【沖縄】国際通りの「てんぶす那覇」とは？徹底調査！琉球伝統文化に触れよう！

沖縄県那覇市の国際通りにある「てんぶす那覇」を知っていますか？てんぶす那覇は4階建の建物で、1階にはショッピングエリア、2階には那覇市伝統工芸館、3階には会議室、研修室、ギャラリー、4階にはテンブスホールなどがあります。沖縄の琉球伝統文化にふれられる施設で、沖縄民謡、組踊などの芸能公演を見たい人や、体験工房で琉球ガラスや首里織などの伝統工芸品を作ってみたい人などにおすすめの施設になっています。施設内にあるショップでは沖縄土産も買えます。今回は沖縄県那覇市にある「てんぶす那覇」について紹介します。

てんぶす那覇とは？

「てんぶす那覇」は沖縄県那覇市の国際通りにある、琉球伝統文化を体験できる施設です。沖縄民謡、沖縄舞踊、沖縄芝居などの芸能公演、お笑いライブのイベントなどが開催されていて、琉球びんがた体験、首里織体験、琉球ガラス体験などを楽しめます。伝統工芸販売で手作り工芸品を買ったり、ショップで沖縄のお土産を買ったりできます。

てんぶす那覇で触れる沖縄文化その1：沖縄民謡

「沖縄民謡」とは沖縄県で生まれた歌です。沖縄県にはたくさんの沖縄民謡が伝えられていて、今現在も歌い続けられています。三味線の伴奏で歌ったり、手拍子や太鼓で歌ったり、アカペラで歌ったりなど、いろいろな沖縄民謡があります。てんぶす那覇ではいろいろな沖縄民謡をたっぷりと楽しめる、芸能公演を開催しています。

てんぶす那覇で触れる沖縄文化その2：沖縄芝居

「沖縄芝居」には【歌劇】と【方言せりふ劇】の2つがあります。歌劇とは歌、セリフ、舞踊などで組み立てた芝居で、「奥山の牡丹」、「泊阿嘉」、「伊江島ハンドー小」の三大悲歌劇が人気です。方言せりふ劇とは琉球方言に近いセリフで演じる時代劇で、「首里城明け渡し」などの代表作品があります。てんぶす那覇ではいろいろな沖縄芝居を楽しめます。

てんぶす那覇で触れる沖縄文化その3：沖縄舞踊

国の重要無形文化財の「沖縄舞踊（琉球舞踊）」を大まかに分けると、18世紀頃から琉球王朝時代にかけて、王や国賓などの前で踊った【古典舞踊】、明治時代以降に庶民を題材にした踊りの【雑踊（ぞうおどり）】、戦後に作られた踊りの【創作舞踊】の3つに分類されます。てんぶす那覇ではいろいろ踊りの沖縄舞踊を上演しています。

てんぶす那覇で触れる沖縄文化その4：組踊

「組踊（くみおどり）」とは、舞踊、セリフ、音楽などで構成された歌舞劇のことで、国の重要無形文化財になっています。組踊は踊奉行の玉城朝薫（たまぐすくちょうくん）が、首里王府からの依頼を受けて創作した歌舞劇で、玉城朝薫が創作した「朝薫の五番」という、【銘苅子】、【執心鐘入】、【孝行の巻】、【女物狂】、【二童敵討】の5つの作品があります。てんぶす那覇ではいろいろな組踊を見られます。

てんぶす那覇で触れる沖縄文化その5：落語

「落語」とは言葉、仕草、小道具を使って、身振り手振りで噺をする芸能をいいます。舞台で座布団に座った落語家が扇子やタオルを使って、ひとりで何役もこなしながら噺をします。落語にはいろいろな噺があって、最後には必ずオチがあります。てんぶす那覇ではいろいろな落語家が出演していて、沖縄県出身の落語家の噺を聞くこともできます。

てんぶす那覇フロアガイド:1階　ショッピングエリア

てんぶす那覇の1階にあるショッピングエリアには、沖縄のお土産が買える「ショップなは」があります。このお店でしか売っていない、お店オリジナルのお菓子の【なはサブレ】は、7と8の数字の模様が入っていて、値段も7と8を使った金額になっています。他にも、紅型リングノート、ハンドタオル、島詩紅茶などの商品を購入できます。

てんぶす那覇フロアガイド:2階　那覇市伝統工芸館

てんぶす那覇の2階にある那覇市伝統工芸館には、琉球びんがた体験、琉球ガラス体験、首里織体験、壷屋焼体験などができる体験工房があります。伝統工芸販売ではお店オリジナルの手作り工芸品の琉球びんがた、琉球ガラス、首里織などを買えます。展示室・貸ギャラリーでは人間国宝が作った壺屋焼、琉球漆器などの作品が展示されています。

てんぶす那覇フロアガイド:3階　会議室・研修室など

てんぶす那覇の3階には、セミナー、講演会、IT講習会などができる「会議室・研修室」、琉球料理を調理して食べられる【料理体験室】がある「チーム未来の家」、写真、絵画、工芸品などの展示会ができる「ギャラリー」があって、他に「国際通り情報ステーション」、「SOHO室」、「交流サロン」、「一般社団法人那覇市観光協会」もあります。