南大東島は沖縄本島から約400㎞離れた場所にあり、北大東島と沖大東島とともに大東諸島をなすうちの1つです。サンゴが隆起を繰り返して出来た島であり、島の周囲は断崖絶壁で海に囲まれた「絶海の狐島」とも呼ばれています。砂浜がない島で子供が遊べる施設を作ることを目的にできた「海軍棒プール」は、プールと言いつつも海そのもの!波も打ち寄せ、カラフルな熱帯魚やカニなど小さな海の生き物もたくさん泳いでいます。シュノーケルやマリンシューズを利用して海の生き物を観察するのもおすすめです。今回は南大東島にある日本一ワイルドなプール「海軍棒プール」とその周辺でおすすめの南大東島のグルメが楽しめるお店を紹介します。
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「海軍棒プール」ってどんなところ?
海軍棒プールは、沖縄本島から約400km東の方面に位置している大東諸島の島の1つ、南大東島にあります。太平洋と一体化した海水浴プールです。南大東島は隆起サンゴ礁の島で周囲は断崖絶壁となっているため、海水浴を楽しめるビーチがありません。そのため、岩礁をくり抜いて造られ人工のプールが「海軍棒プール」です!
なんでわざわざ海辺にプールを作ったの?作り方は?
島の周囲は断崖絶壁となっているため、南大東島には砂浜がありません。そのため子供たちが安心して泳げる施設を、という目的で岩礁をくり抜い人工のプール「海軍棒プール」が作られました。造る際には掘る作業にダイナマイトを使用して岩をくりぬいたというワイルドなもので、プールの中は海そのもの、たくさんの魚も泳いでいます。
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海軍棒プールの名前の由来とは?
海軍棒プールがある場所は1982年(明治25年)に旧海軍の軍艦「海門」が南大東島を訪れた時に、測量用に建てた棒があります。その棒には「大日本帝國海軍」と書かれ、日本固有の領土であることを示すものであったことから、この場所が「海軍棒」と呼ばれているそうです。「海軍棒」に作ったプールなので「海軍プール」という名前が付けられました。
水中は魚もいっぱい!かわいい熱帯魚を観察しよう!
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海軍棒プールは、プールという名前がついていますが、実際は海そのもので、波もあります。水深は1.5m~2.5mほどでたくさんのカラフルな熱帯魚やエビ、カニ、ナマコやウミウシなど海の小さな生き物たちを見ることができたり、成長中のサンゴも観察することができます。プールの周囲にもたくさんの生き物が生息しているので観察するのがとても楽しいポイントです。
海軍棒プールでのおすすめの楽しみ方は「シュノーケリング」
南大東島は断崖絶壁で囲まれているため、海軍棒プールは子供たちが遊べる施設を作るという目的で作られました。島で海水浴ができるポイントです。プールと言っても海そのものなので、水深1.5m~2.5mですが、多彩な種類の海の小さな生き物を見ることができます。シュノーケルを装備してぜひカラフルな海の世界を楽しんでみてください。
海軍棒プールで遊ぶ上での注意点
自然を使用したワイルドなプールである海軍棒プールで遊ぶ際は、監視員がいなく、周囲に民家もないため自己責任で遊びましょう。突発的な大波や、海が荒れている時には利用を控えてください。満潮時には海の中に消えてしまうので干潮時に利用しましょう。滑りやすい岩やゴツゴツした岩もあるので、マリンシューズの使用をおすすめします。