では、美しい海でのマリンアクティビティや観光スポットめぐりが楽しめますが、忘れてはいけないのは沖縄ならではの文化や歴史体験です。沖縄の各所で1年を通じて、さまざまな文化・歴史体験や伝統行事が行われており、糸満ハーレーはそのうちの1つ。糸満ハーレーは毎年行われる海の伝統行事で、爬竜船(はりゅうせん)を使って行われるさまざまな競漕で、ウガンバーレーから幕を開け、アヒル取り競争といった変わった競漕もあり盛り上がっています。今回は、その糸満ハーレーで行われるイベントや楽しみ方、周辺情報などを紹介します。

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更新日: 2023年11月21日

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村を上げて行われる伝統行事「糸満ハーレー」とは?

糸満ハーレーは、毎年旧暦の5月4日(5月下旬~6月ごろ)に、沖縄県糸満市糸満にある糸満漁港中地区で行われる伝統行事です。ハーレーは中国から約600年前に伝わったとされ、爬竜船(はりゅうせん)を使って行う競漕で、字糸満エリアの西村(にしむら)・中村(なかむら)・新島(みいじま)の3つの村が、総合優勝をかけて戦います。

この行事に込められている願いとは?

中国から約600年前に伝わったとされるハーレー。沖縄古来のサバニ(漁船)を糸満ハーレーのために飾り付け、爬竜船(ハーレーブニ)とします。爬竜船は約8mあり、船尾を龍の尾に見立てて飾り付け、海を走る姿が龍のように見えることからこの名が付きました。勇壮な糸満ハーレーは海の恵みへの感謝、大漁と航海安全を祈願して行われます。

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シーズンはいつ頃?開幕を告げる「ハーレー鉦」とは?

糸満ハーレーが行われるのは旧暦の5月4日(5月下旬~6月ごろ)ですが、シーズンの開幕はその1週間前の旧暦の4月27日です。シーズンの到来は旧暦の4月27日の早朝5時、糸満市町端区にある高台山巓毛(さんてぃんもう)のハーレー鉦(かね)が打ち鳴らされることで告げられます。ハーレー鉦は、鳴ると梅雨明けするという言い伝えも有名です。

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糸満ハーレーが行われる会場への行き方は?駐車場はあるの?

糸満ハーレーは、沖縄県糸満市糸満にある糸満漁港中地区で行われています。アクセスは、那覇空港よりゆいレールに乗り、旭橋駅。旭橋駅にある那覇バスターミナルよりバスに乗り換え、糸満ロータリーバス停下車、徒歩約5分です。駐車場は例年臨時駐車場が、糸満漁港北地区と糸満市役所駐車場に設置。そこから会場へ、無料シャトルバスが運行されています。

最初の見どころ!現役海人が爬龍船を操る「御願バーレー」

糸満ハーレーの最初に行われる競漕が、糸満の現役海人(漁師)、漁協組合青年部による「御願(うがん)バーレー」です。神事性を重んじた競漕で、「御願ではじまり、御願で終わる」と言われるほど。山巓毛で振り下ろされる白旗を合図に始まる、855mのレースは大迫力。先着順に白銀堂という字糸満の氏神へ出向き、村の「ハーレー歌」を奉納します。

「クンヌカセー(転覆競漕)」にハラハラドキドキ!

糸満ハーレーの独自の競漕が「クンヌカセー(転覆競漕)」です。レースの中盤に合図によって、船の乗り手12人が海に飛び込み、10~15秒という早業でわざと船を転覆させます。船底を見せてから船を元に戻し、乗り込んでレースに復帰。このクンヌカセーは糸満独自の、漁で船が転覆しても船をすぐに起こし漁を続ける、操船技術を競うものです。

イベントのクライマックスを飾る「アガイスーブ」

糸満ハーレーのクライマックスを飾る競漕が「アガイスーブ」です。クライマックスを飾る競漕にふさわしく、その距離は2150mで通常の約3倍で、村を代表する漕ぎ手がそろい熱戦が展開。レース後には大殿内(ヌンドゥンチ)という、字糸満のはじまりの家とされるところへ向かい、御願バーレーとは違うハーレー歌を奉納し御願で終了します。

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