なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
アルカトラズ島ってどんなところ?
アルカトラズ島はサンフランシスコ湾に浮かぶ小島で、かつては連邦刑務所が置かれた場所。絶対に脱獄できないといわれ、アメリカ中の凶悪犯が収容されていました。現在は島内や刑務所内を見学でき、日本語の音声ガイドツアーを利用すれば、誰でもアルカトラズ島の歴史や概要を学ぶことができます。今回はそんな島の魅力を紹介していきます。
アルカトラズ刑務所の歴史
1934年7月1日にアルカトラズ連邦刑務所が作られ、多くの囚人が収容されました。脱獄できないよう頑丈に作られ、ザ・ロックと呼ばれていたことはあまりにも有名。1946年3月に負傷者18人、看守の2人死亡という悲惨な脱獄事件「アルカトラズの戦闘」が起き、映画化されるほど。1963年に閉鎖され、1986年には国定歴史建造物に指定されています。
広告
今までに脱獄囚は何人くらいいたの?
今まで脱獄を試みた人数は36名いたと報告されています。そのほとんどが途中で見つかり、再逮捕や射殺されたり、冷たい海で溺死したといわれています。もっとも有名な脱獄因はモリスとアングリン兄弟。スプーンで穴を掘って脱獄し、溺死したといわれていますが、生きているとの報告も。その後の消息は現在も不明のままです。
広告
アルカトラズ刑務所に収監された有名な囚人は?
アルカトラズ刑務所に収監されていた囚人で有名なのは、マフィアの帝王で知られるアル・ カポネをはじめ、マシンガン・ケリーの愛称で知られるジョージ・ケリーやロバート・フランクリン・ストラウド、ドック・バーカーなどが挙げられます。名前を見ても、全米の刑務所で手に負えなくなった極悪囚人が集まっていたことがわかります。
アルカトラズ島のみどころ
アルカトラズ島の見どころは刑務所だけではありません。1852年に建てられた島のシンボル・灯台はサンフランシスコ市街を一望できるスポットとしても人気があります。ほかにも刑務所で使われていたコップやトレー、スプーンなどのレプリカグッズを扱うミュージアムショップも見どころのひとつ。脱獄する穴を掘るために使っていたスプーンはお土産にも最適です。
アルカトラズ島が舞台になっている作品は?
アルカトラズ島が舞台になっている作品といえば、クリント・イーストウッド主演の「アルカトラズからの脱出」が有名。モリスとアングリン兄弟をモチーフとした脱獄犯の実話を描いた映画です。ほかにも、ニコラス・ケイジとショーン・コネリー主演のテロリストとの闘いを描いたアクション映画「ザ・ロック」、人気ドラマ「フルハウス」などがあります。